Corey Hart 「The Singles」 ('91)

まさしく80年代を駆け抜けたシンガーの一人と言えるのが、Corey Hartでした。

カナダ出身の男性ロックシンガーという事もあって同世代のBryan Adamsとは
何かと比較されるのは仕方ないのかも知れません。でもBryanはちょっと
やんちゃな兄ちゃんという感じでしたが、Coreyはもうちょっと落ち着いた
Boys Next Door的雰囲気とでも言うんでしょうか。まぁ、そんなイメージ
でした。

83年に「First Offense」でアルバム・デビューを飾り、以後本国カナダは
もちろんアメリカでもヒット曲を連発。84～90年にかけて9曲の全米Top40
を放ちました。アップ・テンポで軽快なナンバーから胸焦がす（笑）熱い
バラード・チューンまで幅広いヒット曲がありました。

Elvis Presleyの「Can't Help Falling In Love / 好きにならずにいられない」
のカヴァー・チューンも大ヒットしたのは懐かしい気がします。

90年代以降はすっかりと名前を聞かなくなり、ウキペディア等で調べてみると
カナダでは90年代もコンスタントにアルバムをリリースしてヒット曲もあり
ましたが、2000年以降はリリースがなく開店休業状態のようですね。家族
写真もウキペディアにドーンと出ていたので、良きパパとして忙しいのか
知れません。ですが、また第一線で活躍するCoreyの勇姿を拝みたい気持ちも
ありますね。

さて今回のアルバムは例によってBest盤です。これは絶頂期の84～90年に
かけてのヒット曲をすべてコンパイルした91年リリースの作品です。

デビュー曲「Sunglasses At Night」から最大のヒット曲「Never Surrender」
そして前述のElvisのカヴァーまで完全収録されたお得な一枚です。

知っている方はもちろんまだ未聴の人にも是非聞いて頂きたいBestです。
Bryan Adamsが好きな方は必ずハマると思います。

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では、また