きょうは、夕方に、豊後高田市の叔父の家に新築祝のお返しをもっていって、食事会をする予定。
豊後高田市は、最近「昭和の町」というコンセプトで売り出し中で、それなりに成功もしている。
昭和 (24bit リマスタリングシリーズ) 長渕 剛 価格:¥ 2,800(税込) 発売日:2006-02-08 |
「昭和の町」といえば、きょうは「昭和の日」の振替休日。
4月29日は、
昭和の時代には「天皇誕生日」、昭和天皇崩御後には「みどりの日」
と、呼ばれていた日だ。
僕ら日本人は、自戒をふくめて、
それぞれの祝日の意義をもう1度見つめ直すべきなんじゃないかな。
たとえば、「体育の日」。
ハッピーマンデー制度により、10月10日から10月の第2土曜日に変更された。
「体育の日」はもともと、1964年(昭和39)10月10日に東京オリンピックの開会式が挙行されたことを記念し制定された祝日。
ハッピーマンデー制度は、連休が増えることによって、観光その他の需要が増すという経済効果を期待しての法制だろうが、
歴史的に意味や意義のある記念日を安易に移動させるのはいかがなものだろうか?
「昭和の日」となると、その意義の深さは計り知れない。
「昭和の日」の法律上の定義・趣旨は、
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」
と、なっている。
「みどりの日」っていうワケのわかんない名称から、「昭和の日」に名称変更したことはヒットだと思う。
が、メディアや教育の場などでのその取り扱いは、ぞんざいな感じが否めない。
「昭和」という時代は、得手勝手に四捨五入すると、十五年戦争と経済大国への成長に象徴されると思う。
「昭和の日」には、ほんの数分でも、そんな昭和の光と陰に想いを馳せたい。
【 追而書 】
昭和から平成に元号が変わった節目にリリースされた長渕剛のアルバム
『昭和』は、まちがいなく名盤だ。