午後のアルプスのみえる風景は・・・

2010年11月29日 | 雑記
掃いても掃いても庭先に落ちる葉に、さすがのかあちゃんも「もー いやっ!」との悲鳴に
 
掃ききれぬ この葉がすべて 札ならば

と返句したところ、「バカ言ってないで早く掃除しちゃいなさい!」のお叱り。

弱き者 汝の名は レレレのレ・・・ 


紅葉の前山の奥に雪を冠したアルプスの絵を是非描いてみたいと思っていたのだが、思うばかりでなにかと忙しく、その間に山の葉は錦の世界から枯葉色一色の落葉の様。

土曜日の午後、朝からの青空、雲なき空を見上げていた私にかあちゃんが、「これから山へお米取りに行くけど、一緒に行く? 今日はアルプスがはっきり見えるわよ」
かあちゃんの実家からはアルプス一望である。
もちろん「行く

たしかにアルプスは見えた。
青空の下白いアルプスは見えた。
だが、かあちゃんの実家からアルプスは西、時刻は午後
逆光じゃん

それでもパチリした写真をもとに色鉛筆
晩秋の土曜日、アルプスはこんな感じでした

上達に近道無し

2010年11月27日 | 雑記
どーも自己流じゃうまくなれない。
っうか、釣りとおんなじでそれよか前に進まない。
で、色鉛筆での絵の描き方をとためしに一冊買ってきた。
なるほど なるほど・・・

なに!?
ほんの描き方の初歩です。あとは自分なりの絵の描き方を見つけてください。
ってか!


アハハ上達に近道無し ってことなのね


でね、前にはがきの裏に描いた風景を描き直してみたが・・・ 

色鉛筆持って半年
以前進歩無しですわ

秋二題

2010年11月22日 | 雑記
今朝から雨・・・
庭先のモミジも氷雨
葉の落ち始めた枝もなんか寒そうです。
今晩あたり
雪かな?
寒い冬はキライだ・・・ 

ぅうんで、過ぎゆく秋を惜しみつつ、『紅葉』をお題に徘徊で得た獲物を色鉛筆で描いてみた。

えー こちらの神社は源平合戦の悲運の名将、木曽(源)義仲の忠臣、今井四朗兼平の屋敷跡に建てられたという今井神社です。
周囲の土塁跡には数本のケヤキがあり、赤や黄色に色づいてました。
また絵の奥、神社左手(西)脇には兼平の墓と称せられる五輪塔があります。
ここまで約30分ほどの散歩道。




もう一枚は、犀川沿いを松本方面に向かって車を20分ほど走らせたところにある久米路橋です。
久米の仙人が洗濯娘のちらりと見えた白き太股に見とれて雲から落ちたとかいうちょっとエロい仙人『久米の仙人や、娘の一言に親を失ってしまったという悲しい民話『雉も鳴かずば撃たれまい』の地とも言われています。


一の酉 二の酉 大酉

2010年11月20日 | 雑記
19日は二の酉
商売繁盛の熊手を求めて繰り出す人の波
今年の酉の市は一の酉と二の酉の二日だけだそうです


こちらでは商売繁盛と言えばえびす講
昨夜は『宵戎』で賑わったとか
長野のえびす講と言えば昔から花火大会が有名
初冬の夜空にドーン ドーンと打ち上げられる花火は、夏空に打ち上げられる花火と違い、戸を全開にした部屋でコタツにはいって差し向かい、お猪口片手に燗徳利

酌された杯を飲みほして
「おまえもどーだい
とコタツの中の触れる脚先促せば
白魚指で受け取る杯の酒面に映る冬の大輪
可愛い君の紅さす頬は、花火の火影か恥じらいか

いやぁー 寒い冬の花火も
またこれで乙なもんですな


えっ! 今日の絵と関係なってか?

一の酉

二の酉

三の酉なくての大酉ぃ・ヘップバーン



応援歌

2010年11月17日 | 雑記
人間誰しも人生の応援歌を持っていると思う。
岐路に立った時。
落ち込んだ時。
にっちもさっちもいかぬ時。
そんな時後ろを押してくれる歌。
童謡だろうが、演歌だろうが、ポップスだろうが・・・ いや、クラッシックだってなんだって良い、とにかく人生立ち止ま時、その歌を聴いて立ち直ることのできた曲、それが人生の応援歌だ。

♪ みちに倒れて誰かの名を
♪ 呼び続けたことがありますか

ある飲み会時、飲んでる最中にこの曲が流れてきた。
と、一緒に飲んでた友人の一人が、突然大きな声で歌い出し
「これ オレの人生の応援歌。もーダメかなっうときにこの歌聴いては何度も助けられましたわ」
と。
そう、今日の扉絵の中島みゆきさんの『わかれうた』である。
この歌が彼の人生の応援歌だったのである。
彼が家業継ぐべく修行中のことだった。店を切り盛りしてた父が急逝し、彼が店を継ぐことになり急遽修業先から家に入ることとなった。
しかし学校出たばかりの修行中の身、右も左もなにもかもわからない。
このまま勤めるか、店を継ぐか・・・ 大いに悩んだそうである。
そんな時彼が好きで聴いてたのがこの曲であったという。
この歌には随分助けられたと言った。
結局彼は店を継いだのだが、彼の継いだ店は町の小さなスーパーだった。
継いで何年もしないうちに大型店舗が盛んに郊外へ進出する様な時代になり、彼の店の近くにも中央の大型スーパーが進出し、おのずと客足は大型スーパーへと。
客を奪われ、その上に始まった市の下水工事。
悪い事に彼ので店の前の道路が下水の幹線路になってしまい、工事も大掛かり、掘ったり埋めたりの二年間、たとえ片側交互通行でも客足は遠のく。
赤字が嵩み、親父の代から続いた店を閉じようか否かで悩んだ。
そしてこの時も中島みゆきさんの曲を聴いて助けられたという。まっ、この時の歌は『ファイト』だったそうだ。
結局最終的には店を閉め、調理師の腕を見込まれて中堅の水産卸業社に勤めたのだが
「いやー あの時 中島さんの歌が無ければ、今オレここにいなかったかもね、『わかれうた』は僕の人生の応援歌です」と笑っていた。

人生の応援歌・・・

そんな歌が私にはあるのだろうか
あればなんだろう?
世知辛い世の中、なにか人生の応援歌が欲しいなと
中島みゆきさんを描きながらそんなことがフッと思った。