久本雅美

2012年05月30日 | 人物

えー 毎度ながらお久しぶりでして ^^;
もー毎日毎日が忙しくて、絵も描いてられないぐらいの忙しいさ。
ん!? なにがそんなに忙しいってか
あはは またパソコン壊しちゃってね。
Cドライブの余裕なくなってきたもんだから、重複ファイルや不要ファイル、不要アプリなんかを整理整頓。で・・・ ついでだからとレジちゃんも整理整頓して、すっきり♪
すっきりついでに、じゃあデフちゃんも、なんてちょうしにのってやったらね・・・ (・・;)

うごかねー やぁんの (ーー;)
ついでにパスもIDもふっとばし、ただいまの状態、半死状態。
自分のブログなのにはいれない ^^;

そんなんや、こんなんで鉛筆持たずに、マンガなど描く時に使用すると言われるカラーペンも使用、ただし使用したのは1本、1色(YR00)のみ。一軸に角と毛筆、色揃えも豊富、これも色鉛筆同様重ね塗りができるとのこと。
コピー用紙を買いに行った時、隣の棚にこのような文句とともに、ズラズララ~と並び置かれたカラーペン。。『有名マンガ家も愛用してる』との殺し文句。
前々から欲しかったのですが、色鉛筆も買えないこの身、なのにそれ以上高価なものなど飼える訳もない。
そろそろーって、棚に伸びていくわが手。“ダメだ、ダメだ”と心の内の天使が制する。
汗ばむ手に、掴んだ一本握りしめ、脱兎のごとかけ出した。
心臓は高鳴り、額に浮き出る冷たい汗、過呼吸にたまらず口はパクパク金魚。
レジのお姉さんの眼が私を捉え、そして目線がねばっこく絡み合う。

心の中の 悪魔がそっと囁いた。
、「 ・・・おれの勝ちだ」 と 。 
そう・・・ 私は小遣い無い! へそくり無い! 働くところ無い! の3無いに、家庭では一切権限無いゴキブリ亭主。だから欲しいものはお金を持たされる買い物時に、おツリをちょっとちょろまかし、色鉛筆や紙など用立てている若きリタイヤ組のやくざな私。
「こ・・ これください♪」 と勇気もって言ったが、この日も買い物のオツリちょろまかし、資金管理官のかあちゃんに無断でのカラーペン購入。
ばれたら怖い・・・ ^^;



そんな苦労して買ったカラーペン1本、さて“ナニ”描こう。
へたな似顔絵でも描いてりゃ貯まる。ひとつのチャンネルが100枚超えた。そのうち何枚かは重複してるが、約100人、最近とんと描きたい人の名前が思い浮かばない。
と、テレビからやかましい声。
、すこし大きめで、前方にそり出た口。機関銃のように次から次と関西弁が休みなく出てくる。
けっして上品ではないが、下品にならない下ネタを、さらっと言い放つ。
これぞ関西のオバサン♪ 『久本雅美』さん。
細い体に、“よろチクビィー”の手、描いてて思い浮かべたのが、昆虫の“カマキリ”。
よしっこれだ♪ と、“よろチクビィー”の手に、胴体から横に突き出た細い脚。翅は大きく・・・ わっ!カマキリの内翅の形が思い浮かばない。何度も線を引き直しているうちに、体の線はボロボロに (涙)
残った顔の部分だけスキャナで取り出し、ぐちゃぐちゃの“カマキリ”の胴体を消し去ったのが、今日の扉の絵です。内緒で購入したカラーペンで陰影部分を塗り、メリハリつけてみました。

さて、それからもう一枚
こちらも『久本雅美』さんですが・・・ 似てますか?


堀北真希

2012年05月17日 | 人物

久々に似顔絵を描いた。
それも“あて”に頼らず、写真とにらめっこして下絵から描きあげた。
見たままに、感じるままに描く。まっ 絵を描くってこの方が本道かな(笑)
しかしうまい人ならそれでも好いだろう。
しかし下手っぴーが各似顔絵はそれじゃーなかなか難しい。
なんてったって似顔絵の第一条件はモデルになった当の本人に似ていなくてはだめ。いくらデホルトした絵でも、見た瞬間に「似てるー」と言わせなくちゃ似顔絵じゃ無い。まー 私なんか百人描いて、似てると思えるものが一枚でもあれば上等の部類^^;
で、“あて”に頼るのだ。

“あて”とは、基の絵や写真に縦・横に線を書き入れ、これから描く紙にも同じように線を搔きこむ。そう方眼紙だ。そして基の絵のこの辺んの升目の位置にモデルの眼がと、位置を写し取って下絵を写し取っていく方法。この方法は絵の拡大縮小に便利。片方の升目の大きさを変えればいい訳だ。当然基の絵と同じサイズなら、下絵の升目も同じ大きさ。
つまり升目のサイズを小さくすればするほど正確に写せるっていう塩梅。
でもこの方法けっこう面倒。
きちんと正確に線を書き入れなくちゃダメ。それと縦横に基準を決め、基準から何番目の線上にこの線と、正確な位置の把握をしなければならない。
イチ、ニ、サン・・・ と数えて下絵の線を入れ、またイチ、ニ、サン・・・ の繰り返し。升目を細かくすればするほど大変。書いている最中は絶対間違い無い思っていたものが、描きあげた下絵ともとの絵を見比べてみると、以外に似ておらず、そこへきて初めて位置の数間違い、線幅の不揃いに気が付く。ハイ やり直し・・・ 
鉛筆だけならまだ良い。気付かず色鉛筆で色塗りまで始めたら最悪、いくらゴシゴシしても消えない
最初から見比べつつ描いていけばなーんも問題無いのだが・・・ まっ 持って生まれた性分、致し方無い
そうそう“消す”で思い出した、この方法の最大の難点、絵に関係ない縦横の線を消さなくちゃいけないのと、線を引く時の力の抜き方。力を入れて引けば、ピシっとした直線引けるが、紙に鉛筆の凹みができ、色鉛筆塗る時に白い跡が残る。さりとて力を抜きすぎると、線は“へろへろ”幅違いの元、薄くて見づらい線は数間違いの元。

もうひとつ下絵を写す方法に、薄い紙をもと絵の上に重ね、なぞって写す方法もあるが、こちらは似てしまい、色塗り時に似なくなるっギャップ差が居た堪れない。
またこちらも写した線が残らぬよう、力を抜いて書かねばならない。

で、なんでそんな便利な下絵の写しの方法があるのに、私の描く絵が本人に似ないかという大問題の答えは簡単。
私がめんどくさがり屋であるという一言に尽きる。
方眼用紙のような数多くの線を書き、またそれを消すという作業は嫌い、苦手、やりたくない。
でも似た似顔絵は描きたいので“当て”を用いたい。でも沢山の線を引くのは嫌・・・ で妥協の産物として、書き込む線の数を少なくした。最小でも升目は1センチ以上。うまい人ならこの幅でも十分なんであろうが、私が描けば微妙に位置がずれ、似るか似ないかの限界点。大体がそのずれのおかげで、似てない似顔絵になる。
どうせ似てないなら、より労力の少ない素描に^^;するか(爆)

そんなんんで久しぶりに“あて”無し、写し無しのした描きの似顔絵。
本日のモデルは、NHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』ご出演の“堀北真希”さん。
この方、『オールウェーズ 三丁目の夕日』にもご出演されたが、“もんぺ”姿や、昭和30年代の“ブラウスの腕まくり”姿のよく似合う現代の女優さん♪
いや^^; けっして“田舎っぽい”とか、“古っ臭い”と申す、日本人顔では無い。
菜が髪を下せば、現代風の小顔で、目鼻立ちのはっきりしたお美しいお嬢様である♪
しかし、その“目鼻立ちのはっきり”さが、私みたいな素人には難しい。
ましてや“素肌色白”で、“あて”無し、写しなし・・・ ^^;

ラフスケッチで下絵を描き。まっ こんなもんかな
色鉛筆でしこしこ、色塗り。ん!左目に比べて右目の位置が低い。
ごしごし しこしこ・・・ 今度は左目が^^;
しこしこ ごしごし あっ!くちが・・・ 頬が・・・
真希さんの眼は陰影が強い。薄いと、本人らしくない。じゃあ もっと濃く・・・
ありゃりゃ何時ぞかのレディー・ガガ(爆)
しかし濃くしにと、これがまた似てない原因となる。
こんな下手な色鉛筆画でも、彼女の右目の修正に、右目全部消し、書き直すこと3回。左目も修正し、鼻も口もと修正の繰り返し。ありゃりゃ紙がやぶけちゃう。
色鉛筆の消耗量より消しゴムの減りが多いので、色鉛筆画というより、消しゴム画^^;
しかし、逐次修正するも、私の描く絵はこの程度。
堀北さん、ファンの皆様・・・ ごめんなさい^^;


絵は難しい

2012年05月10日 | 風景

連休の時にUPした“桜”の写真。その写真を撮りに行ったのは、4月28日。そう東京ではとっくの昔に散ってしまい、日本列島を南からやってきたの桜前線も、やっとこさ津軽海峡に到達し、海を渡る準備体操している頃。
春遅いといわれるこの田舎でも、淡いピンク色から緑まぶしい桜に変身完了。
でもどっこい、里の桜は散っても、ちょっと山に登れば、桜は満開、山に響く“鶯”の声なのである。

標高500~600メートル。
100メートル上がる毎に、一度気温が下がるという。わが家の標高は東京タワーのてっぺんの330メートル。
前に載せた桜の写真や今日の絵の、クルマで2・30分程のかあちゃんの実家近くのこの池は、今話題の東京スカイツリーのてっぺんとほぼ同じ。
今月21に開業のスカイツリーのエレベーターは俊足らしいが、桜のエレベータは、亀足カタツムリ、この高さまで上るのに約半月、15日程、まー時間の掛かる事で。

まーそんなとこで、GW連休中でも十分に花見のできるこの池に、連休初日に桜の写真を撮りに行った。
また、この池付近はアルプスの眺望よろしく、絶景の隠れ撮影ポイントで、今までも何枚か公開してるし、絵も描いてきた。
釣り専科で買った私の安物デジカメ、高価な一眼カメラやレンズ交換できるミラーレスに十分対抗できる写真が撮れる。
ましてやこの日は朝から快晴、雲が無い
うまくすると“池”“桜”“アルプス”の三位一体写真も撮れるかも

ほれっ かあちゃん いつもみたいに午前中から山の家へでかけましょ
えっ ナニ 今日は午後一ってか。
うううっ 午後は逆光、雲が出やすく、晴れていてもこの時期、空気中の水蒸気多くて・・・ 

案の定、着いた時刻にゃ、アルプスの容姿薄く、近間の白馬や鹿島の槍は写っても、遠くの槍や穂高はフィルター無き安物デジカメじゃ、ハッキリした山容が写らない。
それでも苦労して“三位一体”の撮影に成功。
写真じゃ薄いが、農作業の時期を控えて、満水の池。満開の桜。そして池奥手の前山の山肌は新芽の緑に染まり始め、ところどころにほんのりピンクの山桜。その前山の後ろには白き雪をいまだに被る穂高や槍の各名峰
この図を絵にしなくちゃ、絵好きの名折れである

9連休のGW,どこにも行かず、ブログの投稿もせずに、早くブログにこの絵をと・・・ 描く毎に失敗作の積み重ね。描いた枚数ひとにも言えず、名折れであると高言はいたが、名折れどころか、鉛筆折れた
まっ いままでもけっこうひどいもん公開してるし、いまさら上手くなるものでもないし。面の皮の厚さと、心臓の毛の多さは自慢もの
て・・・ 言うんで、今回自分でお失敗したと思ってる絵を、失敗作から選りすぐり、三枚公開。

まず、水彩色鉛筆で
えー 描いてて気付いたこと
桜の木の描き方がわかんないってことに

次、12色の水彩絵の具で
あはは 色の作り方が・・・ わっかーんないや

そして油彩色鉛筆
これも山の色、が思っていた色からだいぶかけ離れてしまい
それと色鉛筆を用いた桜の木の描き方と色、ネットで調べたんですが、よく判らなく、自己流で描いたら・・・
こんなんに

次はもっとうまくなれるよう頑張ります。
って・・・ 無理か^^;


花婿の父 3

2012年05月02日 | 雑記

いやぁー GWですね♪
 今回はうまく休めれば、なんと!頭に“超”の字が付く、超豪華連続9連休のGWになるそうだ。うらやましい限りです。 お出かけには、いー季節です。

 
さっ 山や海に出かけましょう♪

とわ、言うものの・・・ おかげで行楽地はどこも渋滞。私のブログは停滞中 ^^;
わたしと言えば、365日、一年まるまるGW♪
なのになぜか滞る ^^;

さて本題の息子の結婚式。
今日の絵は先日下書きで描いた息子たちのウエディング姿を書き直したものです。
結婚しても、式はしないという若い二人の続き、『花婿の父3』

「費用が掛かるのでもったいない」、「人前での、さらし者」、等々と難くせ言っては避けていた若者ふたり。なるほど言い分を聞けば一理ある。
しかしこちらとしても、世間のしがらみっうもんがある会う、はいそうですかと納得もでき、まずない。
やるの、やらないのの押し問答。
それで一考、「将を得ずんば馬を射よ」。先ず、新しくわが娘となる彼女にモーアタック。

