今年はゴールドな現象の当たり年で、
金環日食、金星の太陽面通過、金星食と、金の付く現象が多い。
その第二弾の、金星の太陽面通過現象の当日を迎えた。
昨晩、目覚まし携帯を5時にセットしておいたが、午前4時半頃の地震の揺れで目が覚めた。
気になるのは天候。南海上に居座っている台風3号の移動の速度に、その優劣がかかっている。
この台風が速度を上げて移動するならば、見られる可能性は出てくるが、
早朝の雲画像を見る限りでは動きも遅く、望みは薄かったが、
接触開始から離れるまでに約6時間半あるので、
後半の第三接触、第四接触までに回復すればいいやぐらいの気持ちで、
一応撮影グッズを担いで職場へと向かった。
万が一ということも想定し、職場には普段より1時間早い電車で通勤。
晴れれば西大井駅の近くにある公園に陣をしく予定だったが、
朝から降っている雨は一向に止む気配がないので、西大井駅では下車せず、
品川駅経由の大井町駅で下車した。
徒歩3分の所にある会社に到着したのが午前7時20分。
もう第一接触は過ぎた時間だったが、空のほうは回復する気配は全くなし。
台風が接近中の割には、雨はシトシトと梅雨のような降りかただった。
職場についてまずやったことは、雲画像チェックから。
1時間おきに移動する画像を見ていると、午後12時頃には雲が切れそうな予測ができた。
午後12時なら、職場も昼休みなので、こそこそしなくても撮影はできると喜んだ。
時計が11時45分を回った頃、日が差し込んできて、外が明るくなった。
しかし、その状態は一時的なもので、すぐにまた曇り空に。
正午の時報と共に急いで昼食を食べる。
昼食のメニューが何であったかは、全く記憶にない。
昼食後、急いでロッカーから撮影グッズを取り出し、近くの公園へと向かう予定だったが、
出入口から1歩出ると、太陽が見え隠れしていたので、急遽その階段付近で撮影を開始。
雲の動きが早くて、フィルターをつけたり外したりと、落ち着かない撮影に。
最初の撮影チャンスは5分程度で終わった。
それでも次のチャンスが訪れることを期待し、粘ること15分。
天気は益々悪化するばかり。
その時、NTビルから1羽のチョウゲンボウが現われ、意外な場所に現われたチョウゲンボウに気を良くする。
写真も撮ったが、太陽面に補正を合わせていたため、画像を見るのには忍びない。
その後も天気は回復せずに、いよいよ第三接触の時間が迫ってきた頃、
再び空が明るくなりだした。仕事中では外に出ることも間々ならず。
正午過ぎに撮影した数コマで、「一応証拠写真が残せたからもういいや」と諦めたちょうどその時、
1本の電話がかかってきた。
その声は上司の上原さんからだった。
「なべさん晴れてきたよ。仕事している場合じゃないでしょ」
この一言で気持ちが揺すられ、再び撮影機材を持って近くの公園へ。
ちょうど第三接触がすぎ、第四接触間近だった。
空は明るくなっていたものの、雲を通しての撮影だったので露出が難しかったが、
これまでの経験と感を頼りにシャッターを切った。
全部で60コマ近く撮影したが、ほとんどがボツ画像で、まともに見られた画像は5コマという寂しい結果に終わった。
見る事ができなかった方からすれば、奇跡が起きたと喜ぶべきかも知れないが、
8年前の時に起きた同現象の時も全工程を見れず、満足度30パーセントに終わった為、
今回、最後のリベンジということで望んだが、結果的には不完全燃焼のまま終わりを遂げた。
以上
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金環日食、金星の太陽面通過、金星食と、金の付く現象が多い。
その第二弾の、金星の太陽面通過現象の当日を迎えた。
昨晩、目覚まし携帯を5時にセットしておいたが、午前4時半頃の地震の揺れで目が覚めた。
気になるのは天候。南海上に居座っている台風3号の移動の速度に、その優劣がかかっている。
