前回のエントリーで、
五輪でのレスリング除外危機について書いた。
勢い余ってカレリンを登場させたんだけど、
むろん論証なしのことで、
しかも僕はカレリンについて知るところが少ない。
教科書風にいうと、
アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・カレリンは、
グレコローマンレスリング130キロ級で13年間無敗を誇り、
3度の五輪を含めた世界大会13大会連覇という偉業を成した。
誰もが認める、ロシアのみならず、世界レベルの英雄である。
繰り返すが、僕はカレリンについてろくに知らない。
けど、たった一度の試合で彼の強さを見せつけられてしまった。
それは、格闘家 前田日明の引退試合だ。
日明は、霊長類最強といわれていた、カレリンを引退試合の対戦相手に選んだ。
当時、日明は「リングス」という総合格闘技系のプラットフォームで闘っていて、
カレリンは総合格闘技についてはずぶの素人だった。
レスリングといってもカレリンはフリースタイルじゃなくグレコローマンで、
極論をいえば、サッカー選手がメジャーリーグで野球をするようなものだった。
結果は、カレリンの圧勝だった。
カレリンの超人的な強さの象徴として、
「カレリンズ・リフト」という技があった。
日明は、カレリンとの対戦前、
「あれはレスリングのルールだから通用する技。自分は絶対に喰らわない」
と自信満々だったのだけど、
試合ではいとも簡単に2回もカレリンズ・リフトで投げられた。
カレリンは冷戦終了前後の選手だったから、幸か不幸か、
引退ちかく、もしくは引退直後に西側のマネーに塗れることはなかった。
歴史に「if」は禁物だけど、もしカレリンが現在進行形の選手なら、
UFCやプロレス、もしかしたら立ち技系の格闘技にすらチャレンジしたかもしれない。
そう妄想するだけで、ワクワクさせられる。
カレリンのような完全無欠なスーパースターが登場することが、
レスリングの五輪残留の最強ツールのような気がする。
けれど、これがもっとも難しいことなんだろうな。
五輪でのレスリング除外危機について書いた。
勢い余ってカレリンを登場させたんだけど、
むろん論証なしのことで、
しかも僕はカレリンについて知るところが少ない。
教科書風にいうと、
アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・カレリンは、
グレコローマンレスリング130キロ級で13年間無敗を誇り、
3度の五輪を含めた世界大会13大会連覇という偉業を成した。
誰もが認める、ロシアのみならず、世界レベルの英雄である。
繰り返すが、僕はカレリンについてろくに知らない。
けど、たった一度の試合で彼の強さを見せつけられてしまった。
それは、格闘家 前田日明の引退試合だ。
日明は、霊長類最強といわれていた、カレリンを引退試合の対戦相手に選んだ。
当時、日明は「リングス」という総合格闘技系のプラットフォームで闘っていて、
カレリンは総合格闘技についてはずぶの素人だった。
レスリングといってもカレリンはフリースタイルじゃなくグレコローマンで、
極論をいえば、サッカー選手がメジャーリーグで野球をするようなものだった。
結果は、カレリンの圧勝だった。
カレリンの超人的な強さの象徴として、
「カレリンズ・リフト」という技があった。
日明は、カレリンとの対戦前、
「あれはレスリングのルールだから通用する技。自分は絶対に喰らわない」
と自信満々だったのだけど、
試合ではいとも簡単に2回もカレリンズ・リフトで投げられた。
カレリンは冷戦終了前後の選手だったから、幸か不幸か、
引退ちかく、もしくは引退直後に西側のマネーに塗れることはなかった。
歴史に「if」は禁物だけど、もしカレリンが現在進行形の選手なら、
UFCやプロレス、もしかしたら立ち技系の格闘技にすらチャレンジしたかもしれない。
そう妄想するだけで、ワクワクさせられる。
カレリンのような完全無欠なスーパースターが登場することが、
レスリングの五輪残留の最強ツールのような気がする。
けれど、これがもっとも難しいことなんだろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます