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神戸市会議員汚職事件に対する議員辞職勧告決議 臨時神戸市会報告

2006年04月28日 09時36分29秒 | 神戸市会議員汚職事件
今日の28日の10時から神戸市会にて臨時市会が開会されました。

今回臨時市会が開会されたのは、元自民党の神戸市会議員団団長であった村岡功被告の大手産廃処理会社の妨害をめぐる汚職事件を受けて臨時市会が開会されました

主な議案は、村岡功議員に対する議員辞職勧告決議の件及び神戸市会政治倫理確立委員会設置の件で、出席議員全員の承認で可決しました。

その後、矢田市長から市長あいさつがあり、
「村岡功議員が、産業廃棄物中間処理施設の設置許可に関して、あっせん収賄罪で逮捕され、先日起訴されたことについてまことに遺憾であり、このために市民の皆様にたいへんご迷惑をおかけしましたことを市政を預かる立場として心からお詫び申し上げます。」とのあいさつがありました。

その後各会派の代表質疑が行われました。

以下、民主党は、今回の環境行政を背景にした汚職事件について、矢田市長の考え等を質した。
民主党会派を代表して、土居吉文幹事長が、質疑を行いました。
(以下発言要旨)

4月5日、村岡功議員があっせん収賄罪の容疑で逮捕され,そして25日に起訴されるという誠に残念な事件が起こりました。

この事件に関する事柄が、連日新聞等で報道されるたびに市民の方々の神戸市に対する不信感が増大しています。

市民の皆様と議会との信頼を失墜させたことは痛恨の極みであり、私ども民主党議員団は同じ議員として責任の重大さを痛感し、徹底した真相解明や責任の明確化、再発防止策と政治倫理の確立を通して、市民の信頼回復に全力を注ぐ覚悟であります。

 しかしながら、4月13日に行なわれました定例記者会見や先日の会派代表者会議での市長の発言には若干の失望を覚えているのであります。

市長は、事件発覚後、「職員が不当な行為をした事実は全くない」との発言を繰り返されています。この発言を聞いた市民の多くは「あくまでも市当局は被害者であり責められるべきは議員のほうであると責任逃れをしている」と受け止め、そのことが市当局への批判につながっております。

 確かに金銭授受を背景に不当な圧力を加えた側の責任は重大ではありますが、不当な行為をした事実に関しては今後の捜査と公判の行方に委ねられるにしても、村岡議員が起訴されたことはそのことが背景にあるのは事実であり、執行側としてこのような疑惑が持たれたことに対する結果責任や道義的責任は同じくらい重いのではないでしょうか。

厳しい言い方かもしれませんが、市当局が責任の重大さを痛感しない限り、このような疑惑は再発する恐れが十分あると言わざるを得ません。

 私ども民主党議員団はこのような認識に立って、数点質問をさせていただきます。

Q1.職員の義務違反はないとされた一方で、行政部の監査担当にさらに調査させるということだが、何に焦点を当てて調査されるのか。
さらに、反省するべき点とはどういう点についてか。
また、圧力によって影響を受けたと言う事実があるのか。
いずれにしても、市当局の対応、体質にも問題があり責任がないとは言えないと思うが、市長の考えを聞きたい。


Q2.産業廃棄物処理施設要綱の改正について、時系列的にみて(村岡功議員の)圧力によって、その内容が請託の意向に沿った改正になっていると言う事に、市民は疑惑を抱いている。
要綱改正に向けて背景、対応、姿勢などを含めた経過についてお伺いしたい。


Q3.株式会社セーフティアイランド、大本紙料株式会社に対して、1年間の指名停止措置がとられているが、市民や同業者の感情を考慮すると、さらに厳しい措置が必要であると考えるが、今後どのような対応をとるつもりなのか。


Q4.再発防止にむけて設置した公正職務検討委員会について、この委員会を有効に機能させるための、今後の進め方、方針等について伺いたい。

と、矢田市長に質問をしました。

矢田市長以下の答弁については、正確を期すために議事録が出来次第報告の事とします。

その後各会派の質疑の後、神戸市会政治倫理確立委員会設置について、議員全員による議員提出議案があり、出席議員70名の全員起立の採決で可決承認されました。


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