「若いとき式あげなかったからと、50歳過ぎてからも、ウエディングドレス姿で写真撮る人多いよね、やっぱ“ 花嫁衣装姿”は、女の宝♪」。なんだよね
なかには成人式迎えた息子とパチリ。そうそう、この間なんかテレビでお孫さと一緒にと、 ウエディングドレス姿のおばあちゃんが写真撮ってた。
花嫁って、何歳になっても綺麗だね♪でも、なんって言っても、皮膚ピチピチの若いときのすがたが一番♪ ねっ着たいでしょ♪
まっ朴念仁の息子には、こんな若い女性の気持ちは察しないでしょうな。
と、新しきわが娘となるむ彼女を、舅となるわたしが口説く。

その後何日かして、私の口説き文句が良かったのか、息子が挙式・披露宴をやると言ってきた。会場は二人の住居、勤め先等の位置を考慮して、千葉の浦安、デズニーのオフィシャルホテルにもなってる某ベイホテル。
日時は、息子が初めて嫁を我々に「籍入れるから」と紹介された四月から、丁度一年後のこの四月。(入籍は昨年八月)

“やれ”とは言ったものの、式場の内見会にに言ってびっくらこいた。金が無いのに、よりによって、なにもこんな高そうなホテルで・・・ T〇T
ウエディングドレスは、借り賃一着30万超とか!確かに私は言った、“花嫁衣装姿は女の宝”ってね。
持病の悪化で、現在リタイア人生、しかも年金支給年齢には手が届かず、じいちゃん入退院の繰り返しで貯えの切り崩し人生。
おまけに、そのじいちゃんが2月に亡くなり、急きょの葬儀。四十九日法要・納骨は・・・ げっ!結婚式とかぶる四月中旬。あわてて寺に連絡して三月と。
山でカッコウ鳴いても、私の財布は閑古鳥、いつも“ピーピー”泣いてます。
ああ・・・ 金が無い TOT

あのぉ・・・ お金 って言ったら、「なるべくお金は使わない、切りつめられるものは切りつめて、自分たちで出来るものは自分たちで♪
金がないのは初めから、『金がなければ汗流せ』は亡くなったじいちゃんがよく言ってた言葉。 それを聞いていたかどうかは別にして、例えば式の最中に流すビデオの制作、席札、席順表、招待状も自分らで制作と、涙ぐましい努力。

  

「お願い、とうちゃんはウェルカムボード作って」
なんと無謀な要請、何でも、このナントカボード、業者さんにお願いすれば3~4万掛かるそうだ。しかし私らのころはこんなボード無かったし、我が家の婚礼は私ら以降、彼らが初めて。
「普段描いてる似顔絵でいいから」との条件で作ったものの、依頼されて数か月は放ったらがし、彼らと会うという日の前日、急きょ作成。素材はホームセンターより買ってきたペラペラの画用紙、一個四百円の額。一番高かったのは、ねえちゃんが買ってきて、外側に貼り付けたデコシール数千円、〆て一万にも満たぬ粗末さ。 
しかしだよ、結婚式あげる新郎の父が自らボードせいさくとわ・・・ そんなこと聞いたことないよ ^^。;

式場出口で見送る私に、帰るお客さんが「いー式でしたね」と一言

うん、いー式だった♪。
しかし、あれはまずかった。式の最後に花嫁から両親への感謝の言葉
隣で聞いてて、お涙ちょうだいの名文句。
式は一挙に盛り上がる♪
と・・・ 司会者が「ここで花婿からもご両親に感謝の言葉」
え?聞いてない、息子からの一言なんて・・・
初めは笑って聞いてたが、そのうち涙がとめどなくあふれ出てきた

・・・中学・高校と、この頃僕はとうちゃんに背を向けてまし
思春期・反抗期 なんにつけてもとうちゃんに背を向けていた
無視続けていっる内に、その大きかった背中が、次第に丸くなり小さくなっていく
・・・ 中略 ・・・
でも好きです
大きかったとうちゃんの背中も好きですが
小さく丸まった今のとうちゃんの背中ももっと好きだ!

めでたい席で、それももらう方の父親が泣いてどーするの
でもねこの言葉
この二月に月に亡くなった時じいちゃん(父)を納棺した時に、ふと想ったのと一緒じゃないか。
昔は大きくがっしりしてた背、病で小さく丸まったじいちゃんの背
認知で最後は看取る自分の息子の顔さへ判らなく、年老いて小さくなった背
その背を見て心の中でそっとじいちゃんに語ったことば・・・

涙にかすむ息子にポツリとひと言
お前・・・ そりゃ反則だ T0T