キッズ空手教室

古武術功心道 功心道空手少年部

呼吸について

2016年08月17日 | 功心道として

 

今、

リオデジャネイロオリンピックで

盛り上がっております。

日本選手団の活躍が

凄いですね。

 

陸上競技も始まりました。

酸素を極限まで消費し、

ゴールに駆け込んでくる選手。

その様子を注意深く観察すると・・



さすがに四つん這いになる選手は

あまり見かけませんが、

90°腰を折りその腰に手を当てている

様子が結構見受けられます。

 

なぜなら、こういう姿勢をとると

呼吸が楽になるからです。

 

人類が2本足で立つ以前、

脊椎動物として、

4本足で立っていたころの名残

・・・かもしれませんね。

 

直立することによって

呼吸する上で、お腹の動きが

重力に90°逆らう形になります。

四つん這いになると

肋骨のアーチに内臓を守られ

(保持され)、お腹の上下が

重力に沿っているので、

呼吸には適していると

私たちは本能的に分かっているのです。

 

 

極度に緊張し、

文字通り「息が詰まる」

状態になった時、

腰を90°折るか

四つん這いになると

呼吸が楽になり、

深い呼吸ができ、緊張がほぐれます。

 

しかしながら、

そんな緊張するような場で、

まさか四つん這いになる訳にもいきません。

 

そんな時、

呼吸が楽になる方法があります。

これでしたら人前でも大丈夫!

 

先日の演武祭で、

緊張をほぐす呼吸法の解説を致しました。 


 

少し、不自然かも知れませんが、

四つん這いになるよりは

・・・目立たないと思います。

 

一度、実践してみてはいかがですか。

 

 

 


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