SIDEWALK TALK

是が河豚かとたべてゐる

Chikushitei商談のため、大阪からお客さまが来津。
商談が合意に達し、急きょ お昼ゴハンを食べに、
中津一の老舗料亭 「筑紫亭」さんにお邪魔した。
筑紫亭のような老舗料亭に飛び込みなど、
普通とんでもないことなのだけど、
JC の後輩リュウちゃんのお店ということで、
無理をきいていただいた。


料理は、「さすが!筑紫亭」といった内容。
中津名物の鱧(ハモ)会席は秀逸そのもの。
お客さまは関西ということで鱧はめずらしくないはずだけど、
あまりの美味に感動されていた様子。
僕も奮発した甲斐があった。


筑紫亭では、中津の歴史も感じることができる。
福澤諭吉の扁額や特攻隊員がつけた柱の刀傷、大徳寺の高僧の掛け軸など、
あげればキリがない。
こういうモノにまったく精通してない僕だけど、
僕的に興味深いのが、種田山頭火の句の掛け軸。


筑紫亭(女将)さんの解説によると…
昭和5年11月、放浪の俳人、種田山頭火が、筑紫亭で催された句会で初めてフグを食べ、
詠んだご機嫌の句です。
「是が河豚かとたべてゐる」
と、ある。


これが名句なのかどうかは、僕ごときでは判読不可能だけど、
自由な魂みたいなものは、なんとなく感じた。

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