とくに、新日本プロレス。
物心ついたとき、アントニオ猪木の全盛期だった。
僕は金八世代でもあるわけだけど、
金曜8時は『ワールドプロレスリング』と決まっていて、
『金八先生』はただの一度もみたことがない。
そのころは、藤波&長州の名勝負数え歌、初代タイガーマスクの時代だった。
UWF ムーヴメントを経て、90年代は闘魂三銃士。
新日本プロレスがもっとも栄華を誇った時期だ。
その後、K-1 や総合格闘技が格闘技界を席巻し、プロレスは下火になった。
そして僕も、歳のせいもあってか、だんだんプロレスから離れていった。
先日、夜中に目が覚めて TV をつけると、『ワールドプロレスリング』が放送されていた。
新日本の旗揚げ記念日興業で、新日本の至宝、IWGP ヘビー級選手権試合だった。
王者 オカダ・カズチカ vs. 挑戦者 内藤哲也、というマッチメイク。
ん?どっちも知らないぞ。
IWGP 選手権を争うようなレスラーの名を、この僕が知らないなんて...
しばし呆然とした。
けど、さすが新日本、この二人の身体能力は素晴らしかった。
それにそのプロレスは、いい意味での昔ながらのストロングスタイルだった。
K-1 や総合でブレていたプロレスが本卦還りしていた。
とくにチャンピオンのオカダ・カズチカは、いい雰囲気をもっている。
190センチ、24歳というのも大きな魅力。
彼の必殺技「レインメーカー」とは、お金の雨を降らせるという意味だろう。
新日本の金庫を潤す新たな大型スターの誕生を感じた。
僕にとっての IWGP 王者は、故 "破壊王" 橋本真也。
このオカダという若い選手に、破壊王のような殺気あるプロレスラーになってほしい。
僕もこれを機に、もう一度プロレスの世界に浸ってみようと思う。
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mf >> ノラ猫さん
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