たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★番犬りゅう君のお引っ越し

2010年01月27日 | 書院庫裏の建築

お寺では番犬として紀州犬の“りゅう”を飼っていますが、
これまで本堂後方の裏庭に放し飼いをしていました。

ですが今回の書院建設はその裏庭が予定地であるため、
りゅう君には土地の明け渡しをしてもらわなくてはなりません。



心配なのは、これからの飼い方のスタイル。

子犬の時分から10年を優に超える今になって
いきなり鎖で繋ぐというのも無理な相談です。





先週、りゅう君の移転先として
本堂脇の一角にフェンスの囲いを作りました。


支柱を立てる穴を作ります






フェンスを張っていきます





囲いが出来上がりました






普段お世話になっている石屋さんに、
丸2日間、かかりっきりで作業をしていただきました。

寒い中、有り難うございます。お疲れ様でした。



このあと植え込みの中をきれいにして犬小屋を置きます。

今までとは比べものにならないくらい狭いスペースですが、
長い目で見て慣れてくれればいいなと思います。



★ ご ★ 注 ★ 意 ★

紀州犬のりゅう君は気性が荒いです。

手や足を差し出すと噛みつきます。
防犯のための番犬としては合格です。

が、馴染みの方に対しても番犬としての態度をとります。
しっぽを振っていたその瞬間にも、噛みつくことがあります。

一歩下がった状態で可愛がってください。



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