プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)
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プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎 | |
サンガ |
「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~
ざぼんのイラストと関係あるあたりの 脳と瞑想の本文を拾い読み~ その1。
P136_心の主となるための気づきの分岐点「受」
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篠浦
僕が考えるに、幸せに生きる鍵というのは、動物脳的な情動や衝動を、どう上手にコントロールしていくかということだと思います。
動物脳がすべて悪いわけではまったくなく、おいしいものを食べて、恋愛して、楽しいことをして生きることはもちろん幸せなこと。
けれどもそれらは手に入れば入るほど歯止めが利かなくなる。
ドーパミンにコントロールされてはダメなんですね。
動物脳は、自然に放っておいたらどんどん力を増していくものです。
動物脳が強い人は若いうちは強くてエネルギッシュでまだ良いけれども、晩年になって自分が弱くなってくると、周囲との関係をキープできずに滅びてしまう。
歴史上の人物で言うなら豊臣秀吉が良い例ですね。…
< 「脳と瞑想」P135>
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「動物脳が強い人は若いうちは強くてエネルギッシュでまだ良いけれども、晩年になって自分が弱くなってくると、周囲との関係をキープできずに滅びてしまう。」…
我が身に照らして…イテテテテ…
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プラユキ
…仏教用語でいう「受」、すなわち、五感や心で外界や内面世界に触れた時に最初に生じてくる快や不快といった感覚のことですが、これにいかに正しく対応していけるかが、苦楽を分かつ鍵であり、心の下僕となるか、心の主になるかの分岐だと説明しています。…
…先生のおっしゃる動物脳がおそらく仏教の「受」にあたり、それに支配されるのではなく、きちんと飼い慣らして、ともに協力し合いながら生きていけばいいんだよ、ということですね。(前頁図<P136_心の主となるための気づきの分岐点「受」>参照)
< 「脳と瞑想」P136~137>
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フツー、動物脳の飼い慣らし方なんて知りません、教わりません
心の正しい飼い慣らし方を身につけるための練習として、瞑想があるんだよ~ということでした。
「動物脳」って?「ドーパミン」って?
「瞑想」ってどうやるの? …
気になったら!
ぜひ「脳と瞑想」、ご一読ください
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