紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き3 #15 「同級生の罪」

2014-03-21 | Castle
「同級生の罪 / The Final Nail」

ある屋敷に男性が友人と共に帰宅する。すると犬が駆け寄るが血の足跡がベタベタ。
奥に行くと彼の妻が既に死んでおり、顔中にネイルガンで釘が何個も打ち付けられて
いた。玄関には怪しい落書きもされている。直ぐに通報を受けてベケットらも急行する。
ダミアン・ウエストレイクという男性の妻ヴィッキーが殺害されていた。

ベケットは早速発見者の夫ダミアンに話を聞きに行くと何とキャッスルがいる。
実は2人は寄宿学校時代の友人だった。彼は売れない作家で妻はデザイナー。
夫婦関係は良好だったが、最近家をリフォーム中でその業者と揉めていたらしい。
ネイルガンはその業者の物か?

ライアンとエスポジートはヴィッキーの同僚のアンバーに話を聞く。ヴィッキーの
指輪が紛失し彼女は出入り業者のモリスを疑った。だが彼は無関係だと言って激怒し、
逆にヴィッキーを脅していたと言う。


モリスは前科盛り沢山の男で刑務所で大工仕事を覚えていた。直ぐに呼んで聴取する。
ウエストレイク家の前に彼の車が駐車しているのを見た人もいたが、彼はヴィッキー
に「指輪が見つかったから謝罪したい」と言われて家まで行ったと言う。そして彼の
証言通り自宅から指輪も見つかりアリバイもあるのでモリスはシロだとわかった。

キャッスルはダミアンを疑うベケットに対して彼の誠実さを語るが、意外な過去が
わかってくる。20年前に彼の父親が殺害される事件があった。それはキャッスルも
知っていたが、当時警察は第一容疑者としてダミアンを疑っていたのだ。

妻の事件の前に父親の殺人でも疑われていたダミアン。それでもあくまで友人の肩を
持つキャッスルにベケットは怒りが増して遂には署から彼を追い出してしまう始末。

キャッスルはダミアンに会って彼の父親の件を聞く。当時学生だった彼は現場から
3,000キロ離れた学校にいたらしい。もちろん自分はシロだと言う。

ベケットはヴィッキーの前夫のサイモンに話を聞く。ヴィッキーは再婚した頃は
当然ながら喜んでいたが、最近はダミアンと不仲になりサイモンとよりを戻そうと
話していたらしく、その直後に殺されたのは不自然だと言う。

帰宅しても寝つけないキャッスルを見かねた母マーサは、ベケットの考えは正しい
と論す。そして翌日キャッスルはベケットに詫びを入れる。

ダミアンはヴィッキーに多額の保険金を掛けていた。おまけに生活は実質妻の
ヴィッキーが面倒をみるような状態だった。益々ダミアンの旗色が悪くなる。

エスポジートの調べで落書き犯はオマール・リンカーンという男と判明。前科は
もちろんタップリ。直ぐに本人に会いに行くとやはり壁に落書きしている最中
だったので、速攻で逮捕する。

エスポジートがオマールを聴取する。落書きは認めるが殺害は否定。部屋から夫婦
喧嘩の声が聞こえたと言う。そしてアリバイも立証される。一方夫のダミアンは
別の口座を持っているのが判明し、他に部屋を借りているのがわかった。


ベケットはダミアンが借りている部屋(プレイルーム)の職員のキャリーに話を聞く。
彼女は客との交際禁止の掟を破ってダミアンの寝る友になっていた。だがそれが妻の
ヴィッキーに知れて、彼はお金に困っているから付き合わない方がいいと忠告された。
そしてその直後にヴィッキー殺害の報道を見たらしい。

キャッスルはダミアンの無実を信じ続けるがベケットは「もう目を覚ました方がいい」
と諭す。そしてダミアンが連行され聴取する。ダミアンは「自分はやってない」と
頑なに主張するが、これだけ不利な状況証拠が次から次へと出てきてはどうしようも
ない。ベケットはダミアンを妻殺害容疑で逮捕する。

帰宅してもダミアンの件で頭が一杯のキャッスル。翌日彼に面会に行って何か無実を
証明出来そうな物はないか尋ねる。すると彼はヴィッキーが離婚する為の書類を入れた
封筒を持っていたと話す。

キャッスルは事件当日の郵便配達の女性ブランカを署に連れて来る。彼女によると
事件当日ダミアンを見かけた後にヴィッキーから封筒を託されたと言う。という事は
ダミアンは無罪か?

