我が家から徒歩圏内にある完全禁煙のカフェは、最近までほとんどありませんでした。
こちらの自家焙煎珈琲屋どんぐりは、以前私が検索した時は喫煙店で
それ以来「入店できないお店」という位置づけであったために
ずいぶん長い間、端から入店を検討するに値する店舗から除外していたのですが
ひょんなことから、どうやら禁煙店になったらしいとわかり
夫と二人で訪れた際のことを記事にしたのが
2017年8月14日の「ある飲食店経営者の感じ方 ~店内全面禁煙について~」でした。
その記事ではお店のサービスについてあまり触れませんでしたので
ここでご紹介しようと思います。
店内は木調の内装で、テーブル席のある約半分は天井が高く、ゆったりとした空間です。
店内には、フォルクローレが流れています
私は日常、茶葉から煎れるお茶、緑茶・烏龍茶・紅茶を飲み、コーヒーは飲みません。
以前はコーヒーの香りを良い香りだと思っていました。
積極的に飲まないものの、朝に1杯のカフェオレを飲むことを楽しみにもしていたのです。
ところが、コーヒーを飲むと乳腺症が悪化する実感があり、飲まなくなりました。
さらに受動喫煙症になってからは、コーヒーの香りで吐き気を催すようになってしまいました。
注意深く体調との関連をみていると、香料に曝され続けて耐性が弱っている時は
柔軟剤や化粧品・洗剤などの香料つきの製品に限らず
コーヒーの香りでも反応することがわかりました。
体調が良く耐性の高い時は、コーヒーの香りで吐き気がすることはないものの
この現象は日常的にいろいろな場面で影響があり、とても困っています
どんぐり来店時には、コーヒの香りに対する反応を確かめつつ恐る恐る入店しましたが
体調が変化することもなく、また、かつて喫煙店であった時のタバコ臭もなく
お茶を楽しむことができました。
コーヒーの種類は豊富で、実際はホームページに掲載されているより多くのコーヒーが飲めます。
私はホットのアールグレイティーを注文。
ホットの紅茶はポットサービスとメニューに書かれていますが
実際はティーサーバーで提供されます。
コーヒーが好きな夫は、いろいろなコーヒを飲んでみたいようでした。
紅茶は…、残念ながら私の好みの抽出加減ではありませんでした。
このお店はコーヒー専門店ですので、そもそも紅茶を注文する人は少ないのでしょうし
このお店に限らず、外出先で満足度の高い紅茶が飲めることはなかなかなく
紅茶専門店でさえ「なんだかな~」ということは往々にしてあります。
紅茶は微妙な加減で味に大きな差がつく飲み物なのかもしれません。
紅茶もコーヒーも運ばれて来るまで少々時間がかかりますが、その間も会話を楽しんだり
店内に飾られた写真や雑記帳・アルバムを眺めたりしながら、ゆっくり過ごすことができます。
この「ゆっくり」「ゆったり」過ごせるということが
どんぐりのサービスにおける柱になっているようです。
コーヒーや紅茶をいただく、ランチをいただくのにも少し時間がかかるので
時間に余裕がないと、焦る気持ちが出てくるかもしれません。
お時間がたっぷりある時のご利用をお奨めします。
自家焙煎珈琲屋どんぐりは、ホームページのほかにFacebookでの情報提供も行っています。
そちらも併せてご覧ください。
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柔軟剤、化粧品、洗剤、コーヒーなど、つまりタバコやその煙というよりも「香害」問題であり、副流煙だけのお話ではないんですね。
私もアルコール類の香りだけで気分が悪くなります。
お互いに敏感な共通点があるんだなあと思いました。
自家焙煎で、新しい豆を挽き置きなどせずちゃんと淹れているのでしょうね。
コーヒーは、焙煎後、日が経っていなければむしろ体にいいものです。胸焼けや臭いで反応するのは古いコーヒー。こういう良いコーヒーに慣れると、その差が分かるようになると思います。私もそれを習ってから、一般のが飲めなくなりました。
純粋な貴女が美味しいと感じるコーヒーなら、多めに飲んでもよいと思いますよ!
