たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★豊川稲荷東京別院 読誦会

2009年03月22日 | 豊川稲荷東京別院
私がたまにお手伝いに参上している豊川稲荷東京別院では、
毎月18日に「読誦会」を開催しています。

平たく言えば、一般の方を対象に開催するお経の練習会です。

その歴史は遥か私が生まれる前から続いているそうで、
これまでの経緯は平たくはなかったんだろうなと頭が下がります。




今年に入って有り難い難問が降って湧いてきました。

これまで30年以上、読誦会の講師をされていた老僧が、
そろそろ若ゾーを鍛えていかないと…と思慮されて
私に、読誦会講師の半座を与えて下さるというのです。








そして先週18日、
読誦会に行って来ました。

今日は、その覚え書きです。





参加者は30人ほど。皆さま、私よりも年輩の方ばかり…

法話などのお話しは“一番若い方”がわかるように話をしましょう
というセオリーを聞いたことがあるのですが、その場で一番若いのは、




私でした(*_*)




午後1時30分
・北 面 上香三拝
・お唱え 真言・三帰礼・開経偈
・南 面 読誦「大悲心陀羅尼」「般若心経」
     挙経法・看読法
・休 憩 15分

午後2時30分
・お話し 自己紹介
     安居について
      上 山 東京駅(草鞋・報恩修行)
      地蔵院 持物点検・三身体
      山門頭 佇立・試問
      日分法 1日の行持(振鈴からか、黄昏からか)
      挨 拶 古参と新到・乳水和合 ★本日のミソ★

午後3時30分
・散 会





感想
 もう皆さま、法話をお聞きになる“構え”が自然に出来上がっていて、
 慣れない私にとっては、非常に話しやすい雰囲気をいただきました。

反省
 後から聞いたところ、読誦会に初参加だったのは、
 私の他にあと4名ほどいらっしゃったそうです。
 勝手に「初参加の方が居ない」と早とちりをしていたため、
 本来するべきであったフォローを全くしていなかった。

課題
 参加者一人一人の状況把握をし、フォローの方途を考える。
 漫然と読経するのか、状況設定下での読経とするのか。
 和むところと、真摯に進めるというメリハリに耐える。

次回テーマ
 安居について―その2―
  今回未解決のまま放置した「報恩修行」を解決する
  「空き箱」「師匠からの手紙」
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