
景気の低迷と人間関係の希薄さがその大きな理由だと思われるが、
20年ほどまえからこの傾向はあったと思う。
それは、「公」と「私」の区別の明確化だったと思う。
個人経営の会社は別として、
取引先の部長さんや担当者が会社の方針で贈り物を受け取らなくなった。
一見正しいようにも思えるけど、贈る側とすれば別に見返りを期待しているわけじゃない。
素直に「いつもお世話になります」という謝意を表しているだけだ。
こないだ、大学時代の後輩女子から、お中元なのかな?
チョコレートが贈られてきた。
ちょっと前に食事をご馳走した、そのお礼らしい。
僕がチョコ好きなのを覚えてくれてたのもうれしかったけど、
美人からの贈り物はやっぱ心がときめく。
義理とか、しがらみとか、仕事上とかじゃなく、
やっぱ季節のご挨拶は贈りたい人には素直に贈った方がいい。
もらった方は、今回の僕のように、幸せな気持ちになる。
とはいえ、僕が今年、お中元を贈ったのは会社関係も含めて10人ちょい。
ま、その分、全力で選んだつもりです。