奇妙山

2012年09月18日 | 風景

本日は久しぶりに水彩色鉛筆を使って風景画を描いてみた。
モデルとなった山は、わが家より東方向に見える奇妙山、標高1099.5メートルの山まである。身近にある山のことゆえ、たびたび風景画のモデルとしてわがブログに登場していただいている。

奇妙、奇妙と名前は奇妙なれど、前にも書いたと思うが、この山は眺める方向によって、なだらかな尾根続く優しげな姿だったり、反面岩塊ゴロゴロの難攻不落の山城築ける岩山だったりと、著しくその山容が変化する。丁度この絵の方向が荒々しい奇妙山の姿で、私の好きな姿だ。

いくつかのハイキングコースもあり、低い山にしては、西の北アルプス、北の黒姫・妙高の北信五岳の眺望よろしく、眼下には真田十万石の松代城下町が一望できる。
古くは信仰の山らしく、あっちこっちに石仏が置かれ、北西斜面には何百の小型古墳が置かれた大室古墳塚群がある。

春、山も南斜面裾は杏花でピンクに染ま理、雪のアルプスと共演する。今年の春、その絵を描こうと出かけ、何枚も写真に収めたが、技量未熟のため断念。また何時かの機会に挑戦・・・ まっ 一生無理か。(笑)


鈴木 福

2012年09月09日 | 似顔絵

前々回『天才子役』の続き話し。

子役は子供っぽい子役がいい
 大人びた子役は子役じゃ ねー

子役はカワイくイ方がいい
 でも整いすぎは子役じゃ ねー

子役は頭が良いほうがいい
 でも賢すぎはよく ねー

子役は行儀の良いのがいい
 でも多少のテンネンも ねっ(^_-)-☆

で、今日の絵は上記条件◎の現在の子役スター『鈴木 福』くん。
なにしろ。仮面ライダーの大ファンで、将来は『仮面ライダー』か『ピザマン』になりたいとか。
ガンバレ福くん、君ならなれる♪

ってことで、『仮面ライダー』になった福くんを、B4クラフト紙に色鉛筆と毛筆ペンで描いてみた。

仮面ライダー ヘンシン 
「ツゥーース!

ありゃりゃ福が ・・・ ピンクのベストに^^;」


投網漁

2012年09月07日 | 情景

いつもの暑苦しさと違い、昨夜は開け放した窓より流れ込む涼しい夜気に誘われて、今朝がたは起きたつもりが、ついの二度寝、定時の散歩時間を大幅に遅刻して起床。
二階の窓から眺める山の景色は、ほんのり白い霧色の山。身支度整え散歩に出かける。
耳に差し込んだラジオのイヤフォンより聞こえる天気概況。

「久しぶりに涼しい朝を迎えました。今日は『白露』、草木の葉っぱに露が降りる日です」と。
また、「長野県の菅平では、朝の最低気温が10℃を切った(9.8℃)のは、六月中旬以来です」とも言っている。

この菅平とはわが家より毎日仰ぎ見ている山である。ちなみに長野市の最低気温は18.4℃。

「北関東各地、長野北部・中部、朝のうち濃霧注意報が・・・」

おおっ いよいよ秋本番、過ごしやすい秋である♪

「朝の霧は日中はよく晴れると言われますが、間違いなく今日の日中はよく晴れた一日になるでしょう」

たしかによく晴れた。
おかげで気温もぐんぐん上昇し、長野市の最高気温は32℃へ!
昼、用事で近くの信州新町へ出かけたが、途中の道路上にある温度計は35℃を表示!!
これじゃ・・ からだがもたん(T_T)

通ってことで、今日の絵は、『朝霧立つ千曲川の投網漁』
なお、川の景色と投網漁の景色は、もともと別の写真だったものを合成しましたので ^^;


天才子役

2012年09月04日 | 似顔絵

記録尽くめのクソ暑い八月も過ぎ、いよいよ日々過ごしやすい秋の九月に突入。
皆様方おかれましては、いかがお暮らしですか?

何? ガソリン価格が上昇したままで下がらない・・・
ガスも値あがったまんま、おまけに電気料値上がりの追い討ち!

