「殺しのライセンス / A Landmark Story」
心臓にペースメーカーを埋めている老紳士。だが傍にいる男が手持ちのPCのキーを
押すと老紳士は苦しみ出す。そしてN.Y.の史跡登録に一票を投じさせて、再びキー
を押すと老紳士はバッタリ倒れて死んでしまう。
刑務所でTVを見ている囚人達。その中にホームズが拘束したセバスチャン・モランが
いる。（第12話参照）TVでは先の死んだ老紳士バンダーホフの件が報道されている。
自分の肩を自ら脱臼させて難儀するホームズ。そこへグレッグソン警部からの電話。
以前逮捕したモランがホームズにだけ自供したい事があると言うのだ。直ぐに刑務所
へと急行する。モランは逮捕される直前にモリアーティからの連絡でバンダーホフの
殺害を依頼されていたと言う。昨日死んだ彼は心臓発作ではなくモリアーティからの
依頼で殺害されたと言うのだ。そしてモランは看守を殺して独房入りになる始末。
警部に報告するホームズだがモランから聞いた話は秘密にする。だがワトソンは
それを見抜いて追求する。バンダーホフは心臓発作で死んだ事になっているが、
確認をすると言う。
その方法は葬儀場に侵入するという事で・・・。直ぐにバンダーホフの死体を解剖
しようとメスを持つホームズだが所詮は素人。結局は医師ワトソンが引き受ける事
になる始末。すると心臓の周りが沸騰したような状態になっていた。ワトソンは
ペースメーカーの欠陥だろうと言うが、ホームズがネットで調べた結果ペースメーカー
にハッキングする事が可能でそれなら誰にも気づかれないと断定する。
ホームズの調べでバンダーホフは慈善活動をしながら歴史的建造物の保護活動も
していた。ある食料品店が取り壊しか保存かで投票する事になり、評議委員の票は
割れた。だが徐々に反対票が増える度に投票者の自宅が改装されている。その
リフォームを請け負ったのが建築家のロバート・バウマンである。彼に皆買収
されていたらしい。そしてバンダーホフも反対票に投じた直後に死んだのだ。
歩きながら携帯で忙しくしゃべるバウマン。それを確認してアパートの上の階では
バンダーホフを殺害した男が窓からエアコンを投げ捨てる。バウマンはそれが
直撃して死亡する。
現場に急行するホームズとワトソン。窓からエアコンを落として下を歩く人に
当てる事は可能か？これも事故として処理されたが、ホームズは自宅で実際に
エアコンを2階から投げて実験し自分でも出来ると立証する。やはりこれも殺人
だと断定する。
食料品店のオーナーのヒラリー・ダガードは弁護士。建物を保存を熱心に訴えるが、
ホームズはその彼女も犯人のターゲットに成りうると推測する。そして彼女を
張り込むとジョギングコースにN.Y.に生息しない筈の蜂が飛んでいる。近くに巣も
あった。アレルギーのある彼女を犯人は蜂で殺そうとしているのだ。
その夜、公園で張り込むホームズはワトソンにパートナーとしての彼女に感謝する。
思わず彼女の顔もほころぶ。そこへ何も知らずに犯人の男が蜂の巣に砂糖の補充に
のこのこやって来る。ホームズは速攻で男を拘束する。
自宅でホームズは追求する男の名はダニエル・ゴットリーブ。何と今まで31人も
殺害したと言う。モラン並みの殺し屋である。彼もまたモリアーティの指示で
殺人を請け負っていた。そしてロンドンではホームズの殺害依頼も受けていたが
直前にキャンセルされたらしい。
ゴットリーブにメールをしてきた人物に会いに行くホームズ。張り込んでいると
若い男が指定のカフェで待ちきれずに出てくる。そして車で尾行すると踏み切りの
向こう側で何者かと会っている。列車が通過する中、ホームズはカメラのシャッター
をきりまくる。そして写った男の写真を見せるとゴットリーブはこの人物が依頼主
だと言う。
ホームズの調べで写真の男は若い頃ロンドンの少年院に服役していたジョン・ダグラス
と判明する。だが今は何処に？
翌朝ワトソンが目覚めるとホームズからの手紙があった。実はダグラスの所在は既に
掴んでいたのだ。そして単身会いに行ったのだ。ホテルに宿泊するダグラスに会いに
行くと彼は驚く。だがゴッドリーブの件を話すと彼も語り出す。アイリーン殺害は
自分ではないと言って話の核心に入ろうとした時、何者かが外から銃撃してきて
ダグラスは殺害されてしまう。
現場には警部もやって来る。ホームズが何かをしているのに感づいて尋ねてくるので
モリアーティの名前は伏せつつ経緯を話す。そして警察に引き渡したゴッドリーブに
メールがくるが意味不明の暗号だった。
ホームズは暗号の解読する為に刑務所のモランの元を訪れる。そしてそれを見せるが
彼も意味がわからないとぬかす。本当にわからないのか？
ホームズは必死のパッチで暗号の解読に成功する。これはモランに対してのメッセージ
で「お前の命か妹の命かを選べ」と言ってきたのだった。ホームズは直ぐに警部に電話
してモランが自殺するかも知れないと言うが、既に彼は虫の息だった。
そしてホームズに電話がかかってくる。何とモリアーティ本人からである。「そろそろ
話をしよう」
～今回は～
遂にモリアーティ本人からコンタクトをとってきましたね。次回どうなるのか？
ゴッドリーブを演じたのは映画「アマデウス」のサリエリ役で見事オスカーを獲得
したFrank Murray Abraham。最近はドラマにも進出して「ブルー・ブラッド」や
「グッド・ワイフ」にも出てました。
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では、また
