花婿の父2

2012年04月20日 | 雑記
名前も知らず、生まれ在所も知らない彼女を連れてきて、「今月から一緒に暮らします。籍も入れます」と、まー 前の『花婿の父1』の話は、丁度一年前の四月。未曾有の災害をもたらした、東日本大震災・福嶋原発事故の衝撃が未だ日本全土をを重く押しつぶしていた。

初めて連れてきた日に籍入れますと言われ、思考回路がプツンと切れた。
籍入れるってことは…  結婚するということだよね?!
っー てことは… 
げっ! 新たに私に娘ができるということなのだ!!!!
そして娘となるべきその女性の情報は、娘となるのに、お歳も名前も何一つ知らず、調べる時間も無し ^^;

会えば確かにいい娘、さすが我が息子と褒めたいところ♪
初めてわが家に来たのに、じいちゃんが入院していた病室まで顔を出してくれたりして、明るくて、おとなしく、素直そう。うん、頭の周りから後光が射しそう、金色の後光が…
アハ 金髪だ、それも三輪明宏さんに負けず劣らぬ見事な金髪!!!
そしてこの頭で福祉のお仕事・・・
 
こてっ \(゜ロ\)コ」』
^^;
大震災の衝撃に引き続き、またも衝撃が我が家を襲った。
世間は春本番。
梅が咲こうが、杏の花が開こうが、が満開でも、中止中止の自粛の嵐。我が家の息子もそれに倣ったのか、婚礼自粛?否、お金が無いから^^;

とうちゃんとしても困った。
未だ口うるさい地方都市、婚礼もしないで家に入ろうものなら、「あれ、どこの嫁さん?どこの馬の骨?」滔々と後ろ指でツンツンツン!
5月の両家の顔合わせ、会うたびごとに懐柔策。
女性ならば一度は着たいウエディングドレス、年老いても若いときに着なかったからと写真撮る人も大勢。どうせ着るなら若いうち♪

懐柔策が効いたのか、無事に式あげた今年の四月。
江戸の桜は五分散りだったが、こちらのつぼみはまだ固く、昨日今日で開花宣言。
杏の花今満開♪

って言うことで、今日の写真は昨日撮ってきたアルプスを背にした長野市松代東条の杏の花です。


花婿の父 1

2012年04月16日 | 雑記
14日は婚礼だった。
式場は、千葉の浦安。出席者は両家合して80人ほど。
式場の手配初め、諸々打ち合わせ・段取りは全部、当事者である息子と嫁がお膳縦、わたしとかあちゃんはお客様。
ほんと楽な結婚式だったが、ちょークタビレタぁ~~ ^^;
と、いうのも、わが家の婿様二男坊だが、上の姉ちゃん、兄ちゃん、まだ独り者、おかげで今回初挑戦、右も左もわからない ^^;。

話は今を遡ること一年前の3月。
大学終え、勤めだして二年過ぎたたこじろう、突然「アパート引っ越す」と言ってきた。
それまでのアパートは、大学で4年、勤めだして2年の計6年。安さが魅力の学生相手のアパート故、部屋のサイズは申し分なきくらいに狭い。
だから、前々から「引越ししたい」と言っていたので、了承。考えることなく保証人の判を押す約束する。

ところが、アパートを借りる保証人のハンコをもらうべく、三月に一度帰省した時の話である。
「4月になったら一緒に住みたい女性がいるから、引越し済んだら連れていくね」と。

なぬっ! 同棲?
女性と一緒に住むだぁあ?!

今まで彼女などいるなんて話、これっぽっちも聞いたことない。
かあちゃんに「知ってるか?」と聞けば、首を横振理、初耳だとのこと。
親二人、ハトが豆鉄砲くらったような顔。
反対である。断固反対である。

その夜、家族全員がそろったとこで、家族会議。
かあちゃんと私は絶対反対。
籍入れるのもよし、結婚するのも良し。ただし、相手の親御さんの承認得た後、両家で顔合わせし、結婚式やったら入籍し、一緒に住めばいいとの見で統一。

しかしたこじろうは、「二人の間では入籍し、結婚式はやらないって話になっているから、結婚式はやらないのっ!」と、頑固一点張り。
他の子供二人は、「いまどき同棲は普通。同棲して馬が合えば入籍すれば良いのよ。一緒に暮らしもしないで結婚、で、そりが合わずに離婚の方が問題よ」と、たこじろう側の意見。
親御さんが手塩にかけて育てた娘さん、犬猫もらってくるのと訳違う。
ましてや、親御さんの名前も、どこに住んでいるのかも。
自分でも娘の持ってる身、独身女性⇒同棲=傷物との方程式が頭をよぎる。

速まるなっ! あいての親御さんわ?
「引越し済んだら、挨拶に行く」
む!? 先に同棲有りきか・・・。 反対、反対、同棲だけは、絶対反対。

4月、「彼女の家へ行き、親から結婚の承諾いただいた」
と、言って彼女を家へ連れてきた。
会えば、好い娘である。
5月に両家の顔合わせの約束も取決め、二人は帰って言ったが、依然二人は挙式は行わないと言う。


アルプスの見える風景 12月

2012年04月06日 | 風景
手前に冬枯れの西山。
奥に白く雪をかぶったアルプスが デンッ! と♪ \(~o~)/

右が鹿島槍ケ岳、左が爺ヶ岳。
季節はクリスマスも近い12月。
場所は長野市西部、かあちゃんの実家から眺めた風景です。
 
なのに…

なんか、紅葉の秋の景色みたいになっちゃった。
あはっ 赤色が強かったかしら^^;
色鉛筆の色の調整は、手の力抜いた、薄塗を何回もの重ね塗りしてだすって、教科書には書いてあったが・・ 不器用な私にはそりゃ無理な話ですわっ(*^。^*)

しかしなんだね、今日はもう4月の6日だっうに
東京じゃ桜の花、咲いているのと言うのに・・
ここは冬、この近辺の山で桜が咲くのは今月末。
ここは未だ冬。今日の予報は雪ダルマ。
朝気温はマイナス!
いまだ冬の気温で、キーボード打つ手も凍える始末。
う~~っ 寒いッス!

ついでにここへきての石油高で・・
私の懐も真冬並み・・
サブッ!! 

春はいつ? (( 一一))