キャッスル ～ミステリー作家は事件がお好き8 #21 「地獄の容疑者」

「地獄の容疑者 / Hell to Pay」

(HPより)

嵐で停電になった夜、斧を持った男がアレクシスとヘイリーのいる探偵事務所

に侵入し、ラテン語で何かを叫んで息絶える。それは20年前、ある一家を皆殺

しにしようとした男だった。彼は裁判で心神喪失が認められ、ずっと精神科病

院に入院していたが、病院を脱走し探偵事務所にやってきたのだ。男の死因は、

事務所に来る前に何者かに刺されたことによる失血死で、その体は聖書の言葉

で埋め尽くされていた。

(以下、私的感想です)

キャッスルとライアン達は精神病院へ向かうと脱走した後死んだ男ショウと共

に職員のデイヴも行方不明になったと言う。デイヴが見つかり署でエスポらが

聴取する。逃げたショウを追って発見したが、彼が薬の横流しをしているのを

バラすと脅されて捕まえるのを躊躇してしまう。ショウは最近面会に来た人物

に会ってから性格が変わったと言う。結局クビになるならと彼女の家に行った

と言うのだ。アレクシスの調べでショウはクレイマーという探偵の顧問をして

いた。だがクレイマーは既に死んでいた。クレイマーの妻と息子に話を聞くが

何かを隠したような言い方ではっきりしない。クレイマーの探偵事務所は以前

はキャッスルのこの事務所の場所にあった。ここには開けていない金庫の扉が

ある。直ぐに開けて中にはいるとそこは巨大倉庫になっていて、ヴィクター・

クラウンという少年を探しているようだった。ヴィクターはショウが襲った一

家の息子なのだ。キャッスル達はヴィクターに会いに行く。今は成長し親の跡

を継いで社長になっていた。話を聞くがアリバイもあり犯行は否定する。倉庫

にショウ宛ての手紙を発見する。書いたのはエクランという人物だが彼もまた

既に死んでいた。キャッスル達はその息子オスカーに会いに行く。亡くなる前

に会いに来たのは認めるがその後の足取りは不明のままだ。そんな中、ショウ

が殺害された現場付近の監視映像が見つかるが、それを見ると途切れ途切れで

余りに不鮮明だった。これを見たキャッスルは益々悪魔犯行説を信じるように

なる。そしてネットで見つけた「堕天使の剣」が金庫内の倉庫にあったのを思

い出して確認に行くと何者かに殴られてしまう。クレイマー家の熊手からDNA

を採取。被害者と一致し、クレイマー夫人がショウ殺害を認める。だがキャッ

スルを襲ったのは否定する。だが捜査は意外な展開を見せる（時間の都合で）。

ショウに面会に来ていたのがオスカーだった。こいつはヴィクターを狙ったと

推測する彼のオフィスに来て既にヴィクターを拉致していた。そこへキャッス

ルは助けに入る。オスカーがパイプの下敷きになって難を逃れる。結局オスカ

ーは精神病院に送致された。事件解決後、ベケットとキャッスルはヘイリーと

アレクシスを脅かして事務所から退散させて、２人で夜の２回戦に突入する。

今宵のバトルは場外乱闘？

(今回は・・・）

８シーズンに渡って放映された「キャッスル」も次回が遂にファイナル。ロク

サットの件は解決するのか？気になる点もありますが、それは次回に