などというコメントを
僕より10歳以上も若い芸能人がしたり顔で喋ってるのを聞くと、
ホントかよ!ってツッコミたくなる。
僕ですら、そんな経験ほとんどない。
先日、姪っ子の運動会に招待された。
彼女は小6で、これが最期の運動会だった。
山間の田舎町の小学校で、全校児童は100人にも満たないらしい。
実はこの小学校の運動会を観覧するのは2回目で、
甥っ子(彼女の兄)が小6のときも招待してくれた。
そのときと同じ感動を、今回も味わうことができた。
名目上は小学校の運動会だけど、地域のそれも兼ねていて、
保育園児からお年寄りまで、まさに老若男女が参加するのである。
中学生とお年寄りが一緒にやる競技などは、
ルールがイマイチわからなかったにもかかわらず、
爽やかな感動をおぼえた。
僕が最も感心したのは、ズル(不正)が許されること。
もちろん何でもかんでも OK というわけじゃなく、
大きく負けてるチームのズルは暗黙の了解で許されているようだ。
そのズルをユーモアだと受け取る寛容さが皆にあって、
一様にニコニコしながらルール違反を楽しんでいるように見えた。
運営側も、無粋は言わない。
保護者のための喫煙スペースもあるし、
観覧席(テント)での飲酒もノープロブレム。
赤い顔で競技に参加しているお父さんもめずらしくない。
もちろん参加者の皆さんは、世代を超えて、
お互いの顔と名前、お住まいもわかっている。
ここでは冒頭に書いた「近所のオジサンから叱られる」現象も、
日常茶飯事なのにちがいない。
厭味じゃなく、田舎の底力を見せつけられたし、
素晴らしいコミュティが生き生きと息づいているのを実感した。
終了後、後片付けも、みんなが率先しておこない、
あっという間に撤収作業が終わった。
僕は、自分のことは棚に上げて、
日本もまだ捨てたもんじゃないという感動を胸に、
やはり赤い顔で会場を後にした。
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