月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

【赤穂事件(6)】みちくさ=回向院=

2012-02-18 22:03:51 | 赤穂事件
赤穂浪士が襲撃した吉良上野介の邸宅跡に行ってみようと思いたち、JR総武線の両国駅で下車してみました。

お相撲さん

お~いるいるさすが両国お相撲さんが歩いている~自転車にも乗っている~
新国技館も駅前だし相撲の町なのですね
今度、機会があったら江戸東京博物館にも行ってみよ~っと


回向院の山門

赤穂浪士が吉良邸討ち入り後、門が固く閉ざされ入れてもらえなかった回向院。今は何の問題もなく入れます

力塚

回向院の山門をくぐるとすぐに「力塚」が目に入ります。
江戸時代、回向院の境内では定期的に相撲興行が行われ、明治42年(1909)には境内に隣接して国技館が完成し、天候に関わらず相撲が開催されるようになったという、非常に相撲と縁の深いお寺であることがわかります

回向院ご本尊

オーブが なんと大小たくさんのオーブが
なんまんだぶ  なんまんだぶ  なんまんだぶ(-人-)

浄土宗 回向院は、明暦3年(1657)1月18日から1月20日に起こった、死亡者10万人ともいわれる明暦の大火で、無縁仏となった多くの犠牲者を供養をするために開かれました。

この回向院も近世、大正12年(1923)9月1日の関東大震災(神奈川県、東京府を中心に死者行方不明およそ10万5千人)で壊滅的な被害を受け、やっと復興したのも束の間、第二次世界大戦末期の昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲では、およそ100万人が罹災し、推定10万人が犠牲になり、お寺も灰燼に帰してしまいましたが、長い年月をかけ地域の人々とともに復興してきたのだそうです。

東日本大震災からまもなく1年。
長い年月がかかろうとも、きっと復興すると信じています

鼠小僧の墓

回向院には動物の供養塔と海難事故の供養塔などもあり、鼠小僧の墓もありました
鼠小僧は実在していたのだそうです
墓石を削って財布に入れておくと、金回りがよくなるそうですよ

ちなみに、裏門を出て左に折れて、まっすぐに100mほど歩くと、本所松坂町公園(吉良邸跡)につきます


赤穂義士祭2012 2012-12-14 につづく~
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