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12月10日(木)、茨城県日立市で開催された茨城県歯科医師会主催の「禁煙支援研修会」
第一部の講師として、「タバコ病で家族を亡くすということ」と題し、お話ししました。
日立駅海岸口から徒歩6分のホテル天地閣の2階・はまゆうの間に
禁煙支援研修会の会場が設けられました。
茨城県、とくに日立市は、父に所縁の地でもあります。
父は日立市に大きな工場のある、非鉄金属系の会社の社員で
日立の工場には父が関わってできた部署もあり、日立や水戸にはよく出張していたのです。
日立での講演のお話が舞い込んだ時、母にそのことを話すと
「お父さんに御縁があった場所で、寿美子がお父さんの話をすることになるなんて
これはなにかの御縁だから、私も行ってみたい。」
と申しまして、同行することになりました。
茨城県歯科医師会の担当者の方には、母の同行に際して過分なる御配慮をいただきました。
篤くお礼申し上げます。
ただ、私の紹介の後に、母が同行していることを司会の方が述べられたことは
母にとっては思いがけないことで、とても驚いたようです。
立って会場の皆様に御挨拶をしなければならなかったのかもしれませんが
なにぶん慣れないことで、また、高齢なために立ったり座ったりが即座にできないものですから
皆様に失礼してしまったのではないかと申しておりました。
講演では、出席者の皆様が、熱心に耳を傾けてくださっていることがわかりました。
皆様にお話ししながら、本当にありがたいことだと身に染みて感じましたので
思わず語り口調が熱を帯びてしまったかもしれません。
ただ、この日、どうしてもお伝えしたかったことは、お話しできたと思います。
家族からの力ではタバコをやめなかった父のような人間は
医師や看護師、保健師などの医療従事者から禁煙を勧められたら、案外さらりと納得して
喫煙をやめた可能性もあるのではないかと、よく母とも話すのです。
家族にタバコをやめさせることができなかった者の一人として
医療従事者がタバコをやめる「きっかけ」を作ってくれることに期待していること
そして、喫煙者にタバコをやめてもらうことは、喫煙者本人を救うだけでなく
喫煙者の家族を救っていることにもなるのだ、ということは、しっかりお伝えできたと思います。
私の話は、なかなか質問が出にくいのが特徴と言えば特徴で
これまで散会後に個人的に質問をいただくことはあっても
なかなか講演後の質問の時間に、質問をいただくことがありませんでした。
この日は、3名の方に質問をいただき、出席された方と少しでも交流を持てたことは
大変うれしく、また、篤く感謝をしております。
ありがとうございます。
昨年の7月25日(金)、茨城県立健康プラザで開催された、平成26年度禁煙指導者研修会で
お話しした時も、茨城県の皆さんはタバコ問題に対して意識が高いと思いましたが
今回も改めてそのことを感じました。
また、第一部では、私の後に渡辺進医師のお話があり、その話術の巧みさに引き込まれるとともに
茨城県歯科医師会の「脱たばこ宣言」に、とても期待が高まりました。
茨城県歯科医師会の皆様、禁煙支援研修会にお招きくださり、感謝するばかりです。
茨城県の皆様、ありがとうございました。
パンケーキふわふわで、
とても美味しかったです。
禁煙のお店と言うのが、とても嬉しかった。
寿美子さんそして、お母様
ありがとうございました。
素敵な思い出になりました。
私の知らない寿美子さん家族のことが
学べるきっかけになりました。
講演を聞いていて、改めて人の死は、
悲しいと思いました。とても悔しいです。
そういえば、行きの特急内で受動喫煙について
伝えられました。
その方は、熱心に聞いてくれました。
ひとりでも多くの方に伝えたいです。
人の死は悲しいですが、誰もが迎えねばならないことであり、避けられないものでもあります。
ただし、講演でもお話ししたように、交通事故や災害、原因不明の病などで亡くなる不条理さを考えたら、さまざまな病気の危険因子とされているタバコをやめることは、自力でできることの一つです。
自分でできて、周りの人を傷つけずに済むのですから、喫煙者には一刻も早くタバコをやめてほしいものですね。
私がいくら言っても止めなかったタバコを、担当医からの一言でやめてくれました。
家族からの情報提供は難しいですね。
逆に、医療関係者からの言葉は重いと感じます。
12年間の闘病から解放された安堵と、もっとできたことがあったのではないかという後悔があります。
今後は、当事者家族としての話も交えながら、講演活動をしていこうと思っています。
また、茨城にお呼びしますので、よろしくお願いいたします。
良かったらサイトをご覧になっていただければと思います。禁煙のお店情報(佐倉市近辺・近県)
https://www.facebook.com/groups/737424826370345/
一覧表示は
http://kinnentsunagu.web.fc2.com/mise/mise1.html
...
よろしくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
昨年水戸で御一緒した折、先生がお父様のお話をされていましたが、家族というのは難しいものですね。
家族の言うことは素直に聞けず、意地を張り合った結果、険悪な雰囲気だけが残されて、後味の悪いものになってしまうことも往々にしてあります。
お医者様である先生のおっしゃることでも、お父様は聞き入れられなかったのですから、私の父が家族の話を聞かなかったのも、むべなるかな。
お父様の御冥福をお祈りします。
>きりばめさん
はじめまして。
当ブログにようこそお越しくださいました。
きりばめさんのサイト、拝見しました。
お店にきりばめさんが行かれた時の感想などがあっても面白いかなと思いました。
それから、私はfacebookのアカウントを持っていないので、facebookは見られませんでした。
将来的には、どこに行ってもタバコの煙に悩まされることなく、食事ができるようになるといいですね。
飲食店は、飲食をする場所であって、タバコの臭いを嗅がされる場所ではありません。
タバコの臭いに邪魔されることなく、料理を味わいたいですね。
FACEブックの方にはメンバーが利用したお店の感想や思い入れ等、いろいろ書き込んでいらっしゃるので、他の方から見せてもらえる機会があったらのぞいてみてください。
実際に禁煙のお店に自分で足を運んで味わっての感想は説得力があります。ただ、終日禁煙のお店はまだそんなに多くなくランチタイム禁煙も掲載してあります。
ディナータイム禁煙に踏み切れないオーナーの方にお聞きしたことがあるのですが、お店の売上の3割が常連のお客様のため、夜はどうしても禁煙にできないというお店が2軒ほどありました。なんとも返答ができませんでした。
有用な禁煙店の情報を、ほしい方がたくさんいらっしゃると思いますよ。
3割の喫煙する常連客のために、7割の非喫煙者は泣く泣くお店をあきらめているのが現状だとすると、禁煙店への転換を、7割の非喫煙者から3割以上の新たな常連客を獲得する絶好のチャンスととらえればよいのではないか、と、私は考えます。
しかし、禁煙に踏み切れないお店の多くは、3割の常連客を失うことにばかり気を取られているように、私には思えます。
はたして、禁煙になったからといって、その3割の常連客は店に来なくなるのでしょうか。
そのお店には、タバコを吸いに来ているのか、料理を味わいに来ているのか。
料理を味わいに来ているのであれば、喫煙する3割の常連客とて、禁煙になっても来てくれると、私は考えます。
店も、料理の味と接客に、自信があればできるはずなのですが…。
禁煙お店を増やそうとプロジェクトをたちあげました。
https://readyfor.jp/projects/kinen
「安心して利用できる『空気のおいしい場所』を増やすため飲食店、施設、事業所の店頭や店内に提示してもらえる禁煙のステッカー・プレートの作成と配布をしたい!」という内容です。
たくさんの方からの支援金で禁煙ステッカーとプレートの作成、配布が実現することを願っています、よろしくお願いします。
このプロジェクトを立ち上げるまでに、皆さんでなんども話し合われたことでしょう。ご成功をお祈りしております。
ところで、私が運営委員をしているタバコ問題首都圏協議会では、無煙社会をめざす人びとの会とともに、月に1回、無煙社会をめざす定例会を開催しています。
今月は、22日(金)の18時30分から、千代田区富士見区民館で行われます。
詳しくはhttp://www.nosmoke-shutoken.org/で。
そこには、「無煙飲食店を応援する会」の事務局長で、禁煙ジャーナル編集長の渡辺文学さんや、禁煙ステッカーを頒布しているタバコ問題首都圏協議会の委員などが参加していらっしゃいますので、ご参考になるお話を得られるかと思います。
今後機会がありましたら、ぜひご参加ください。
正しくは、嫌煙権確立をめざす人びとの会と無煙社会をめざす会の主催です。
嫌煙権確立をめざす人びとの会・無煙社会をめざす会ともにタバコ問題首都圏協議会の加盟団体です。
大変失礼をしました。