「トゥルーディの真実 (後編)」(終)
トゥルーディのビデオを2時間も止めたままで、続きを見られないモンク。
だがナタリーに促されて仕方なく再生ボタンを押す。彼女の意外な告白が
ある。ビデオのトゥルーディは語る。「実は15年前、大学時代に教授と
不倫をしていた。」と言うのだ。おまけにその相手との間に子供を身篭って、
83年1月に出産するも翌日に亡くなっていたらしい。そしてその不倫相手の
教授はイーサン・リックオーバー。先日モンクらが逮捕状のサインをもらいに
行ったあの判事であった。その時の赤ちゃんを取り上げたのが、行方不明に
なっている助産士のウェンディだった。ビデオのトゥルーディは、
リックオーバーが判事になったばかりでと話す。そして「彼から急に会いたい
と電話があったけど、声が怖かった。思い過ごしならいいけれど・・」と
語る。そして彼女は殺害されたのだった。モンクはリックオーバーが犯人だ
と確信する。
翌日、リックオーバーが出廷している公聴会にやって来たモンク。休憩に
入るとリックーバーが話しかけてくる。モンクは「お前がトゥルーディを
殺した」と言うが、リックオーバーが「彼女がしつこくつきまとってきた」
と言い我慢出来ず殴りかかってしまい、警備員に追い出されてしまう。
病院送りになったモンク。ストットルマイヤー警部も見舞いに来る。
「殺害された産科医とリックオーバーとの通話記録もあるからいずれ逮捕
出来る」と励ます警部だったが、モンクの怒りは収まらない。
看護士の注意も聞かずに資料に目を通すモンク。リックオーバーの妻が
言っていた「彼はここから絶対引っ越さない」という言葉が引っかかる。
ナタリーがモンクの部屋を整理していると、突然苦しみ出して倒れる。
一緒にいたスティーブンも驚くが彼女は思い出す。公聴会でモンクが
落としたハンカチをリックオーバーがペンで拾っていた。その時に毒を
ハンカチにつけたのだった。
毒の出処が判明したのをディッシャーが伝えて警部は喜ぶが、モンクは
病院を抜け出していた。警部はモンクがリックオーバーの家に行ったと
直ぐに感づいて、ディッシャーと共に向かう。
雨の夜。モンクはリックオーバーに銃を向けて木の下を掘り返させる。
通報を聞いた制服警官がモンクに銃を向けて止めさせようとする。
そして警部らも到着してモンクを説得するも、銃を下ろす気配はない。
だがリックオーバーのショベルが何かに当たる。ディッシャーが慌てて
見てみるとそれは白骨死体だった。行方不明の助産士ウェンディだと
確信する。実はモンクはリックオーバーが判事になった新聞記事を見て、
木の下に日時計があるのを不審に思っていた。ここに死体を埋めていたので
引っ越せなかったのだ。
観念したのか?リックオーバーは語る。「助産士のウェンディが宗教に
目覚めてしまい、私とトゥルーディと子供の事を公表すると言い出した」
と話す。地位と名誉の為に彼は二人共殺害したのだった。そして彼は
モンクが落とした銃をとるや否や、自分の頭に向けて「彼女を頼む」と
言い残して引き金を引く。
ベル先生に会うモンク。こうして話を聞いてもらうのを最後なのかも
知れない。でもリックオーバーの最後の言葉「彼女を頼む」と言って
いた彼女とは誰なのか?気になるモンク。
自宅で資料を片付けていると、ある新聞記事を見つけるモンク。それには
助産士のウェンディが公園で赤ちゃんを発見して無事保護。そしてその
赤ちゃんは施設に引き取られたと書いてある。それを読んでモンクは
気づく。トゥルーディが死んだと言っていた子供は実は生きていると。
警部の調べでその赤ちゃんはモリー。26年前に養女になっており、今は
モントレーで新聞記者として働いている独身女性。そして警部の計らいで
今までの経緯を話すと彼女も会いたいと言っているらしい。モンクは躊躇
するが、ナタリーは「彼女はトゥルーディの置き土産なのよ、誰かを愛せる
