ナントカブルーっていうアサガオ系とユウガオ、
そして、さして好きでもないゴーヤ系を3種類ほどプランターで育てている。
ナントカブルーが一番勢いがあるんだけど、
北東に面した窓で育ててるんで、実際の防暑効果は幾ばくもない。
けど、目覚めにグリーンカーテン越しに朝日が差し込んでくるのは心地いいです。
カーテンといえば、
冷戦中、ビリー・ジョエルが『 The Nylon Curtain 』というアルバムをリリースした。
そのころティーンだった僕はビリーに夢中で、これ以前のアルバム
『 The Stranger 』、『 52nd Street 』、『 Glass Houses 』などを聴きまくっていた。
『 The Nylon Curtain 』は The Iron Curtain (鉄のカーテン)を皮肉ってつけられたタイトル。
かつて栄えたペンシルヴェニア州の炭鉱都市「 Allentown 」の衰退と貧困を歌った曲や
ヴェトナム戦争の兵士への鎮魂歌「 Goodnight Saigon 」などが収められている。
このアルバムはビリーにとって会心のデキだったようで、
「僕のとっての『 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』だ!」
と、コメントしている。
けど、まだ当時の僕には、このアルバムに込められたテーマは理解できなかった。
このアルバムのエンディングを飾るのが「 Where's the Orchestra? 」というバラード。
リリックは思い出せないけど、大国をオーケストラに擬してるんだと思う。
今月末、わが国のオーケストラ -と呼べるほど豪華な布陣じゃないだろうが- はどういう編成になるんだろう?
不協和音はもうたくさんだ!
「調子っぱずれはやめてくれ」
「調子っぱずれはやめてくれ」
僕たち(の国)にも調律の時期がやってきた。
以上、カーテン雑感。