絶対に負けられない戦いが明日ある!と言った日の朝( 木曜日やね )
明日雨予報だし、金太郎ヒマかも?なんて思い
国立行きたいなぁ・・・と、ダメ元で朝からつぶやくkiyomako ( 数日前から、ボソボソつぶやいていたけど )
すると、母が意外な反応を見せた! サトコちゃんが良いなら行って良いよ。 ( マジですかぁ~ )
そんなこんなで、まさかのOKが出た
だがしかし、交通手段は確保出来るのか?
前々から誘ってくれてた友達に、電話
まだ、車乗れる? どうにかなる??
他のメンバーに確認をしてくれ、しばらくして OK の連絡
ナオキさん 皆さん ありがとうございます
そんな訳で、午後7時別府発
一路国立へ トリニータをJ1へ上げるべく、弾丸応援ツアー
片道約1300km エスティマで6人( 運転手5人 ) 1人約200kmの運転です
試合への興奮と楽しい車内で、なかなか寝れないメンバー
山陽自動車道を走り 岡山県 吉備SAから運転
神戸・大阪の 夜中なのに交通量多い 運転怖い 分岐してる 恐ろしい区間を無事走りぬき
役目を果し、眠りに落ちるkiyomako
起きると愛知県を通り過ぎ、新東名の静岡に入った辺りだった
新東名高速道路・・・スゲェー( 田舎者ですんで )
kiyomakoがこの辺に住んでた頃には当然無く、スゲー道路がこんな場所に出来たのってビックリ
そんなこんなのいろいろで、9時30分 ついに国立競技場へ到着
14時間30分かかったぞ 疲れたぁ~
天候は予報通り 雨 しかも結構降ってるぞ
とりあえず、カッパなどを着込んで競技場へ移動
このポスターを見た時、絶対に負けられないと心に強く思ったのです
来たぜ 聖地国立競技場
kiyomakoは、ナビスコ初優勝の時来れなかったのが、今でも悔やまれるのです・・・
今日は優勝では無いが、それと同様
イヤ!それ以上に大分トリニータにとっては大事な一戦なのだ
ジェフに勝ち、大分トリニータをJ1へ昇格させるのはもちろん
それ以上に大分トリニータを、運営危機から救う為の大事な一戦
負ける訳にはいかない
10時開門だったので、皆準備に追われている
遠い九州は大分からやって来たサポーター達
何年も会場に行けないkiyomako、今日は精魂込めて応援する覚悟です
ジェフのサポーター
この時点で、大分サポよりちょっと多いぐらいだったが
時間が経つにつれ、どんどん増えていくジェフサポ
まぁ しょうがない 立地が違いすぎるから覚悟の上じゃ!
国立を黄色く染める、イチョウの木
ジェフサポは勝利の色に彩られたイチョウの木を見上げながら、国立に意気揚々とやって来たのだろう
だが、浮かれているのも今のうち・・・
トリニータと大分県民の血と汗と涙を象徴するかの如き、降り続く雨
試合が終わった時に、ジェフサポも思い知らされるであろう
ジェフはただ、雨にうたれ散り逝くイチョウの葉だった事を・・・
そんなこんなあんなで、1時のキックオフ迫るのだが
観客27,433人
驚いた事に、スタジアムのほぼ半数弱が青いのだ
大分から1万人来たと書かれてたが、大げさではなく1万人じゃ少ないぐらいだ
ナビスコの時もそうだったが、清水サポに負けない動員を記録した大分サポーター
今回も近県千葉相手に、負けない動員の大分トリニータサポーター
正直 ジェフの方がチーム力は上だが、全然負ける気がしなかったね
大分県民に愛される、大分トリニータ
大分県民トリニータVSジェフユナイテッド千葉
すべてをかけて勝ちたい
この試合に全てがかかってる大分 ( 存続がかかってると言っても大げさでは無い )
俺たち皆が大分トリニータだ
帰るぞ J1
絶対勝利
覚悟が違うのだよジェフとは・・・
困難ばかりの大分、修羅場上等!
kiyomakoは余りの久し振りの応援だったが、昔の仲間や新しい仲間が暖かく迎えてくれ
最前列で応援 ボルテージMAXで、魂の応援をさせてもらいました
新しいサポーターにも、ベテランの要に見えてた事でしょう
超レアキャラなんて皆には言われたけど、まだまだ最前列へ復帰出来る事を証明出来たと自負しております
試合が始まり、押される展開が続く
雨は思ってた程降らなかったが、後半途中から強くなってきた
大分サポーターの熱い応援は止まらないが・・・
さすがに残り時間も少なくなり、サポの応援が力を搾り出すように叫ぶ後半の86分
林が森島のボールに反応して抜け出し、キーパーと1対1からのループシュート・・・
キーパーの頭上を越え、無人のゴールへ吸い込まれる
あんなにボールの行方を無心で見たのは、初めてかもしれない
固唾を呑んでとは、正にこの時だ!
