佐野元春 & THE HOBO KING BAND TOUR 2006 「星の下 路の上」 福岡公演に参加してきた。
元春 完全復活！
銀色のたてがみを持ったライオンが、そこにはいた。
前回の「 THE SUN TOUR 2004-2005 」は完成度がたかく、
若いジェネレーションのあたらしいファンも獲得したと評価が高かったのだけど、
僕的には今ひとつって印象だった。
最近、ファンの間で心配されている
ヴォーカルのスランプから脱しきれてなかったような印象をぬぐいきれなかった。
しかし、今回のライヴでは、
そんな心配を吹き飛ばすかのようなシャウト（高音域は目をつぶってあげて、歳が歳ですから）。
デビュー２５周年、H.K.B 結成１０周年ということもあり、セットリストは集大成的なもの。
元春クラシックスから近年のナンバーまで、往年の名曲が惜しげもなくちりばめられていた。
もちろん、バンドのグルーヴ感もサイコー。
バッキング・コーラスの T.T.Sisters もカワイかったし、ステージに花を添えていた。
アレンジは、オリジナルへのリスペクトをじゅうぶんのこしながらも、
H.K.B の技術をあくまでも全面にプッシュ・アウトというコンセプト。
「ストレンジ・デイズ」、ゾクッときた。
今回は４列目っていうこともあり、本当に堪能することができた。
ライヴ終演後、あんまり気持ちがよかったんで、
ワインをがぶ飲みしてぶっ潰れたのが唯一のミステイク…！