やっと朝夕涼しく感じられるようになり過ごしやすくなったと思ったら、心と財布は一気に秋飛び越して、もー冬の季節ですかっ・・・ (T_T)

さてそんな愚痴は別として、今日の絵、誰だか分かります?
なにしろ昨今のクソ暑い気温で全然絵を描く気が起らず・・・ やっとこさ気を奮い立たせ、なんて大げさなもんじゃないが、汗かきかき鉛筆で描いた一枚。
私が天才と思ってる子役さんです。
え!? わからない・・・
でしょうねー(笑)。
毎度ながらの私の似てない似顔絵、ましてやモデルは古い映画だしね ^_^;

最近テレビ等は天才子役と言われる『ジャリタレ』が大賑わい。
うまいのか下手なのか別として、ドラマでちょっと泣ければ天才。長台詞言えれば天才。ちょっと顔のつくりがカワイイと天才etc.・・・
と、毎年毎年『天才』の冠かぶった子役の大出現。これじゃちょっといい演技されても食傷気味。
まるで天才の大安売り状態ね(笑)
あっ! また話がそれちゃった(笑)

絵の答えは『マルセリーノ』坊や。
って言っても、絵が下手だからわからないかな(笑)
1955年のスペイン映画『汚れなき悪戯』に出演した子役さんです。
映画はごく普通の宗教映画。修道院の中、男手一つの修道士さんたちに育て上げられた孤児の話しなんですが、この子が大人社会の中に育っても、もー純真無垢、天真爛漫っうか・・・ 涙あり笑いありの感動ものの演技。
まっ、宗教映画って言ってしまえばそれきりなのですが、一見の価値はあると思います。

世の中に天才と呼ばれる子が多々あれぞ、これぞ天才の中の『天才子役』  だと思っています


中条の棚田

2012年08月26日 | 風景

えー 先週は甥っ子の結婚式に出席。
場所は京都、足は姉のダンナのミニバン。運転担当は、もちろん車の持ち主の義兄と姉、私とかあちゃんはただの乗り手。朝の八時に長野を出て、北陸道回りで滋賀県入り、京都入京(ホテルチェックイン)午後の五時。翌日挙式でもう一泊、帰りの道は東名経由で中央道、乗ってるだけでも疲れたWa ^^;
しかし考ええみれば、かあちゃんと連れ合って三十年、車中泊の旅行は何度もあるものの、ホテル移動無しの旅行は新婚旅行以来、しかもリゾートホテル、ホテルをとってくれた甥っ子夫婦に感謝です。

本日の絵はそんな京都か結婚式の絵でもと思ったが、日々35度超えの京都の暑気か、旅疲れ・・・ 帰宅してから一枚も描いてない。
しかしブログをやっている以上はこんなこともあろうかと、前よりちょこよこ描き貯めておいた絵でお茶濁す ^m^

ってことで、本日の絵は長野市の西部にある中条地積(合併前は下水内郡中条村)板倉の棚田。五月末か六月初めの田植え後の棚田の風景。というのも、またも長野市広報の写真から描きました故^^;。
っしかしなんですかねー、最近山に行っても農地の荒廃が進んで描いたような棚田も少なくなりました。
整然と耕された棚田も少なくなりましたが、人口問題、都市の集中化、行政の合理化等の流れなんでしょうかねー、最近の合併で由緒ある郡名も棚田同様消えていきますね。近い例で今回の平成の大合併で私が生まれた郡名、『更級郡』が地図から消えました。
そう・・・ 更級そばの更級。そして南安曇野郡も消えました。
みんな隣村の市へと吸収され、山間部はいよいよ人口流出、田を守れる老人はもう限界状態。
草刈も難儀な状況です。
今回の板倉の棚田は、全国棚田百選に選ばれており、このような棚田はなんとか地元民の協力、ボランティアの手などで辛うじて維持されてますが、ほとんどの山の田は元の山の姿に戻りつつあります。
わが家の山の田も、義父は九十、義母八十八入院中で耕作したくとも手が無く昨年耕作放棄、田は雑草に覆われました。
風景としては残していきたいが、実際はね ^^; 
偉そうなこと言ってわみたものの、 私ってダメ ねー (T T)