『ディパーテッド』。
レオナルド・ディカプリオとマット・デーモンというダブル主演に加え、悪役としてジャック・ニコルソンが出演という豪華キャスト。
さらに監督は、最近レオ様とのタッグが多い、巨匠マーティン・スコセッシ。
これだけそろえば、オモシロいに決まってる。
僕は観てないが、
オリジナルの『インファナル・アフェア』は、パート3まで続編ができたくらいだから、オモシロかったんでしょう。
このリメイク映画も、ひじょうにオモシロかった。
マフィアに潜入した警察官と警察に侵入したマフィア。
その緊張感がよく描かれてたし、警察組織とマフィア組織のギリギリの諜報合戦も見応えがあった。
スコセッシ監督独特のバイオレンス・シーンは、ドギツサはあるものの決してグロくはない。
登場人物一人ひとりのキャラ設定も堅牢で、どの人物にも簡単に感情移入できる演出はサスガといっていい。
ただ、「潜入」という題材上やむを得ないけど、
映画全体に緊張感が出ずっぱりだったのは、観るものを疲れさせる。
プロットは、世阿弥がいうところの「序・破・急」がなく、
オープニングからの長い潜入場面が終わると、いきなりハードランディングにラストを迎える。
タイトルが『 Infernal Affairs 』(無間道)から『 The Departed 』(死者)と変更されてることからわかるように、
「そして誰もいなくなった」的なエンディング。
このリメイク版も続編があると勝手に思いこんでたため、ちょっと唐突な感じがするラストだった。
観て損はない映画です。
でも、見終わったあと、爽快感はありません。
念のため…。
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しんごママ
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