ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

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もっと映画を見たい。
生き生きとくらしたい。

今頃ですが(カサブランカ)

2010-11-17 | 映画
岡山のTOHOシネマ岡南に行く。
午前十時の映画祭、毎日10時。
年配の方が多い。

カサブランカ

Play it, Sam.「あれを弾いて、時の過ぎゆくままにを」有名なせりふがいっぱいのカサブンカ。
1942年の作品をやっと映画館で鑑賞。今まではビデオだったので、映画ファンとしては少しホットしてます。
字幕岡枝慎二とありなんだか懐かしい。以前海外に行かずして7ヶ国語に通じていたという彼の本を読んだ。
実はこの映画、英語だけではなく、フランス語やドイツ語も登場する。リックのバーで
ドイツ対フランスの国歌対決というひやひや場面もある。だから岡枝さんにぴったりというわけか。
私は政治的な映画としてより、むしろ恋愛映画として見た。うじうじしたセリフがけっこうあるが、それでもいきな男ボギーは思い切るというエンディングで、ほんまにそれでええの?と私は心の中でつぶやいた。

私がボギーだったら、こんなええ女絶対はなさん。一生うじうじ思い出だけで生きるのか?

イングリッド・バーグマンの白黒だからこそ映える美しさに魅了された。
大画面に映えるクラシックな美しさ。
ラストシーンが印象深いのですっかり忘れていたが、バーグマンはベレー帽もかぶっていた。
濡れたようなあの瞳で見つめられたらハンフリー・ボガートでなくても、ぐっとくるわな~と思った。
Here's looking at you, kid!「君の瞳に乾杯」ちょくっと恥ずかしい。