下関の畳屋 岸田たたみ店 畳一筋

身近にありながらあまり知らない畳のこと、もっと知ってほしい。畳屋の日常も交えながら、さまざまな畳ライフご提案します。

畳表品評会 日本一の畳表!

2017-10-18 23:29:10 | ちょっと役に立つ畳の話
こんにちは!


『畳があれば笑顔があつまる』
家族が幸せになる畳作り、下関の国産たたみ専門店 岸田たたみ店です



週末、熊本県八代市千丁町『いぐさの里まつり』へ行ってきました。



目的はもちろん、年に一度行われる日本一のイグサを決める品評会(熊本県い業大会)の展示を拝見するため。本当は、宿泊してゆっくり語らうつもりで予定をしていたのですが、動かせない仕事が入り、今回は日帰りの強行日程でしたが、やはり熊本行きを決めました!今年刈り取ったイグサがどのような畳表になっているかを知ることは、畳を作る上でとても重要だと思うから。直接目で見て、生産者方々から生の声で、昨年と今年の草の違いや、傾向を教えていただき、大変勉強になりました。






今年度、日本一最高賞 農林水産大臣賞は、橋口英明さんでした。


店主も、以前産地研修でお世話になった方で、本当に素晴らしい畳表を織り上げます。

農林水産大臣賞は、一生のうちに一度は受賞したいと皆さんが目標にされているものですが、橋口さんは、この栄誉ある賞をなんと4度目。日本一の方といっても過言ではない、い草・畳表作りの名士です。



いぐさ作りの情熱とこだわりが、ずば抜けて素晴らしい。先日、『後世に残したいニッポンの技』として、その仕事振りが和風総本家でも紹介されていました。







今年の畳表も、実の詰まったまっすぐな草が均一に並ぶ様は、品の良さが圧倒的で、表現が下手で申し訳ないですが、本当に畳表が醸し出す雰囲気が美人なんです。初めて、橋口さんの織る畳表を拝見したときの衝撃は今でも忘れません。


当店でも、この橋口英明さんの作られた畳表を在庫しております!






私のカメラの腕前では上手く伝わらないのが、悔しいですが、畳にするとホントに圧巻の美しさです!

きっと、百聞は一見に如かず。サンプルをご用意しておりますので、ぜひ一度手に取
られて実感してください。見て頂ければ、分かって頂けるはずです。気になる方、見てみたい!という方、ぜひご連絡お待ちしております。




一人でも多くの方に畳の魅力伝わり、畳文化がこれからも、ずっとずっと続いていきますように(o^^o)




岸田たたみ店は、下関で創業50年。
小さな店ですが、畳1枚から真心を込めて
末永いお付き合いを大切にしています。
国産畳は岸田たたみ店で
山口県下関市武久町一丁目15-1
083-253-7100