アルコール類の臭いで気分が悪くなるのはおつらいですね。
私は、飲む前のアルコー類は香料入りの物以外なら気分が悪くなることはないのですが、飲んだ人の呼気がどうにもこうにも苦手です。
香料への反応も、以前はなんともなかったのですから、恐ろしいことだと思っています。
>内藤謙一さん
ようこそ当ブログへ。そして、コメントありがとうございます。
コーヒーの管理状態で香りが変わるのですね。
たしかに、味見をする程度の量でも、違和感なくスッと喉を通るコーヒーもあります。
そういうコーヒーなら、乳腺症も悪化しないのかどうなのか。そこが少々心配です。
内藤さんのお宅から遠いとのことですが、チャンスがあったらぜひ久喜へいらしてください。
柔軟剤も苦手で、まだ柔軟剤というものを知らなかった頃、というか今ほど香りの強いものが一般的でなかった頃と言いましょうか、よく会う友人から私としては不快な香りがするようになり、最近香水をつけるようになったのかと尋ねると、香水なんて使ったことはないと言う。
のちに、柔軟剤なんだなと分かりました。
近年、多くの人が柔軟剤の香りは不快と発するようになり、自分が異常なわけではなかったと変に安堵した面もありますね。
とくに近年、香りが強く長持ちする柔軟剤が次々に登場し、またブームのようになって使用する人が多くなり、どこに行っても強烈な香料臭を発する人が多くなったように思います。
最初は不快を覚えるくらいかもしれませんが、頻繁にそのような状態に曝されると、頭痛や吐き気が起こるようになるかもしれません。
香害への対策も一向に進まないようですので、お気をつけください。
我が家の例で言うと、私と夫はいろいろなことを議論しますが、どうしても死刑制度のことになると分かりあえない。
おそらく、どちらかに劇的な思考の転換がないと、どこまで行っても平行線だと思います。
一時は、その問題で、お互い危険領域に足を踏み入れた感じを抱いたので、死刑制度の話は2人の時はしないことにしました。
でも、一緒に暮らせています。
それは、価値観の違いがあり、お互いに分かりあえないことはあっても、感受性においてはかなりの部分で一致しているからではないかと、友人に教えられました(友人曰く「価値観が違う人とは一緒に暮らせても、感受性の違う人とは一緒に暮らせない」)。
人の嫌がることはしない、自分がされたら嫌だと思うことを人にしない、ということのように思います。
「分かりあえる」と思うことも、幻想かもしれません。
しかし、それでも人は「分かりあえる」ように、自分の持てる力を最大限に使って相手と向き合うのです。
ハンナ・アーレントが「嫌いな人の真実より好きな人の嘘がいい」と。
真実だ嘘だという極端でなくてもご夫婦で支持政党が異なるという例も周囲で見聞きします。
それでも感受性が合うのでご夫婦だったり恋人だったりで上手くいくんでしょうね。
逆に、政治意識や死刑制度、喫煙や食事などでピッタリ合っても恋愛や一緒に暮らすパートナーとしてどうなのかは全然話が違ってくると思います。
わりと科学や論理が重視されて感覚や感情、感受性などが軽視、または幼稚なものとして扱われてきたと思いますね。
実際は感受性も科学の一部ですし、国内外の政治家は理論武装強化に必死で、感受性にしても一夜漬けの心理学テクニックで操作できるくらいに思っているような気がしてなりません。
ただ、感受性は教育現場でもテストを行って点数をつけるという性質のものではないだけに、逆に一番難しいのかもしれませんけれどね。
身内に珈琲好きな喫煙者がいて喉頭癌で亡くなりました。
胃癌で大半の胃を切除した者もいます。
肺癌、乳癌で亡くなった者もいます。
タバコ、珈琲、茶、酒、更に香辛料も控えると、消化器官や肝臓は守られ、栄養素が吸収出来、細胞が正常に作られます。
嗜好品には危険な物が多いので、気をつけて下さい。
摩擦、燃焼で毒性は更に酷く、日本では様々な物に使用されて、火災時に、イソシアネート中毒で亡くなっている者が多くいます。
イソシアネートは、海外で規制されていますが、日本で規制がなく被害を与え続けている為、柔軟剤だけでなく、厳しい規制で使用禁止にするべきです。
タバコに香料が入っていますが、イソシアネートも入っていると自分は思っていますが、イソシアネートだけでなく、石油系香料が燃焼すれば毒性は更に増し、発癌性も高くなります。
飲酒者の呼気は、タバコ、排気ガスにも入っているアセトアルデヒド、お酒を分解すると発生し、悪影響を及ぼしています。
喫煙者が柔軟剤、香料に反応するのは、既にタバコ由来の化学物質過敏を発症している為です。