集めるの大好き

前からなんですが、収集癖があります。
学生の頃は、勉強もせずお菓子のレシピのコーナーに入り浸っては
気に入ったページをコピーして悦に入っておりました。
実家でとってた新聞の毎日乗ってたレシピを切り取ってクリアファイルに入れて
野菜、肉、お菓子、煮物、揚げ物、ヘルシーものと、統一性のない分け方もしてました。

バイトするようになってからはブックオフで100円のコーナーでレシピ本を買ったり
雑誌を買っては美味しそうなのを切り取ってスクラップして満足してました。
一人暮らしにあたり、箱二つ分以上になったレシピ集は持って行くのは諦め
グッチ雄三のシリーズだけ持って行きましたが、
まーったく料理は作りませんでした。
そしていま。
出版社に働いているばっかりに沢山いらなくなったレシピ本やら家庭雑誌を貰える訳ですよ。
喜んで持って帰っていたら家にはレシピ本が溢れかえってきてます。
もはや20冊以上の料理本、雑誌、７冊のクリアファイルブック。。
我に帰ったんですが、作ったのは2品程で御座います。
どないしましょかねー。

耳に残るは君の歌声

甘えた～い
と思うときに限って上手く甘えられませんでした、千絵です。
冷静な自分が後ろから見ていてぎこちなくなります。
母親に甘えられない可愛くない娘を天然物の母はどうやって此処まで育てたのでしょう。
ある意味偉大です。
そんな母親に「私のコートをあったら持って来てください」とお願いして、品川で待ち合わせしたら
「貴方のダウンコートがあったわよ」
言いつつ母が持って来てくださったのはミンクのコート。
「こっちのほうが暖かいから」と言う理由の確信犯的間違った物を渡そうとする母。
「普段使いできないから・・」柔らかく断ろうとしたものの
母「あら、普段使いしていいのよ、Gパンとかと合わせて」
えーでもなー(=_=;) と思いつつミンクのコートを一見すると…
「お母さん、これボタン全部取れてるけど」









母「ボタンなくても羽織れるし暖かいから」






私の、細部まで聞かないと自分の解釈を入れて判断してしまう思考回路の癖は親譲りでした。
ごめんなさい。それでもMothersレベルについていけませんでした。

改めて

「もの」って色んな関わった人達なり人の想いがこもってるじゃないですか。
こう、想いのこもったものを受け取ると、
同じものを今まで自分がいかに 「もの」をおざなりにしていたか
軽く扱っていたか
を痛感して、いたたまれなくなります。
なのに 次の日にはその感動が冷めないうちから「もの」を粗末に扱ってしまったりして。
そして更にいたたまれなくてやり切れなくなる。

とはいえ
人の些細な親切にも、後から思い出して感極まって泣きそうになる今日この頃、
毎日を丁寧に生きるって簡単なようでいて難しいですね。