喫煙を考える

「喫煙」という行為について共に考えましょう。
タバコで苦しむのは、喫煙者本人だけではありません。

ネオシーダーに関する厚生労働省からの回答はなし

2017-12-15 13:37:05 | タバコ問題への取り組み

11月11日(土)に鑑賞した舞台演劇の上演中に喫煙シーンがあり
舞台のプロデュース会社である株式会社パルコ エンタテインメント事業部に
質問と要望をメールで送ったのが11月12日(日)でした。
11月16日(木)に、パルコ エンタテインメント事業部から回答があり
紙巻タバコの代替品として医薬品ネオシーダーが使用されていたことを知りました。
ネオシーダーに関して調べていくうちに、ネオシーダーにニコチンが含有されており
依存を形成するため、日本禁煙学会から販売中止と健康被害調査の緊急要請
2014年2月21日に当時の厚生労働大臣・田村憲久氏と医薬食品局長・今別府敏雄氏に
提出されていたことがわかり、その回答の有無を日本禁煙学会に問い合わせていたところ
本日回答をいただくことができました。


(回答)
ネオシーダーですが、これはこれまでも色々な所(たとえば劇場など)に注意を喚起しています。
また、厚労省にもネオシーダー中毒の例をあげ、製造販売を中止すべき事を進言しております。
これに対してのお返事はまったくありません。


厚生労働大臣と医薬品局長からは、完全に無視されたとのこと。
何の問題もないのなら、回答ができるはずですので
恐らく、大いに問題がある製品なのだと推察します。
ネオシーダーの薬害については、ホームページを開設している医師もおられるようですので
連絡を取ってみたいと考えています。
東京都受動喫煙防止条例の基本的な考え方の中にも
なぜか演劇中の喫煙については認めるとした方針が提示されていましたが
タバコを小道具として使用する(させられる)俳優だけでなく
スタッフや観客が受動喫煙に遭うことも考慮されるべきで
紙巻タバコや電子タバコ・加熱式タバコだけでなく
ネオシーダーによる害についても、さらなる周知と喚起が必要と考えます。


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