この台風が速度を上げて移動するならば、見られる可能性は出てくるが、
早朝の雲画像を見る限りでは動きも遅く、望みは薄かったが、
接触開始から離れるまでに約6時間半あるので、
後半の第三接触、第四接触までに回復すればいいやぐらいの気持ちで、
一応撮影グッズを担いで職場へと向かった。
万が一ということも想定し、職場には普段より1時間早い電車で通勤。
晴れれば西大井駅の近くにある公園に陣をしく予定だったが、
朝から降っている雨は一向に止む気配がないので、西大井駅では下車せず、
品川駅経由の大井町駅で下車した。
徒歩3分の所にある会社に到着したのが午前7時20分。
もう第一接触は過ぎた時間だったが、空のほうは回復する気配は全くなし。
台風が接近中の割には、雨はシトシトと梅雨のような降りかただった。
職場についてまずやったことは、雲画像チェックから。
1時間おきに移動する画像を見ていると、午後12時頃には雲が切れそうな予測ができた。
午後12時なら、職場も昼休みなので、こそこそしなくても撮影はできると喜んだ。
時計が11時45分を回った頃、日が差し込んできて、外が明るくなった。
しかし、その状態は一時的なもので、すぐにまた曇り空に。
正午の時報と共に急いで昼食を食べる。
昼食のメニューが何であったかは、全く記憶にない。
昼食後、急いでロッカーから撮影グッズを取り出し、近くの公園へと向かう予定だったが、
出入口から1歩出ると、太陽が見え隠れしていたので、急遽その階段付近で撮影を開始。
雲の動きが早くて、フィルターをつけたり外したりと、落ち着かない撮影に。
最初の撮影チャンスは5分程度で終わった。
それでも次のチャンスが訪れることを期待し、粘ること15分。
天気は益々悪化するばかり。
その時、NTビルから1羽のチョウゲンボウが現われ、意外な場所に現われたチョウゲンボウに気を良くする。
写真も撮ったが、太陽面に補正を合わせていたため、画像を見るのには忍びない。
その後も天気は回復せずに、いよいよ第三接触の時間が迫ってきた頃、
再び空が明るくなりだした。仕事中では外に出ることも間々ならず。
正午過ぎに撮影した数コマで、「一応証拠写真が残せたからもういいや」と諦めたちょうどその時、
1本の電話がかかってきた。
その声は上司の上原さんからだった。
「なべさん晴れてきたよ。仕事している場合じゃないでしょ」
この一言で気持ちが揺すられ、再び撮影機材を持って近くの公園へ。
ちょうど第三接触がすぎ、第四接触間近だった。
空は明るくなっていたものの、雲を通しての撮影だったので露出が難しかったが、
これまでの経験と感を頼りにシャッターを切った。
全部で60コマ近く撮影したが、ほとんどがボツ画像で、まともに見られた画像は5コマという寂しい結果に終わった。
見る事ができなかった方からすれば、奇跡が起きたと喜ぶべきかも知れないが、
8年前の時に起きた同現象の時も全工程を見れず、満足度30パーセントに終わった為、
今回、最後のリベンジということで望んだが、結果的には不完全燃焼のまま終わりを遂げた。
以上
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私は金星の太陽面通過は観ることができませんでした(泣)。
たまに雲が薄くなって太陽が透けて見える状態にもなりましたが、
すぐ雲に隠れてしまいました。
しかも小雨混じりの空模様…。
観れなかったのにこれ以上コメントしても無意味なので以上で終了します。
今回が人生最後のチャンスだったのに。
まんまとサタンに邪魔されました。
この時期に台風の接近なんて絶対にありえないことです。
私も悔しくて悔しくて、文章書いてても腹立たしい気持ちで一杯です。
それにしても私と天文現象とは相性が良くありません。
これは1972年のジャコビニ流星群からずっと続いていることですが・・・・・。