北関東の宮彫・寺社彫刻(東照宮から派生した宮彫師集団の活躍)

『日光東照宮のスピリッツ』を受けついだ宮彫師たち

桐生本町3丁目の屋台

2020年11月25日 | 各論 石原常八
 桐生本町は1-6丁目まであり、各地区が屋台を保有し桐生祇園祭に繰り出していました。保管されていた3丁目の屋台が60年ぶりに組み立てられました。  素木の彫物は花輪の彫工・三代石原常八主利、息子の駒吉(後の高澤改之介)、鶴次郎になります。正面の金箔の龍は他と作風が異なり、以前の屋台の彫物を再利用したと考えられ、彫工は初代石原常八を疑います。 正面 後面 下回り(車輪部) 正面上部 . . . 本文を読む