月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

【乃木大将(11)】第3次旅順総攻撃(その2)

2012-03-02 21:20:26 | 乃木大将

どうもどうも、第3次総攻撃のシリーズは、 (その1)乃木の覚悟で始まり、ちまちまと次回以降は、こんな感じで進める予定です

(その3)第3軍待望の増援軍
(その4)総攻撃開始(第一日目) 
(その5)白襷隊
(その6)203高地を獲れ! 
(その7)満州軍総参謀長 児玉源太郎大将の到着
と、続いていきまふのれ、お楽しみに

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第1次総攻撃  第2次総攻撃  28サンチ榴弾砲  旅順要塞降伏
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【乃木大将(11)】第3次旅順総攻撃(その2)
ロシア軍の備え
ロシア軍のコンドラチェンコ少将は、日本軍は脆弱な北西方面から攻めてくると予想し、203高地の防御を強化し、後方に予備兵力を待機させ、その他の堡塁、砲塁なども、地雷を埋め直し、鉄条網を張り直して電流を流し、散兵壕、連絡網などを修復した。

日本兵は攻め登ると、まず地雷原を突破しなければならない。
踏むと爆発する地雷を設置し、さらにその地雷の左右に導火線を配線し、兵士の体を隠せそうな窪みや、岩陰などに導火線をつないだ地雷を設置する。
こうすると、まず地雷を踏んだ兵士を吹き飛ばし、その爆発音に反応した別の兵士は、付近の窪みに身を伏せたり、岩陰などに身を隠すが、導火線で配線された地雷が誘爆し、危険を避けたはずの兵士を吹き飛ばす。

仮に地雷原を突破しても鉄条網に妨げられ、これが夜間であれば爆発音の方向や鉄条網付近を探照灯で照らすと、攻め登る兵士や鉄条網に釘付けにされている日本兵を容易に発見することができる。
網に引っ掛かった魚を狙うように、機関銃と小銃で十字砲火を浴びせ、榴散弾を降り注ぐという、恐ろしく巧妙な罠が仕掛けられた。

ロシア軍のマキシム機関銃は装輪で防楯が装備されているので、野砲や山砲のように、どこにでも引き回すことができた。
銃身は冷却水の入った太い冷却器で覆われ、ズックの布ベルトで200発程度給弾でき、20秒ほど撃ち続けることができる。
旅順要塞が日本軍に包囲されてから補充がないので、やや減って40に満たなかったが、それでも攻める側に与える脅威に変わりない。

このところ勝ち続けているロシア軍の士気は高く、擱座した艦艇の艦載砲を砲台に据え付け、水兵も加え兵力は約32,000人、火砲約640までに回復し第3軍を待ち受ける。

今日の記事は、ちと短かった

 前の記事 乃木の覚悟 
 待望の増援軍 へつづく~ 
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赤穂事件  乃木と赤穂事件
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