梅雨が明けて、一気に夏真っ盛りとなりました。
熱中症による救急搬送も多いようです。
東京でお勤めしている七月盆にはまだ早いのですが、
既にお檀家さん宅での法要(棚経・宅経)を始めております。
自分自身の体調管理にも用心しながらお勤めをしています。
でも「お盆中のお坊さんが熱中症で運ばれた」という話は、
お坊さん業界の一端にいながらこれまで聞いたことがありません。
「お坊さん凄い!」と言いたいわけではなく、
自分が第1号にならないよう、用心したいと思います。

開基 猪飼半左衛門正景氏の五輪塔墓廟(平成26年は350回忌正当)
ところで大龍寺では、お檀家さんが遠距離に点在していることもあり、
全てのお檀家さん宅を毎年訪問する事は、到底出来ません。
従来は「近所の方」「ご希望の方」「新盆の方」に限りお勤めしていまいたが、
これらに加えて6年前から「五十音順」でも全ての檀家さん宅を巡拝しています。
今年は苗字の頭文字が「は・ひ・ふ・へ・ほ」のお宅が該当しています。
つまり来年は「ま・み・む・め・も」のお宅にお伺いするということです。

「今を差し置いて、何時やると言うのだい?」
先日は、高校生の頃以来のお檀家さんのお宅にお参りをしました。
学校帰りに立ち寄ったことを昨日のことのように覚えています。
当時はどこの商店街にも見られるようなホッとする文房具屋さんでしたが、
今回久し振りに行ってみてその様変わりにビックリもしました。
既に息子さんご夫婦に代替わりしているのは聞いておりましたが、
それを機に、お店も、取り扱い商品もすっかりリニューアルされ、
今や、書くことの“プロ”が愛用するこだわりの文房具店に様変わりしていました。
「昔のような文房具屋さんであったら、つぶれていたかもしれない。
でも、一つの分野に限って商売をしてみたら、それが強みになった」と。
良いものを、丁寧に、愛情をこめてお仕事に取り組んでいたら、
いつしか、プロの作家さんが、気に入った原稿用紙を買い求めにくるようになったそうです。
私のような素人でも、書くことに対して丁寧に取り組みたくなるような
とても落ち着いた雰囲気の中で、オトナな文房具と出会うことが出来ます。

「涼やか」とは、暑くても寒くても、全く気にせず受け容れるということ。
お盆、お彼岸、施食会、大般若会と、お寺の行事は年間通じてたくさんあり、
お檀家さんともその度ごとに交流はしていますが、
大勢の方が一度に来られるので、じっくり腰を据えてお話しすることもままなりません。
また、遠方の方だと、お揃いになったご一家の方全員とお話しするのも難しいことです。
こうやってお盆の頃にお宅訪問させていただくことは、
その時ばかりは一対一になってお話を聞くことが出来て、
家族のことばかりか、その家の歩んできた歴史もよく話題に上ります。
私にはとてもよい勉強になっています。

一瞬の集中豪雨も珍しくなくなってきました…。
熱中症による救急搬送も多いようです。
東京でお勤めしている七月盆にはまだ早いのですが、
既にお檀家さん宅での法要(棚経・宅経)を始めております。
自分自身の体調管理にも用心しながらお勤めをしています。
でも「お盆中のお坊さんが熱中症で運ばれた」という話は、
お坊さん業界の一端にいながらこれまで聞いたことがありません。
「お坊さん凄い!」と言いたいわけではなく、
自分が第1号にならないよう、用心したいと思います。

開基 猪飼半左衛門正景氏の五輪塔墓廟(平成26年は350回忌正当)
ところで大龍寺では、お檀家さんが遠距離に点在していることもあり、
全てのお檀家さん宅を毎年訪問する事は、到底出来ません。
従来は「近所の方」「ご希望の方」「新盆の方」に限りお勤めしていまいたが、
これらに加えて6年前から「五十音順」でも全ての檀家さん宅を巡拝しています。
今年は苗字の頭文字が「は・ひ・ふ・へ・ほ」のお宅が該当しています。
つまり来年は「ま・み・む・め・も」のお宅にお伺いするということです。

「今を差し置いて、何時やると言うのだい?」
先日は、高校生の頃以来のお檀家さんのお宅にお参りをしました。
学校帰りに立ち寄ったことを昨日のことのように覚えています。
当時はどこの商店街にも見られるようなホッとする文房具屋さんでしたが、
今回久し振りに行ってみてその様変わりにビックリもしました。
既に息子さんご夫婦に代替わりしているのは聞いておりましたが、
それを機に、お店も、取り扱い商品もすっかりリニューアルされ、
今や、書くことの“プロ”が愛用するこだわりの文房具店に様変わりしていました。
「昔のような文房具屋さんであったら、つぶれていたかもしれない。
でも、一つの分野に限って商売をしてみたら、それが強みになった」と。
良いものを、丁寧に、愛情をこめてお仕事に取り組んでいたら、
いつしか、プロの作家さんが、気に入った原稿用紙を買い求めにくるようになったそうです。
私のような素人でも、書くことに対して丁寧に取り組みたくなるような
とても落ち着いた雰囲気の中で、オトナな文房具と出会うことが出来ます。

「涼やか」とは、暑くても寒くても、全く気にせず受け容れるということ。
お盆、お彼岸、施食会、大般若会と、お寺の行事は年間通じてたくさんあり、
お檀家さんともその度ごとに交流はしていますが、
大勢の方が一度に来られるので、じっくり腰を据えてお話しすることもままなりません。
また、遠方の方だと、お揃いになったご一家の方全員とお話しするのも難しいことです。
こうやってお盆の頃にお宅訪問させていただくことは、
その時ばかりは一対一になってお話を聞くことが出来て、
家族のことばかりか、その家の歩んできた歴史もよく話題に上ります。
私にはとてもよい勉強になっています。

一瞬の集中豪雨も珍しくなくなってきました…。