今、
リオデジャネイロオリンピックで
盛り上がっております。
日本選手団の活躍が
凄いですね。
陸上競技も始まりました。
酸素を極限まで消費し、
ゴールに駆け込んでくる選手。
その様子を注意深く観察すると・・
さすがに四つん這いになる選手は
あまり見かけませんが、
90°腰を折りその腰に手を当てている
様子が結構見受けられます。
なぜなら、こういう姿勢をとると
呼吸が楽になるからです。
人類が2本足で立つ以前、
脊椎動物として、
4本足で立っていたころの名残
・・・かもしれませんね。
直立することによって
呼吸する上で、お腹の動きが
重力に90°逆らう形になります。
四つん這いになると
肋骨のアーチに内臓を守られ
(保持され)、お腹の上下が
重力に沿っているので、
呼吸には適していると
私たちは本能的に分かっているのです。
極度に緊張し、
文字通り「息が詰まる」
状態になった時、
腰を90°折るか
四つん這いになると
呼吸が楽になり、
深い呼吸ができ、緊張がほぐれます。
しかしながら、
そんな緊張するような場で、
まさか四つん這いになる訳にもいきません。
そんな時、
呼吸が楽になる方法があります。
これでしたら人前でも大丈夫!
先日の演武祭で、
緊張をほぐす呼吸法の解説を致しました。
少し、不自然かも知れませんが、
四つん這いになるよりは
・・・目立たないと思います。
一度、実践してみてはいかがですか。