りっくんランド あさかちゃん りっくん
写真左から児玉源太郎 、 攻撃ヘリ コブラ
90式戦車 、 がんばろう!!日本のステッカー
---------------------------------------------------------------------
がんばろう!!日本へ 月乃和熊も賛同しております
---------------------------------------------------------------------
【乃木大将(16)】第3次旅順総攻撃(その7)
満州軍総参謀長 児玉源太郎大将の到着
11月27日、乃木は満州軍総司令部の意向に反し、突如として単独で203高地に攻撃目標を転換し、その攻略に全力を傾けたが、ロシア軍も猛将コンドラチェンコ少将指揮のもと頑強に抵抗した。
しかし、5日間に渡る息継ぐ暇もない戦闘で、両軍ともに疲労困憊し、12月1日より203高地山頂での睨み合いとなった。
12月1日
この日、満州軍総参謀長 児玉源太郎大将が前線に到着した。
満州軍総司令部で、攻撃目標を203高地に転換したと聞き、急遽乃木のもとへ駆けつけたのだ。
これに先立つ、11月14日の御前会議で、海軍より初めて正式に203高地の早期奪取を要請され、203高地主功に決定されたにも関わらず、満州軍総司令官 大山巌元帥と児玉は、あくまで東北正面の最強の三大堡塁への攻撃から、要塞の象徴ともいえる望台堡塁を抜き、旅順要塞そのものの陥落を基本戦略としていた。
それはなぜか。
陸軍としては203高地を攻略して、海軍が旅順港への照準砲撃で旅順艦隊を殲滅したとしても、旅順の死命を制する事にはならないからだ。
さらに旅順攻略後、第3軍は速やかに満州北方へ移動し、来たるべき大会戦の一翼を担ってもらわなければならない。
児玉が来た本当の理由は、乃木が満州軍総司令部の意向に背き東北正面攻撃を棚上げにして、203高地を主攻としたことに驚いたからではなかろうか。
それならば、上官の方針に背いたのだから、乃木を更迭する意味で、児玉が満州軍総司令官 大山元帥から預かったという、指揮権剥奪の命令書を持参していた、ということはあったかもしれない。
大山は11月28日、203高地への攻撃がはじまってから、乃木へ訓令を与えた。
今までの戦闘・苦戦に長々と敬意を表し、旅順要塞の死命を制するため今までの失敗に懲りず、さらに奮励努力し初志を貫徹して欲しい。としたあと、
「予は自今貴官とともに再興三興を厭わず、一難ごとに堅忍の度を加うるの精神をもって任務を遂行せんと欲す」と、なんとも微妙な表現だ。
捉え方によっては、「3度目の総攻撃となるが、今までの失敗に気落ちせず、苦難を耐え忍んで正面攻撃を貫き陥落を目指せ。」とも取れる。
あるいは、乃木が「203高地主功に転換したことを渋々ながらも承知するが、旅順要塞は正面攻撃で陥せ。」と言っているのではないかと思う。
「任務の遂行」とは、「旅順要塞の死命制す」ことであり、旅順要塞そのものの陥落であることに他ならない。
前の記事 攻撃目標は203高地
児玉源太郎の覚悟」へつづく~
---------------------------------------------------------------------
第1次総攻撃 第2次総攻撃 第3次総攻撃 28サンチ榴弾砲 旅順要塞降伏
---------------------------------------------------------------------
気が向いたらポチッとな
---------------------------------------------------------------------
【ラーメンでも復興支援】
(参考価格4200円)
【セキュリティソフトでも復興支援】
(参考価格3,000円)
アフィリエイトで得られた金額は寄付します。ここから注文してね
写真左から児玉源太郎 、 攻撃ヘリ コブラ
90式戦車 、 がんばろう!!日本のステッカー
---------------------------------------------------------------------
がんばろう!!日本へ 月乃和熊も賛同しております
---------------------------------------------------------------------
【乃木大将(16)】第3次旅順総攻撃(その7)
満州軍総参謀長 児玉源太郎大将の到着
11月27日、乃木は満州軍総司令部の意向に反し、突如として単独で203高地に攻撃目標を転換し、その攻略に全力を傾けたが、ロシア軍も猛将コンドラチェンコ少将指揮のもと頑強に抵抗した。
しかし、5日間に渡る息継ぐ暇もない戦闘で、両軍ともに疲労困憊し、12月1日より203高地山頂での睨み合いとなった。
12月1日
この日、満州軍総参謀長 児玉源太郎大将が前線に到着した。
満州軍総司令部で、攻撃目標を203高地に転換したと聞き、急遽乃木のもとへ駆けつけたのだ。
これに先立つ、11月14日の御前会議で、海軍より初めて正式に203高地の早期奪取を要請され、203高地主功に決定されたにも関わらず、満州軍総司令官 大山巌元帥と児玉は、あくまで東北正面の最強の三大堡塁への攻撃から、要塞の象徴ともいえる望台堡塁を抜き、旅順要塞そのものの陥落を基本戦略としていた。
それはなぜか。
陸軍としては203高地を攻略して、海軍が旅順港への照準砲撃で旅順艦隊を殲滅したとしても、旅順の死命を制する事にはならないからだ。
さらに旅順攻略後、第3軍は速やかに満州北方へ移動し、来たるべき大会戦の一翼を担ってもらわなければならない。
児玉が来た本当の理由は、乃木が満州軍総司令部の意向に背き東北正面攻撃を棚上げにして、203高地を主攻としたことに驚いたからではなかろうか。
それならば、上官の方針に背いたのだから、乃木を更迭する意味で、児玉が満州軍総司令官 大山元帥から預かったという、指揮権剥奪の命令書を持参していた、ということはあったかもしれない。
大山は11月28日、203高地への攻撃がはじまってから、乃木へ訓令を与えた。
今までの戦闘・苦戦に長々と敬意を表し、旅順要塞の死命を制するため今までの失敗に懲りず、さらに奮励努力し初志を貫徹して欲しい。としたあと、
「予は自今貴官とともに再興三興を厭わず、一難ごとに堅忍の度を加うるの精神をもって任務を遂行せんと欲す」と、なんとも微妙な表現だ。
捉え方によっては、「3度目の総攻撃となるが、今までの失敗に気落ちせず、苦難を耐え忍んで正面攻撃を貫き陥落を目指せ。」とも取れる。
あるいは、乃木が「203高地主功に転換したことを渋々ながらも承知するが、旅順要塞は正面攻撃で陥せ。」と言っているのではないかと思う。
「任務の遂行」とは、「旅順要塞の死命制す」ことであり、旅順要塞そのものの陥落であることに他ならない。
前の記事 攻撃目標は203高地
児玉源太郎の覚悟」へつづく~
---------------------------------------------------------------------
第1次総攻撃 第2次総攻撃 第3次総攻撃 28サンチ榴弾砲 旅順要塞降伏
---------------------------------------------------------------------
気が向いたらポチッとな
---------------------------------------------------------------------
【ラーメンでも復興支援】
東北ご当地ラーメン4種類16食セット(1)(福島白川ラーメン火風鼎・喜多方ラーメン大みなと味平・宮城仙台ラーメンみずさわ屋・青森長尾中華そば)【東北 名産 ラーメン】 | |
バリインダー | |
バリインダー |
【セキュリティソフトでも復興支援】
スーパーセキュリティZERO [ダウンロード] | |
クリエーター情報なし | |
ソースネクスト |
アフィリエイトで得られた金額は寄付します。ここから注文してね