たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★大龍寺こころの旅 その2

2012年05月29日 | 行事報告
◆◆◆5月24日(木)

●午前3時50分 起床

永平寺の参籠は、とにかく朝が早いです。

3時50分には参籠部屋に声がかかり、
手早く布団畳み・洗面・着替えをして廊下に並びます。





暁天中光拝
光明蔵にて、禅師さまに代わって副監院老師からお言葉をいただきます。





法堂献湯
法堂にて行われるご開山道元禅師さまへの献湯諷経に参列・焼香します。







法堂献湯に続いて不老閣に赴いて福山禅師さまに拝問をしました。
新書院の命名額「孝徳殿」の揮毫をしていただいたことに対する御礼と、
泰信大和尚の住職退任(退董)・賢孝和尚の住職就任(晋山)の儀式を
10月に勤めさせていただいたことを禅師さまの御前にご報告いたしました。





記念写真にご同席下さいました。









先祖供養の時間まで諸堂拝観
法堂・仏殿まわりの雰囲気を感じ取りました。





大龍寺本山参拝団 供養一座
こころの旅参加者一同と、供養のみ参加者のご回向をしました。







諸堂拝観 その2
参籠部屋のある吉祥閣に戻りつつ、大庫院・山門を拝観。

その後、小食(朝ご飯)を頂戴し8時には龍門集合、
永平寺を後にして茂さんの待つ東尋坊へと出発しました。

バスの車内では、曹洞宗が制作した昨年度の人権ビデオを視聴。
茂さんが出演されているので、予習を兼ねることができました。





●午前9時 東尋坊



東尋坊タワーの2階をお借りして、茂さんのお話をお聞きしました。









自殺を思いとどまらせる茂さんたちが心を込めて作る“おろしもち”
私たちのために食べきれないほどの数を作って下さいました。





観光の名所ではあるけれど、命も瀬戸際なのです。





自死を思い、夕方までジッと座って海を眺めている人がいるが、
茂さんのお話では、岩場の先端近くまで行く人は少ないという。

「自死を思っている人には、先端まで行く元気が無いのです」と。





●午後1時 白川郷にて昼食・散策







朴葉味噌で味付けをした飛騨牛が美味!











これだけの家屋を維持していくことは大変なことです。





●午後4時 飛騨高山着

希望者のみ宿泊予定のホテルに直行せず、飛騨高山の古い町並みを散策しながらホテルに到着











鎖で繋がっているのは御神籤だそうです。





酒屋さんの表玄関をくぐり抜けると瀟洒な中庭。
木片を敷き詰めた舗装は足に優しいですね。





●午後6時 お食事会

永平寺参籠・東尋坊の茂さん訪問と、はしゃいで過ごす状況でも無かったので、
このお食事会は数少ないお楽しみの時間となりました。







この日のお食事会場にはカラオケの機械も用意されており、
席が温まってきた頃からみんなで歌声を披露。

最後は手を取り合って青い山脈を大合唱!お疲れ様でした。
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