今年のカレンダーを見ると
2月1日の欄に「初午」と記されています。
初午というのは日本で初めて稲荷が祀られたのが
西暦711年・和銅4年2月7日(壬午)であったことから
立春後最初の午の日を稲荷社の祭礼と定めたそうです。
各地の稲荷社では、
初午をもっとも盛大な祭日として大変賑やかな一日となっています。
ところが最近の辞書で初午を調べてみると
「2月に入って最初の午の日」とされているものが多いようで、
平成22年の場合だと、節分前の2月1日が初午となってしまいます。
伝統的な「豆まき」という季節の行事に
最近では関西発の「恵方巻」が流行っていたりしますが、
節分が季節の変わり目という情緒は今でも機能しています。
多くの人が気にする厄年にしても、
曹洞宗の習慣で「立春大吉」「鎮防火燭」の御札を貼るのにしても
1年間の区切りは「立春から翌年の春の節分まで」となっています。
「2月の初午」と「立春後の初午」では僅か数日の違いですが、
季節の移り変わりを大切にする方向を失いたくないなぁと思います。
ちなみに、いつもお手伝いさせていただいている
赤坂の豊川稲荷東京別院では平成22年2月13日に初午を行うそうです。
【追記】
平成23年の初午は、2月8日(火曜日)となっております。
2月1日の欄に「初午」と記されています。
初午というのは日本で初めて稲荷が祀られたのが
西暦711年・和銅4年2月7日(壬午)であったことから
立春後最初の午の日を稲荷社の祭礼と定めたそうです。
各地の稲荷社では、
初午をもっとも盛大な祭日として大変賑やかな一日となっています。
ところが最近の辞書で初午を調べてみると
「2月に入って最初の午の日」とされているものが多いようで、
平成22年の場合だと、節分前の2月1日が初午となってしまいます。
伝統的な「豆まき」という季節の行事に
最近では関西発の「恵方巻」が流行っていたりしますが、
節分が季節の変わり目という情緒は今でも機能しています。
多くの人が気にする厄年にしても、
曹洞宗の習慣で「立春大吉」「鎮防火燭」の御札を貼るのにしても
1年間の区切りは「立春から翌年の春の節分まで」となっています。
「2月の初午」と「立春後の初午」では僅か数日の違いですが、
季節の移り変わりを大切にする方向を失いたくないなぁと思います。
ちなみに、いつもお手伝いさせていただいている
赤坂の豊川稲荷東京別院では平成22年2月13日に初午を行うそうです。
【追記】
平成23年の初午は、2月8日(火曜日)となっております。