★論語で学ぶ、論より証拠？論が証拠になっていく。

お寺で論語を味わおう。

そんな魅力的な講座が川越のお寺さんで開催されました。







論語はその気があれば自分一人でも読むことができますが、
今回の講座では先導役の先生に従って聴講生が同じように音読をします。
意味よりも先に音を優先して論語に親しむ
「素読（そどく）」を柱にしているとのこと。
理屈で考えるよりも、まずは味わおうという姿勢に興味を持ちました。







当日は小学生と幼稚園児の２名のお子さんも参加。
先生の後に付き随って、朗々と論語を素読していました。







今のうちは意味が分かっていない部分もあるかもしれません。
でも、少しずつ年を重ねて様々な経験を得てていくなかで、
今日素読をした論語に込められた孔子の教えが
キチンと骨身になっていけば、それは大きな糧になるでしょう。


一を聞いて十を知るではなく、十を聞いて一を知る。
そんな学び方であっても、残りの九は無駄にはなりません。
少しずつ大人になるなかで悲喜様々な経験を味わうことによって、
いつかその意味がわかり、人生を全うする糧となる。

そんな種まきをしているように思えました。





寺子屋論語塾 H28/04/29




川越養寿院さまでは、本年度中にあと３回予定されているとのことです。