たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★「復興ボランティア」から「サポート」へ

2012年08月31日 | 震災ボランティア
◆お知らせ◆
9月1日(土)は、大龍寺定例坐禅会です。

いつも通りの坐禅会に加えて、
今回は有志で坐禅後の懇親会もあります。

参加者募集中です。どなたでもどうぞ~。

★【再掲】平成24年9月の定例坐禅会と懇親会のお知らせ



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昨年の震災をきっかけに度々訪れている石巻に
8月24日(金)~26日(日)の日程で行って参りました。
前週の陸前高田も含めると5回目の被災地訪問となりました。

(1)平成23年4月
    陸前高田での墓参
    北上の避難所での炊き出し

(2)平成23年8月
    追分温泉での落語会
    石巻での盆踊り花火大会(落語・ハンドマッサージ・花火)

(3)平成24年2月
    一周忌法要への随喜
    北上でのイベント(ハンドマッサージ・足裏マッサージ・沖縄民謡ライブ・メイク・法律相談)

(4)平成24年8月
    陸前高田での墓参
    休耕田を使った復興イベントに参加



今回、昨年8月の盆踊り花火大会、今年2月のイベントをもう一度ということでしたが、
どちらも前回とは開催の形態を大幅に変えた開催となりました。

それは「復興ボランティア」から「サポート」へというスタンスです。
今回は、これからは地元の方たちが中心的な立場に就いて、
私たちボランティアは、あくまでもサポートをしていくという変化です。







■平成24年8月24日(金)

朝7時、東京・浅草に約20人が集合し、
一路、北上のにっこりサンパーク仮設団地を目指しました。

約5時間をかけて三陸道河北インターに到着し、
支援活動で北上に来るときには毎回利用している
道の駅「上品の郷」で最後の休憩を取りました。







そして目的地へ到着。

午前中から地元の人たちで会場準備が進められつつあり、
私たちは会場作りのお手伝い、屋台機材の設置などをしました。

開会の時間は予定より遅くなりましたが、始まれば大勢の行列、
こんなにも大人も子どもも寄り集まってくれました。

私は人生初の綿菓子屋さん!

地元の子と一緒にザラメと割り箸を両手に、楽しく綿菓子を作りました。





行列の先にあるものは?




 ポップコーンも弾けてます




 火力充分!腕前充分!




 子どもたちも井戸端会議中




 右だ!左だ!スイカ割り!






津波の被害に遭った場所は瓦礫が撤去されました。
そして、仮設住宅の広場の先に、小高い丘が現れたのです。

仮設住宅の中では子どもたちの笑い声があふれていましたが、
その目を外に向ければ、ここがまだまだ被災地である現実に気づかされます。





今年5月に大龍寺の施食会に来て下さった渋谷修治さんとも再会。

作務衣風味なお召し物で、より一層お坊さんらしい雰囲気です(笑)









ここは南三陸町のさんさん館
平成11年に廃校となった林際小学校が、
宿泊研修所として生まれ変わったのです。

大勢で泊まるにはちょうどいいところでした♪

http://www5.ocn.ne.jp/~san3kan/







翌日の石巻かほく新聞に、お祭りのことが掲載されていたそうです。

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