ゴールした瞬間、大分サポーターが大爆発
スタジアムが大歓声に包まれる
それからのアディショナルタイム入れて約10分
大分サポーターの必死の応援に答え、死力を尽くし戦う選手達
そして・・・
終了のホイッスルと同時に歓喜に湧き上がる大分サポーター ( その時の写真は無いけどね・・・ )
日本一残酷な歓喜の瞬間・・・
ほんと、歓喜の側で良かった。
千葉にとっては残り10分
勝利または引き分け、そしてJ1昇格しか皆頭に無かったであろう試合運び
残酷な幕引き・・・
選手達がゴール裏に挨拶 お祭り騒ぎの大分サポーター
がっちり握手を交わす 青野社長と森島選手
この後 青野社長がサポーターに頭を下げると、サポーターから 青野! 青野!!の大コール
それに涙し、何度も頭を下げる青野社長
この姿がめちゃめちゃ泣けた
借金に浸かったトリニータを浮上させる為に、どれだけ苦労し奔走してくれたか想像を絶する
そんな青野社長の涙は、サポーター 県民 行政 への感謝
苦労した日々の思い、J1へ昇格を果たした嬉しさ、選手達への思い
そして大分トリニータへの愛・・・どれだけの思いが込み上げたのであろう
この一時の嬉し涙だが、大分トリニータの困難はまだまだ気が遠く成る程山積みなのだ
青野社長以下スタッフの皆さんの苦労が、少しでも報われたかな
J1へのゴールを決めた 林選手
彼はジェフ時代に対大分5得点とチームで一番決めてる
トリニータが、J2に降格する引導を渡したのも京都サンガ時代の林選手
そして、J1へ復帰する得点を決めたのが、シーズン途中加入した林選手
昨年オフにジェフを解雇され、タイのクラブに加入したが6月に退団
無所属となった林選手が、7月に大分へ
そんな林選手が、大分が昇格する得点を古巣ジェフから奪ったんだから・・・
因縁と言うかなんて言うか、凄い事だよねぇー
林選手を加入させた田坂監督も凄い・・・
今年の田坂監督の采配、特にプレーオフの采配は神懸りだ
プレーオフ
優勝 甲府は勝ち点86で断トツ 圧勝
2位 湘南 75
3位 京都 74
4位 横浜 73
5位 千葉 72
6位 大分 71
2位までの自動昇格は、最後の試合まで6位大分まで可能性があったし
終盤 どのチームも、大事な試合を落とさなければ掴めた2位の自動昇格
2位湘南だって、早くにチャンスがあったのに、勝ちを拾えず最後まで縺れての2位
6位大分もまったく同じで、2位のチャンスがあったのに勝ちきれずの結果6位
実際チーム力の差は確かにあったが・・・
6位のチームが下克上を制した
なんて、大番狂わせみたいな順位でもないのだが、J2なんか興味ない人多いからね・・・
だけど J1で勝ち残るには正直厳しいと、大分サポも思ってる
このオフの間に、チームがどうなっていくのか?
開幕を田坂監督がどう迎えるのか?
監督の手腕に対する期待が大きいし、この2年の成果で絶対にやってくれると皆が信じている
さぁ 行こうぜ!
みんなでJ1だぁぁぁー!!
若者達よ ありがとう お疲れ様
J1で思う存分打ち鳴らし、選手・サポーターを鼓舞してくれ
国立競技場 今度はタイトル懸けた一戦の時に来るぜ
45分には何かがある・・・
国立さらばじゃ
すぐ近くにあった 鶴の湯
大都会に下町の銭湯
雨で冷え切った体を温め、帰るぞ九州大分へ
我らが大分 我らの大分トリニータ
静岡のSAで、豪勢に祝勝会
弾丸ツアー 最初にして最後の豪華な食事
往復29時間 距離にして約2600km
深夜の尾道ラーメン
そして朝を向かえ、九州で朝刊を買う
一生の思い出に残る、最高の弾丸ツアーでした
みんなありがとう!
最高で最愛の大分トリニータ ♪
J1の皆さん、ヨロシク