証拠不十分でダミアンは釈放される。相変わらずベケットはダミアンが犯人だと主張。
キャッスルは彼の無実を信じて、ヴィッキーの前夫サイモンが怪しいと睨む。そして
未解決のままになっているダミアンの父親殺害事件を調べると言う。

キャッスルはダミアンの父親の件の資料を家に持ち帰り独自の調査を開始する。そして
署ではヴィッキーが生前、指輪の鑑定料を払っていた事に気づく。そこでベケットは
ピンとくる。

ベケットとライアンはヴィッキーが行っていた鑑定士の元を訪ねる。ヴィッキーが鑑定
を依頼した指輪は偽物だったらしい。そして自宅でダミアンの父親の件の資料を見る
キャッスルは当時不審者とされていた男の似顔絵を見て驚く。見覚えがあるのだ。


ベケットはダミアンに会いに行く。鑑定士の話では指輪のダイヤの部分を外して手に
入れる人がいると聞いたのでダミアンに確認する。彼はダイヤを全部保管していた。

キャッスルはダミアンの父親の件を当時担当していた元刑事のレイに話を聞く。似顔絵
の男を覚えていたが逮捕には至らなかった。そしてキャッスルは寄宿学校時代の卒業
アルバムを見せる。そこに写るマイケル・ラザフォードという男。彼だとキャッスルは
話す。実はラザフォードは当時かなりのワルでダミアンが何度か学校側に報告して
いたらしい。それで逆恨みしたのか?

エスポジートの調べでヴィッキーの前夫サイモンは多額の借金を抱えているのが判明
する。だがヴィッキーが亡くなると共同所有しているビルが手に入る。500万ドルの
価値があるらしい。

ライアンとエスポジートがサイモンを張り込んでいると女と仲良く帰って来る。その
女は何とヴィッキーの同僚アンバーだったのだ。(何たるサンタルチア)そして
キャッスルは署に戻りベケットと犯人がわかった事で意見が合う。

ベケットはサイモンとガーファンクル・・ではなくアンバーを聴取する。ヴィッキー
とよりを戻す筈ではなかったのか?聞くとアンバーの方がいいような答えだった。
ベケットは凶器のネイルガンの指紋とアンバーの指紋が同じでは?と聞くとアンバーは
供述する。実は殺害犯はアンバーだったのだ。男にモテモテのヴィッキーが羨ましくて
サイモンを譲ってくれと言ったら断られて激怒し殺害したのだった。唖然とするサイモン
に(高橋真梨子風に)「あな~たが~欲し~い」と言って迫る。(この女怖過ぎる~
でも許す)

事件解決後、キャッスルはダミアンに報告に行く。彼は妻殺害の容疑が晴れてホっとする
間もなく荷造りしている。聞くとバルセロナに引越すと言う。だがキャッスルはもう一つ
報告する。ダミアンの父親を殺した犯人がラザフォードで、保管していた証拠からDNAが
一致して逮捕された。そして彼の供述で実は被害者の息子ダミアンに金品でそそのか
されて犯行に及んだと自供したのだ。その証拠である家の地図も入手したと言う。
ダミアンが父親殺害を依頼していたのだ。キャッスルの「嘘だと言ってくれ」との問いに
無言でガックリうな垂れるダミアンは逮捕された。


そして本当の事件解決後、友に裏切られたショックのキャッスルを呑みに誘うベケット。
だが今回ばかりは笑顔のないキャッスルだった。

~今回は~

いつもは楽しく笑いながらのエンディングが今回は放心状態のキャッスル。あれだけ
かばっていたのにこの仕打ち。ショックありありでした。

その裏切り野郎ダミアンを演じたのは「サード・ウォッチ」のJason Wiles。先日
紹介した「CSI : ニューヨーク8」の第7~9話にもサイコ野郎ジョン・カーティスを
怪演したのも記憶に新しい所でした。この顔にピンときたら・・でした。

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