お寺では番犬として紀州犬の“りゅう”を飼っていますが、
これまで本堂後方の裏庭に放し飼いをしていました。
ですが今回の書院建設はその裏庭が予定地であるため、
りゅう君には土地の明け渡しをしてもらわなくてはなりません。
心配なのは、これからの飼い方のスタイル。
子犬の時分から10年を優に超える今になって
いきなり鎖で繋ぐというのも無理な相談です。
先週、りゅう君の移転先として
本堂脇の一角にフェンスの囲いを作りました。
支柱を立てる穴を作ります
フェンスを張っていきます
囲いが出来上がりました
普段お世話になっている石屋さんに、
丸2日間、かかりっきりで作業をしていただきました。
寒い中、有り難うございます。お疲れ様でした。
このあと植え込みの中をきれいにして犬小屋を置きます。
今までとは比べものにならないくらい狭いスペースですが、
長い目で見て慣れてくれればいいなと思います。
★ ご ★ 注 ★ 意 ★
紀州犬のりゅう君は気性が荒いです。
手や足を差し出すと噛みつきます。
防犯のための番犬としては合格です。
が、馴染みの方に対しても番犬としての態度をとります。
しっぽを振っていたその瞬間にも、噛みつくことがあります。
一歩下がった状態で可愛がってください。