ようにと。」この言葉でモンクは会う決意をする。
待ち合わせ場所でドキドキしながら待つモンク。そこへモリーがやって来る。
事情を全て聞いていた彼女はまるでトゥルーディのように優しくモンクを
抱きしめる。モンクは涙が止まらない。(私も止まらない。)
署でモリーとの写真を自慢げに見せるモンク。ちゃっかりと次に会う約束を
とりつけている。一方ディッシャーからは転勤の話がある。何と署長として
ニュージャージーに栄転するのである。何故ジャージーなのか?それは直ぐに
わかった。シャローナと一緒に新居で生活すると言うのだ。(お幸せに)
モンクはモリーと海岸デート?の最中。モリーはこの街から引越したりはせず
これからはずっとモンクを見守り続けると言う。モンクは愛妻トゥルーディを
失ったが、愛娘モリーが近くにいて見守ってやれる。
いつもの慌しい朝。朝食もそこそこに、だがモンクの口からはモリーと一緒に
映画を見に行くとの嬉しい発言が。今まで潔癖症で人ごみ嫌いだったモンク
からは信じられない成長ぶりにナタリーも大満足。そして警部から事件の
連絡が入り、二人でいつものように現場へと向かって行く。(おわり)
今までの名場面が流れる中、モンク演じるトニー・シャルーブが視聴者に
語りかけるように切々と別れの・・いや新たな出会いへの歌を唄いあげます。
そして本当に終了の時を向かえました。
~今回は~
感動の最終回でした。アメリカのドラマは打ち切り作品が多いだけに、
これだけきれいにまとめたのは嬉しいですね。
ただ悲しむべきは、番組を7年以上引っ張っていた謎が不倫絡みというのは
ちょっと残念かなと。国家的陰謀とまでは言わないまでも、もうちょっと
視聴者を納得させる理由づけが欲しかったと言うのは欲張りでしょうか?
でもモリーという娘には救われた気がしますね。続編が見たい気がします。
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では、また
トゥルーディのビデオを2時間も止めたままで、続きを見られないモンク。
だがナタリーに促されて仕方なく再生ボタンを押す。彼女の意外な告白が
ある。ビデオのトゥルーディは語る。「実は15年前、大学時代に教授と
不倫をしていた。」と言うのだ。おまけにその相手との間に子供を身篭って、
83年1月に出産するも翌日に亡くなっていたらしい。そしてその不倫相手の
教授はイーサン・リックオーバー。先日モンクらが逮捕状のサインをもらいに
行ったあの判事であった。その時の赤ちゃんを取り上げたのが、行方不明に
なっている助産士のウェンディだった。ビデオのトゥルーディは、
リックオーバーが判事になったばかりでと話す。そして「彼から急に会いたい
と電話があったけど、声が怖かった。思い過ごしならいいけれど・・」と
語る。そして彼女は殺害されたのだった。モンクはリックオーバーが犯人だ
と確信する。
翌日、リックオーバーが出廷している公聴会にやって来たモンク。休憩に
入るとリックーバーが話しかけてくる。モンクは「お前がトゥルーディを
殺した」と言うが、リックオーバーが「彼女がしつこくつきまとってきた」
と言い我慢出来ず殴りかかってしまい、警備員に追い出されてしまう。
病院送りになったモンク。ストットルマイヤー警部も見舞いに来る。
「殺害された産科医とリックオーバーとの通話記録もあるからいずれ逮捕
出来る」と励ます警部だったが、モンクの怒りは収まらない。
看護士の注意も聞かずに資料に目を通すモンク。リックオーバーの妻が
言っていた「彼はここから絶対引っ越さない」という言葉が引っかかる。
ナタリーがモンクの部屋を整理していると、突然苦しみ出して倒れる。
一緒にいたスティーブンも驚くが彼女は思い出す。公聴会でモンクが
落としたハンカチをリックオーバーがペンで拾っていた。その時に毒を
ハンカチにつけたのだった。
