病院の処方薬を飲んでいないから安心、と思っていたら、市販薬に怖い副作用があるなんて驚きだった。もっとも、化学薬品の風邪薬に眠くなる副作用があるのは、経験して知っている。
深刻な副作用が出ることを、『スティーブンス・ジョンソン症候群』と言うらしい。致死率は3%で、回復しても失明や肺機能の低下など重い後遺症が残るということだった。
番組で取り上げていた市販薬の解熱剤は、自然に身体から熱が引くのを、自然に反して無理に下げるから副作用が強いのかもしれないと思った。
人間にとって薬は必要だけれど、化学薬品の処方薬も市販薬もすべて、ある意味で、薬は毒。薬は諸刃の剣。薬は当たりとはずれのある賭け。そんな気がする。
ところで、私の母は降圧剤の服用を中止したら、認知症が改善されてきた。このことを知った時は、本当にうれしかった。もちろん本人が勝手にやめたわけではなく、主治医の判断である。その代わり、食事は塩分制限されている。高齢の身体に、薬はやはり、よくないということであり、長年の降圧剤が認知症になりやすくするというデータもあるらしい。
薄味の料理でも、母はちゃんと食べる。美味しくないとは言わない。薬を飲むより、薄味料理のほうがいいと、ちゃんと認識しているし、スプーンではなく、お箸で食べられる。記憶のことなどは、まだ完全にではないが、以前と同じように母といろいろな会話ができ、喜怒哀楽の表情が戻ったことも、この上なくうれしい。体力的には、車椅子の操作もできるし、その車椅子からベッドに、介助なしで一人で移動できることも、本当にうれしいこと。現在の母は、薬は何も飲んでいない。
やはり、〈医食同源〉がいい。薬ではなく、食べ物で身体の健康を保つのが一番だと、あらためて思った。
※医食同源=食べ物をとることで病気を予防したり治療したりすること。
深刻な副作用が出ることを、『スティーブンス・ジョンソン症候群』と言うらしい。致死率は3%で、回復しても失明や肺機能の低下など重い後遺症が残るということだった。
番組で取り上げていた市販薬の解熱剤は、自然に身体から熱が引くのを、自然に反して無理に下げるから副作用が強いのかもしれないと思った。
人間にとって薬は必要だけれど、化学薬品の処方薬も市販薬もすべて、ある意味で、薬は毒。薬は諸刃の剣。薬は当たりとはずれのある賭け。そんな気がする。
ところで、私の母は降圧剤の服用を中止したら、認知症が改善されてきた。このことを知った時は、本当にうれしかった。もちろん本人が勝手にやめたわけではなく、主治医の判断である。その代わり、食事は塩分制限されている。高齢の身体に、薬はやはり、よくないということであり、長年の降圧剤が認知症になりやすくするというデータもあるらしい。
薄味の料理でも、母はちゃんと食べる。美味しくないとは言わない。薬を飲むより、薄味料理のほうがいいと、ちゃんと認識しているし、スプーンではなく、お箸で食べられる。記憶のことなどは、まだ完全にではないが、以前と同じように母といろいろな会話ができ、喜怒哀楽の表情が戻ったことも、この上なくうれしい。体力的には、車椅子の操作もできるし、その車椅子からベッドに、介助なしで一人で移動できることも、本当にうれしいこと。現在の母は、薬は何も飲んでいない。
やはり、〈医食同源〉がいい。薬ではなく、食べ物で身体の健康を保つのが一番だと、あらためて思った。
※医食同源=食べ物をとることで病気を予防したり治療したりすること。