リゾーリ＆アイルズ7 #6 「幽霊病院」

「幽霊病院 / There Be Ghosts」

(HPより)

改修工事中のがん病棟で患者のジェニーが串刺し状態となり死亡した。リゾー

リは現場に残された白いバラが引っ掛かる。アイルズの検視の結果は肺の損傷

による溺死。さらにアイルズは手にバラを押し当ててできたと思われる小さな

傷を発見する。他殺として捜査を進める中、推理作家のサマンサが警察を訪問。

犯人は幽霊だ、と告げる彼女に不信感を抱くリゾーリだったが、執筆の才能を

褒められたアイルズはすっかり気を許してしまう。

(以下、私的感想です)

同じ病院でまたも犠牲者が出る。モーガンという医師でやはりバラの花が現場

にあった。サマンサと呑みに行ったモーラは彼女の言葉巧みな話術にはまって

すっかりご機嫌。ニーナの調べでジェニーとモーガン医師が別の州のモーテル

に宿泊していたのが判明。そして事件当夜ジェニーの夫チャールズがモーガン

に電話をかけていたのもわかった。妻の浮気を知って相手の医師諸共殺害した

のか？。直ぐに夫を聴取する。妻と担当医の不倫は誤解だった。夫によると病

院が他の投与薬の使用を渋るのでモーガンが別の州へ連れて行ってジェニーに

別の薬を投与していたらしくモーテルの件も知っていた。モーラによると犯人

は恐らく殺害に使用した薬をまだ残している可能性が高く、もう１人は殺せる

位の容量を所有しているだろうと言う。そしてこの件の調査にサマンサを同行

させると言い出す。一方フランキーはケントにコンサートに誘われているらし

いが、行くのが嫌だとこぼす始末。モーラが現場にサマンサを連れて行くと、

彼女は古い患者の記録を盗もうとしたのだ。だが昔の腸チフスの記録も何者か

に盗まれていたのも発覚する。更に２年前に死んだ筈のメイソンという人物が

図書館に入っていたのも判明する。ニーナの調べでメイソンを生前に世話をし

ていたのが隣人のマージョリー。彼女もまた既に故人となっているが、その夫

の連れ子がミラーという名で事件のあった病院の職員なのだ。母親のガンの手

術が間に合わなかったのを逆恨みしての犯行だった。そして事務長までも殺そ

うとしている所にジェーンとコーサックが駆けつける。ミラーが襲いかかって

来るのでジェーンが即射殺。事件解決後、推理作家協会のパーティーに参加し

たモーラを見かけて謝るサマンサだが、許せない気持ちだった。だが他の作家

達に紹介するからと言われてついその気になる始末。ケントと共にコンサート

に行ったフランキーが店に戻って来た。アンジェラも参加していて大盛り上が

りで帰って来た。何とKISSのコンサートを見に行っていたのだ。皆KISSばり

のメークで中指を立てて舌なめずりをしながら「Oh Yeah」などと吠えながら

余韻を楽しむ始末。今宵の宴はまだ続く・・・。

(今回は・・・）

堅物のイメージのケントがフランキー親子を連れてまさかKISSのライブに行く

とは・・・。パーティーの席でモーラが紹介された作家のテスは本作のメイン

ライターの１人Tess Gerritsen女史だったんですね。所謂カメオ出演という

あれなんですね。では、また