日本維新の会 神戸市会議員 大井としひろの活動報告「おーいブログ」です。

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憲法改正論議

2005年10月29日 22時59分43秒 | おーいブログ
今日、東京の浜松町で開催されました民社協会の研修会に出席しました。
研修会テーマは、「新憲法草案をめぐって」と題して、憲法改正の議論を中心に討論がありました。

今日の朝の朝刊のトップに自民党新憲法草案を決定とニュースが流れておりました。
時を同じくして、我が民社協会も『「創憲」を考えるための提言』を創憲会議の名の下に米沢隆前衆議院議員が代表幹事になり、政策研究フォーラムの大学教授の先生方とで議論がなされておりました。
創憲会議が、平成17年10月28日に策定した新憲法草案が、本日の研修会のその場で披露され、一部をここに記しますので、ご査覧願いたく存じます。
今後、民主党の案も提起され議論されると思いますが、あくまでもこれは、民社協会「創憲会議」の新憲法草案の前文と序章です。


               新憲法草案


日本国憲法

前文

 日本国民は、わが国と国際社会の平和および繁栄を念願し、この新しい憲法の制定にあたり、ここに決意を宣言する。


 一.日本国民は、悠久の歴史を通じて、豊かな伝統と独自の文化をつくり上げてきた。われらは、これを継承発展させ、自立と共生の精神に基づく友愛の気風に満ちた国づくりを進める。

 一.日本国民は、立憲主義の理念と伝統を受け継ぎ、基本的人権尊重の原則に基づいて、自由で民主的な国家を築いてきた。われらは、この礎の上に、国民の福祉を増進し、活力ある公正な社会の建設に努める。

 一.日本国民は、美しい国土と豊かな自然のなかで、大自然の営みを畏れ敬い、これと共に生きる心を育んできた。われらは、これを後世に伝えるとともに、地球規模で自然との共生の確保に努める。

 一.日本国民は、古来、和の精神に基づき、異文化の摂取および他国との協和に努めてきた。われらは、平和を愛する諸国民と手を携え、国際平和の維持に積極的に寄与し、尊厳ある国づくりを進める。

 一.日本国民は、変化に富む列島の気候風土のもと、個性あふれる地域文化を心の拠り所としてきた。われらは、地域社会の自治と自立を尊重し、多様性と創造力に富む国づくりを進める。

 われらは、国家と国民の名誉にかけ、この崇高な理想と目的を達成することを誓う。


序章


(象徴天皇制、国民主権)
 第一条 ① 天皇は、日本国の象徴であり日本国民の象徴である。
 ② 主権は国民に属し、国のすべての権力は国民に由来する。国民は、代表者を通じて、またはこの憲法の定めるその他の方法を通じて、主権を行使する。

(人間の尊厳、基本的人権の擁護)
 第二条 何人も、人間として尊重される。国民は、共生と友愛の精神に基づいて、この憲法の定める自由および権利の擁護に努めなければならない。

(国際平和主義、軍隊、徴兵制の禁止) 
 第三条 ① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 ② 日本国は、国の独立と主権を守り、国民の生命、自由および財産を保護し、国の領土を保全し、ならびに国際社会の平和に寄与するため、軍隊を保持する。
 ③ 軍隊の最高の指揮監督権は、内閣総理大臣に属する。
 ④ 徴兵制は、これを設けない。
 ⑤ 安全保障に関する事項は、法律でこれを定める。

 第四条 ① 日本国の国旗は、日章旗である。
 ② 日本国の国歌は、君が代である。

 第五条 日本国の領土は、日本列島およびその附属島嶼である。







以上 第十章・第百十六条からなる草案の前文および序章だけを記しました。



以下は、おって記す事といたします。



第一章 天皇

第二章 権利および義務

第三章 立法権

第四章 執政権

第五章 司法権

第六章 憲法裁判所

第七章 財政

第八章 地方自治

第九章 改正

第十章 最高法規




自民党新憲法草案

2005年10月29日 08時15分25秒 | おーいブログ
今、あさの7時すぎです。神戸は、雨です。
今、新幹線のぞみ号の車輌の中です。

何故、新幹線の中かと申しますと東京で民社協会・地方議員研修会が開催されますので、それに出席する為です。

今回は、「地方財政改革」と「新憲法草案をめぐって」をテーマに討論集会を行う予定です。

とりわけ、後者のテーマは、今日の朝刊各紙のトップに掲載されていましたホットな議題なので、私も楽しみにしています。

研修会での内容については、追ってご報告いたします。

大井としひろ