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靖国神社

2005-05-25 09:00:00 | ニュース
訪日していた中国の呉儀副首相が小泉純一郎首相との会談をドタキャンした理由について、
靖国神社参拝をつづける意向を示した小泉首相の発言が原因
と、中国政府はいっている。
ま、大きなお世話である。


yasukunijinjaそもそも靖国神社のはじまりは、大村益次郎の発案により、
戊辰戦争での戦死者を慰霊するために、1869年に建てられた東京招魂社であり、
のちに幕末のペリー浦賀来航(1853年)以来の政争や内戦などで死亡した
「国事殉難者」をあわせまつり、
西南戦争(1877年)以降は外国との戦争での戦死者も祭神とする神社として、
1879年に靖国神社と改称した。
要するに靖国神社は、日本のために命を捧げた英霊の御霊を悼むとともに、
後進の僕らが「不戦の誓い」を新たにする場所だと、僕は理解している。


太平洋戦争後も、1945年8月18日に参拝した東久瀬稔彦首相をはじめ、
歴代の総理が幾度となく参拝している。
三木武夫首相時代、野党(社会・共産・公明)が政争の道具としてこの問題を持ちだし、
中曽根康弘首相が公式参拝と位置づけたことにより、朝日新聞が世論と中国に焚きつけ、
(かつて野党がそうしたように)外交のカードとしてつけ入れられることになった。


A 級戦犯を合祀してることを問題視しているけど、
中国がはじめてクレームをつけてきた1985年の何年も前から合祀してるのに、
外交カードになるとわかった瞬間から、そのことのみに固執するのは矛盾している。
もちろん僕は、東条英機を正当化する気は毛頭ない。
東条は国民に無用なプロパガンダをほどこし、
竹やりで B29 を落とせなどいうバカな訓練を強いてた国賊である。
なによりも遺族や首相が、戦争犯罪人を賛美して参拝してるわけではあるまい。


the_opium_warアヘン戦争で国民の身体をボロボロにされ、
賠償金2100万元を強奪され、
香港の割譲までも余儀なくされた
イギリスの首相がウェストミンスター寺院内の無名戦士の墓に参拝するのは OK で、
日本にだけ目くじらを立てるのはどういうことだろう。
8月15日に参拝するとかしないとかのレベルじゃなくて、
いっそのこと登庁まえに首相の公務として、毎日参拝してもいいと思っている。