毒の出処が判明したのをディッシャーが伝えて警部は喜ぶが、モンクは
病院を抜け出していた。警部はモンクがリックオーバーの家に行ったと
直ぐに感づいて、ディッシャーと共に向かう。
雨の夜。モンクはリックオーバーに銃を向けて木の下を掘り返させる。
通報を聞いた制服警官がモンクに銃を向けて止めさせようとする。
そして警部らも到着してモンクを説得するも、銃を下ろす気配はない。
だがリックオーバーのショベルが何かに当たる。ディッシャーが慌てて
見てみるとそれは白骨死体だった。行方不明の助産士ウェンディだと
確信する。実はモンクはリックオーバーが判事になった新聞記事を見て、
木の下に日時計があるのを不審に思っていた。ここに死体を埋めていたので
引っ越せなかったのだ。
観念したのか?リックオーバーは語る。「助産士のウェンディが宗教に
目覚めてしまい、私とトゥルーディと子供の事を公表すると言い出した」
と話す。地位と名誉の為に彼は二人共殺害したのだった。そして彼は
モンクが落とした銃をとるや否や、自分の頭に向けて「彼女を頼む」と
言い残して引き金を引く。
ベル先生に会うモンク。こうして話を聞いてもらうのを最後なのかも
知れない。でもリックオーバーの最後の言葉「彼女を頼む」と言って
いた彼女とは誰なのか?気になるモンク。
自宅で資料を片付けていると、ある新聞記事を見つけるモンク。それには
助産士のウェンディが公園で赤ちゃんを発見して無事保護。そしてその
赤ちゃんは施設に引き取られたと書いてある。それを読んでモンクは
気づく。トゥルーディが死んだと言っていた子供は実は生きていると。
警部の調べでその赤ちゃんはモリー。26年前に養女になっており、今は
モントレーで新聞記者として働いている独身女性。そして警部の計らいで
今までの経緯を話すと彼女も会いたいと言っているらしい。モンクは躊躇
するが、ナタリーは「彼女はトゥルーディの置き土産なのよ、誰かを愛せる
ようにと。」この言葉でモンクは会う決意をする。
待ち合わせ場所でドキドキしながら待つモンク。そこへモリーがやって来る。
事情を全て聞いていた彼女はまるでトゥルーディのように優しくモンクを
抱きしめる。モンクは涙が止まらない。(私も止まらない。)
署でモリーとの写真を自慢げに見せるモンク。ちゃっかりと次に会う約束を
とりつけている。一方ディッシャーからは転勤の話がある。何と署長として
ニュージャージーに栄転するのである。何故ジャージーなのか?それは直ぐに
わかった。シャローナと一緒に新居で生活すると言うのだ。(お幸せに)
モンクはモリーと海岸デート?の最中。モリーはこの街から引越したりはせず
これからはずっとモンクを見守り続けると言う。モンクは愛妻トゥルーディを
失ったが、愛娘モリーが近くにいて見守ってやれる。
いつもの慌しい朝。朝食もそこそこに、だがモンクの口からはモリーと一緒に
映画を見に行くとの嬉しい発言が。今まで潔癖症で人ごみ嫌いだったモンク
からは信じられない成長ぶりにナタリーも大満足。そして警部から事件の
連絡が入り、二人でいつものように現場へと向かって行く。(おわり)
今までの名場面が流れる中、モンク演じるトニー・シャルーブが視聴者に
語りかけるように切々と別れの・・いや新たな出会いへの歌を唄いあげます。
そして本当に終了の時を向かえました。
~今回は~
感動の最終回でした。アメリカのドラマは打ち切り作品が多いだけに、
これだけきれいにまとめたのは嬉しいですね。
ただ悲しむべきは、番組を7年以上引っ張っていた謎が不倫絡みというのは
ちょっと残念かなと。国家的陰謀とまでは言わないまでも、もうちょっと
視聴者を納得させる理由づけが欲しかったと言うのは欲張りでしょうか?
でもモリーという娘には救われた気がしますね。続編が見たい気がします。
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