当ブログの副題に「日光東照宮」が入っていますので、ベタですが紹介させて頂きます。
日光東照宮の宮彫(彩色)等の技術が、時代を経るにつれて一般に広がっていきます。
素晴らしい彫刻が盛りだくさんですが、創建当初はなかったとされています。
江戸時代には、東照宮内の設備に対する小修繕はほとんど毎年行われ、大きな修繕は何回かやっています。
歴史的には日光は昔から霊地で、満願寺(現 輪王寺)と二荒山神社があ . . . 本文を読む
*その後、本格調査で変わった点があり、加筆修正したものを2023年1月9日に改めて投稿しました。
2018年10月19日付けで、文化審議会が大前神社を国の重要文化財に加えることを文部科学大臣へ答申した。
大前神社が、選ばれた理由として、「壮麗な彫刻が施されている」点が挙げられた。
江戸時代の宮彫に対して、熊谷の妻沼聖天山(国宝)に続いて評価されたことは、今後の宮彫(寺社彫刻)への興味が高まる機運 . . . 本文を読む
栃木を中心に活躍した彫工・磯辺家について紹介します 。
(注意) その後の調査で、修正点が多く出てきております。現在精査中で、いずれ明らかになりましたらブログで紹介したいと思います。(令和三年十月)
花輪出身の高松又八は幕府お抱えの彫物大工棟梁となり、多くの弟子を抱え、江戸時代後期の石原、石川、後藤、小沢の流派につながっていく。
以前、当ブログ 「上州の宮彫師たち(上州彫工集団)とその周辺」 . . . 本文を読む
10月中旬の土曜日午後から(悪天候の場合に翌・日曜)に巡行され、千本木神社に屋台囃子は奉納されます。さらには、『龍頭神舞』という龍の頭を被って舞われる神事も古い歴史を持っています。南千木町、北千木町の両町が所有する屋台は、嘉永4年に製作され、彫工として岸大蔵(亦八)、弟子の弥勒寺音八他4名が携わった棟札が残っております(後出)。「獅子彫の名手」と考えている岸亦八の素晴らしい「獅子」の彫物、「ブドウ . . . 本文を読む
Gooブログ「北信濃寺社彫刻と宮彫師」(2018年05月13日)の内容をこちらに引っ越ししました。上州彫工集団の概論を理解するのにお使いください。
埼玉妻沼の郷土史家で、妻沼聖天山歓喜院のガイド団体(あうんの会)の阿部修治氏から了解を得て、北関東で寺社彫刻文化を広げた上州彫工集団についての講演資料(平成25年7月)を、一部改変して掲載させて頂きます。上州彫工集団の入門編としてご利用ください。 . . . 本文を読む