心臓にペースメーカーを埋めている老紳士。だが傍にいる男が手持ちのPCのキーを
押すと老紳士は苦しみ出す。そしてN.Y.の史跡登録に一票を投じさせて、再びキー
を押すと老紳士はバッタリ倒れて死んでしまう。
刑務所でTVを見ている囚人達。その中にホームズが拘束したセバスチャン・モランが
いる。（第12話参照）TVでは先の死んだ老紳士バンダーホフの件が報道されている。
自分の肩を自ら脱臼させて難儀するホームズ。そこへグレッグソン警部からの電話。
以前逮捕したモランがホームズにだけ自供したい事があると言うのだ。直ぐに刑務所
へと急行する。モランは逮捕される直前にモリアーティからの連絡でバンダーホフの
殺害を依頼されていたと言う。昨日死んだ彼は心臓発作ではなくモリアーティからの
依頼で殺害されたと言うのだ。そしてモランは看守を殺して独房入りになる始末。
警部に報告するホームズだがモランから聞いた話は秘密にする。だがワトソンは
それを見抜いて追求する。バンダーホフは心臓発作で死んだ事になっているが、
確認をすると言う。
その方法は葬儀場に侵入するという事で・・・。直ぐにバンダーホフの死体を解剖
しようとメスを持つホームズだが所詮は素人。結局は医師ワトソンが引き受ける事
になる始末。すると心臓の周りが沸騰したような状態になっていた。ワトソンは
ペースメーカーの欠陥だろうと言うが、ホームズがネットで調べた結果ペースメーカー
にハッキングする事が可能でそれなら誰にも気づかれないと断定する。
ホームズの調べでバンダーホフは慈善活動をしながら歴史的建造物の保護活動も
していた。ある食料品店が取り壊しか保存かで投票する事になり、評議委員の票は
割れた。だが徐々に反対票が増える度に投票者の自宅が改装されている。その
リフォームを請け負ったのが建築家のロバート・バウマンである。彼に皆買収
されていたらしい。そしてバンダーホフも反対票に投じた直後に死んだのだ。
歩きながら携帯で忙しくしゃべるバウマン。それを確認してアパートの上の階では
バンダーホフを殺害した男が窓からエアコンを投げ捨てる。バウマンはそれが
直撃して死亡する。
現場に急行するホームズとワトソン。窓からエアコンを落として下を歩く人に
当てる事は可能か？これも事故として処理されたが、ホームズは自宅で実際に
エアコンを2階から投げて実験し自分でも出来ると立証する。やはりこれも殺人
だと断定する。
食料品店のオーナーのヒラリー・ダガードは弁護士。建物を保存を熱心に訴えるが、
ホームズはその彼女も犯人のターゲットに成りうると推測する。そして彼女を
張り込むとジョギングコースにN.Y.に生息しない筈の蜂が飛んでいる。近くに巣も
あった。アレルギーのある彼女を犯人は蜂で殺そうとしているのだ。
その夜、公園で張り込むホームズはワトソンにパートナーとしての彼女に感謝する。
思わず彼女の顔もほころぶ。そこへ何も知らずに犯人の男が蜂の巣に砂糖の補充に
のこのこやって来る。ホームズは速攻で男を拘束する。
自宅でホームズは追求する男の名はダニエル・ゴットリーブ。何と今まで31人も
殺害したと言う。モラン並みの殺し屋である。彼もまたモリアーティの指示で
殺人を請け負っていた。そしてロンドンではホームズの殺害依頼も受けていたが
直前にキャンセルされたらしい。
ゴットリーブにメールをしてきた人物に会いに行くホームズ。張り込んでいると
若い男が指定のカフェで待ちきれずに出てくる。そして車で尾行すると踏み切りの
向こう側で何者かと会っている。列車が通過する中、ホームズはカメラのシャッター
をきりまくる。そして写った男の写真を見せるとゴットリーブはこの人物が依頼主
だと言う。
ホームズの調べで写真の男は若い頃ロンドンの少年院に服役していたジョン・ダグラス
と判明する。だが今は何処に？
翌朝ワトソンが目覚めるとホームズからの手紙があった。実はダグラスの所在は既に
掴んでいたのだ。そして単身会いに行ったのだ。ホテルに宿泊するダグラスに会いに
行くと彼は驚く。だがゴッドリーブの件を話すと彼も語り出す。アイリーン殺害は
自分ではないと言って話の核心に入ろうとした時、何者かが外から銃撃してきて
ダグラスは殺害されてしまう。
現場には警部もやって来る。ホームズが何かをしているのに感づいて尋ねてくるので
モリアーティの名前は伏せつつ経緯を話す。そして警察に引き渡したゴッドリーブに
メールがくるが意味不明の暗号だった。
ホームズは暗号の解読する為に刑務所のモランの元を訪れる。そしてそれを見せるが
彼も意味がわからないとぬかす。本当にわからないのか？
ホームズは必死のパッチで暗号の解読に成功する。これはモランに対してのメッセージ
で「お前の命か妹の命かを選べ」と言ってきたのだった。ホームズは直ぐに警部に電話
してモランが自殺するかも知れないと言うが、既に彼は虫の息だった。
そしてホームズに電話がかかってくる。何とモリアーティ本人からである。「そろそろ
話をしよう」
～今回は～
遂にモリアーティ本人からコンタクトをとってきましたね。次回どうなるのか？
ゴッドリーブを演じたのは映画「アマデウス」のサリエリ役で見事オスカーを獲得
したFrank Murray Abraham。最近はドラマにも進出して「ブルー・ブラッド」や
「グッド・ワイフ」にも出てました。
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