基礎塾・・・とっても小さな塾です。でも、「楽しさ」「温かさ」「わかりやすさ」は塾長の心と同じように?最大級だと思います!

◆重要なお知らせ◆ 2022.03.31に閉校することになりました。長い間ありがとう!みんな元気でね!

通常どうり塾やっています!(今のところ休塾予定はありません)

2020年03月02日 19時07分37秒 | 連絡帳

新型コロナウイルス対策として小中高校がお休みになりました。大人数が集まる行事は中止のところもありますが、基礎塾は少人数の塾なので今のところ休塾の予定はしておりません。

体調不良の人はマスク着用あるいは状態によってはインフルエンザ同様保護者様の指示でお休みさせてください。

 

今回の新型コロナウイルスについて、政府からの情報もかなりわかりにくい内容のままリリースされました。

小中学生のお子さんを持つ保護者様は、相当危険なウイルスのように感じてパニックになっておられる方がおられますが、若年層の感染はかなり少なく、また感染した場合もほとんどが無症状か軽症です。

今回の一斉休校発表は安倍首相の記者会見を見たところ、ひょっとして首相自身は本当の理由を知らずに会見していたのでは無いかと思われるほとわかりにくい内容でした。また会見中しきりに「子供たちの命を守るため…」といっていましたが、おそらくは今回最も苦労を強いられる子供たちの親に対するこの措置への大義名分だと思われます。下記のWHO調査報告書からもわかるように、子供たちの命の危険はゼロではありませんが、インフルエンザなどに比べてはるかに低そうです。

ちなみに日本では季節性インフルエンザによる年間感染者数は300万人以上(推定では1000万人)、死者数は2000~3000人くらい、またインフルエンザをきっかけに亡くなった人を含めると10000人近くになります。3/3現在感染者数980人、死者数12人(きっかけに亡くなった人数を含む)の今回の新型コロナウイルスはそれほど危険な感染症ではなく、インフルエンザと同様に考えてよいものと思われます。

今回の一斉休校の本当の目的、効果は・・・

子供たちがもし学校で感染すると、一挙に大人数の感染者が出来、広範囲を動き回る子供は大人や高齢者に感染を広げる可能性があるから…それを未然に防ぐ」だと思われます。

ただ、実はこれについてもWHOの報告書にあるようにその効果に?がつきそうですが…。

 

ということなので、

地域の中でも特に少人数の基礎塾は今のところ休塾は考えていません。

普段のインフルエンザ予防と同じように、塾に来る時や帰ってからの手洗いなどを忘れず行ってください。

 

なお、2/29(日)WHO(世界保健機関)が専門家チームで中国を共同調査した結果を発表しました。

塾長の話より正確なので、特に保護者様は熟読ください。

以下の通りです

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(NHKからの引用はここから)

WHO調査報告書 症状の特徴・致死率など詳しい分析明らかに

新型コロナウイルスの感染が広がっている中国で、WHO=世界保健機関などの専門家チームが行った共同調査の報告書が公表され、感染者の症状の特徴や致死率などについて詳しい分析を明らかにしました。

この報告書は、WHOが派遣した各国の専門家や中国の保健当局の専門家らによるチームが現地で調査にあたり、2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて分析しています。

それによりますと、感染者からみられた症状は
▽発熱が全体の87.9%、
▽せきが67.7%、
▽けん怠感が38.1%、
▽たんが33.4%、
▽息切れが18.6%、
▽のどの痛みが13.9%、
▽頭痛が13.6%などとなっています。

また、感染すると平均で5日から6日後に症状が出るとしています。

感染者のおよそ80%は症状が比較的軽く、肺炎の症状がみられない場合もあったということです。

呼吸困難などを伴う重症患者は全体の13.8%、呼吸器の不全や敗血症、多臓器不全など命に関わる重篤な症状の患者は6.1%だったということです。

重症や死亡のリスクが高いのは60歳を超えた人や高血圧や糖尿病、それに、循環器や、慢性の呼吸器の病気、がんなどの持病のある人だということです。

逆に子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、重症化する人はごくわずかだとしています。

子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったとしたうえで、調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘しています。

一方、5万5924人の感染者のうち死亡したのは2114人で、全体の致死率は3.8%でした。

致死率は高齢になるほど高く、80歳を超えた感染者の致死率は21.9%と5人に1人に上っています。

特に、合併症の患者は致死率が高く、
▽循環器の病気がある人は13.2%、
▽糖尿病が9.2%、
▽高血圧が8.4%、
▽慢性の呼吸器の病気が8.0%、
▽がんが7.6%となっています。

また、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢は、致死率が5.8%なのに対し、その他の地域では、0.7%と大きな差が出ています。

さらに、ことし1月1日から10日までに発病した患者の致死率は17.3%となっているのに対し、2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%と低く、感染拡大に伴って医療水準が向上した結果だと分析しています。

 

(ここまで)

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また衛生行動や医療水準の違い(日本の方がはるかに高い)もあり、日本ではWHOの報告書の数値よりさらに低くなりそうです。

 

さて…

今日も府立高校受験生と、下級生の自習組がもくもくと勉強中です。

 

9:35 全員元気に帰りました