瞳の奥の秘密 アカデミー賞外国語映画賞
岡山シネマクレール
原作 「瞳の問いかけ」 エドゥアルド・サチェリ
監督 フェン・ホセ・カンパネラ
脚本 エドゥアルド・サチェリ
ファン・ホセ・カンパネラ
マリアラ・ベスイエフスキー
キャスト ベンハミン(リカルド・ダリン)
イレーネ(ベンハミンの上司) (ソレダ・ダジャミル)
リカルド (パブロ・ラゴ)
ゴメス (ハビエル・ゴディーノ)
パブロ(ベンハミンの同僚)(ギレルモ・フランチェラ)
ストーリー
裁判所を退職したベンハミンは25年前の殺人事件を小説にしようと考える。
彼は元上司の美しい現検事イレーネを訪れる。
1974年ブエノスアイレスで起きた事件。
銀行員の夫リカルドの美しい妻が自宅で暴行され殺害される。
この事件を担当し追いかけたベンハミンは、当時を振り返る。
犯人を追い詰め逮捕するも、犯人は政府に協力することを
条件に、大統領のSPになっていた。
今でも当時の事件が自分の中で決着していないベンハミンは
事件をもう一度追いかける。
感想
練りにねったストーリーは、サスペンスと主人公の瞳の奥で
くすぶり続ける愛情の行方を模索しながら、進行する。
知的でロマンチックで、サスペンスもある。
主人公ベンハミンの同僚で、どうしようもなくアルコール中毒のパブロが
ピンクパンサーのピーターセラーズの様で何とも言えないユーモアを感じた。
と同時に彼の行きどころのない虚無感、馬鹿な事をしながらも
憎めない情けない男を好演。
シリアスながら、同時にユーモアもあり所々でくすくす笑いも聞こえた。
言葉遊びで、TeMO は(怖い)という意味だが
ベンハミンはそれに Aをくわえ
TeAMO として(愛してる)とする。
知的なそして、熱い主人公にしびれた。
彼のタイプはAが壊れている。
また現在と25年前を行きつ戻りつしても
25年前など明記することもなく
監督の手腕を感じた。
ベンハミンを演じたリカルド・ダリンはしわまでカッコイイと感じた。
アルゼンチン出身の1957年生まれ。
オリベッティーのタイプライターが懐かしかった。
「瞳は雄弁だ」
あなたもそう感じたことがあるでしょうか。
岡山シネマクレール
原作 「瞳の問いかけ」 エドゥアルド・サチェリ
監督 フェン・ホセ・カンパネラ
脚本 エドゥアルド・サチェリ
ファン・ホセ・カンパネラ
マリアラ・ベスイエフスキー
キャスト ベンハミン(リカルド・ダリン)
イレーネ(ベンハミンの上司) (ソレダ・ダジャミル)
リカルド (パブロ・ラゴ)
ゴメス (ハビエル・ゴディーノ)
パブロ(ベンハミンの同僚)(ギレルモ・フランチェラ)
ストーリー
裁判所を退職したベンハミンは25年前の殺人事件を小説にしようと考える。
彼は元上司の美しい現検事イレーネを訪れる。
1974年ブエノスアイレスで起きた事件。
銀行員の夫リカルドの美しい妻が自宅で暴行され殺害される。
この事件を担当し追いかけたベンハミンは、当時を振り返る。
犯人を追い詰め逮捕するも、犯人は政府に協力することを
条件に、大統領のSPになっていた。
今でも当時の事件が自分の中で決着していないベンハミンは
事件をもう一度追いかける。
感想
練りにねったストーリーは、サスペンスと主人公の瞳の奥で
くすぶり続ける愛情の行方を模索しながら、進行する。
知的でロマンチックで、サスペンスもある。
主人公ベンハミンの同僚で、どうしようもなくアルコール中毒のパブロが
ピンクパンサーのピーターセラーズの様で何とも言えないユーモアを感じた。
と同時に彼の行きどころのない虚無感、馬鹿な事をしながらも
憎めない情けない男を好演。
シリアスながら、同時にユーモアもあり所々でくすくす笑いも聞こえた。
言葉遊びで、TeMO は(怖い)という意味だが
ベンハミンはそれに Aをくわえ
TeAMO として(愛してる)とする。
知的なそして、熱い主人公にしびれた。
彼のタイプはAが壊れている。
また現在と25年前を行きつ戻りつしても
25年前など明記することもなく
監督の手腕を感じた。
ベンハミンを演じたリカルド・ダリンはしわまでカッコイイと感じた。
アルゼンチン出身の1957年生まれ。
オリベッティーのタイプライターが懐かしかった。
「瞳は雄弁だ」
あなたもそう感じたことがあるでしょうか。