イメージ図上:神戸市緑化協会ホームページの須磨浦公園紹介文
黒松、桜の名所、ハイキングコースとして神戸市民に親しまれています須磨の風光明媚な自然を残す須磨浦公園。ここに今「疑惑の道路」が、建設されようとしています。
具体的な場所は、神戸市須磨区一の谷町5丁目および2丁目にかかる須磨浦公園内(一の谷5丁目)に建設中の道路です。
大井としひろ公式ホームページ参照
この道路のことについて知ったのは、毎週JR須磨駅で朝の街頭活動をしていますが、今年の3月の中旬ごろに朝の街頭活動をしている時に一の谷地域にお住まいの方から「一の谷地区ににマンションの建設計画があるのですか」とのお尋ねからでした。
神戸市都市計画総局に問い合わせると「最初は計画はないと」の回答でしたが、7~8日後に再度回答があり、一の谷2丁目に集合住宅の建築計画があるという回答をいただき、場所を確認し、一の谷2丁目の建設計画場所を見に行った際に須磨浦公園内で道路工事をしているのを見て、なぜこんなところに道路の建設をしているのかと疑問に思ったのが事の発端でした。
疑惑の道路の建設場所は、ちょうど市立勤労会館「海の家」の市バス回転地の近くで、神戸市埋め立て用ベルトコンベアのすぐ近くにあります。
ちょうどベルトコンベアの撤去工事が始まっており、一見するとベルトコンベア撤去工事の一環で、道路の建設をしているのかと思われるような工事風景でした。
建設局にお尋ねすると公園砂防部は、うちの所掌でなく道路部だというので、道路部管理課にお聞きしました。
当局の説明は、「当時の公文書を持ち出して、西須磨鉄拐一号線、二号線として昭和10年から道路として認定されており、その道路を拡張しただけだ。」言うのです。
しかし、私は須磨浦公園には、昔からよくいっておりましたが、指摘したところには、道路と言うより公園内の歩行者の遊歩道があったのを記憶していましたので、その様な道路はなかったと申しましても「当局は道路があった」と譲りません。
道路と言うのは、車が走れる道を道路と言うのでないでしょうか。
一の谷2丁目自治会の本件工事に伴う要望書にも
「この道路は、車が通らない道(通れない道)として住民の生活道路、小学生の通学路として何の心配もなく使ってまいりました。」と記載されています。
問題なのは、公園の先にある集合住宅建設計画地なのです。
今まで何十年とこの集合住宅地の計画は日の目を見てこなかった。
それは、袋小路の一角にあったからです。
山陽電鉄の線路に阻まれて車の出入りが出来ないから土地は塩漬けになっていたのです。
現在も山陽電鉄のトンネルは2.8メートルの幅の歩行者道路しかありません。
そこに車を通すことを許可したようなことになっています。
車の通れる道路を須磨浦公園内に建設しようとしているのです。
このことについて、疑惑があるのでないかと言う事で「疑惑の道路」として、広く市民の皆様に知っていただきたいと思いブログに書き込みさせていただきました。
問題なのは、
○歩行者用のトンネル内に車を走らせてよいのか。(2.8メートル幅のトンネル)
トンネルの拡幅計画があるのか。(建設局の説明では、拡幅計画は無い由)
○歩行者はどこを歩けばよいのか。
住民の生活道路、小学生の通学路、ハイキングコースでもある道になぜ車を走らせるのか。危険でないか。
歩行者用専用トンネルを新たに建設することを住民の皆さんは要望されていますが、それもかなわないのか。
○神戸市の財産である風致地区内の須磨浦公園内になぜ道路を建設する必要があるのか。
○集合住宅のための道路となるのは明白である。集合住宅と説明されているが、道路が出来たとなると地価も上がるであろうし、建設戸数も増加するのでないか。
なにか疑惑のにおいがする。と思うのは自分だけか。
○だれがどこに24条申請したのか。公園砂防部はなぜ認めたのか。だれが認めたのか。
○建設予定地域には、Aさん一軒しかお住みでないが、Aさんは神戸市から一度も説明がないとご立腹であった。
工事業者からは、一方的に工事をする旨の通告があっただけだということであった。
Aさんも車を持っておられますが、山の上にある駐車場を借りて、そこから車を利用されているとのことです。
最近は、高齢のお母様がおられ、上から車で下まで降りてきて、公園内の進入の許可を得て、線路の近くまで車を入れて母親を車に乗せておられるようです。
このように昔からお住まいの方々も線路の北側には車を入れておられない、なのに神戸市は、公園内に道路を建設し、車の進入を許すのは、なぜなのか。
○国道2号線は、以前から車の量も多く渋滞する道路であり、今回の道路が国道にあらたにつながるとたいへん危険な進入路となると同時に渋滞を引き起こす要因になりかねないと思われる。
地元住民の皆さんからは、信号の設置の要望が、建設局に出されておりましたが、警察当局からの回答では設置が出来ない旨の回答が建設局より自治会長に説明があったようです。
わずか20メートルほどの道路ですが、「疑惑の道路」と名づけました。
神戸市民の皆様は、どのようにお感じですか。ご意見をお聞かせください。
今日の建設水道委員会で、わが会派の横畑建水副委員長が、この道路に関して質問をしました。
「一部の開発業者に利する道路でないか」と質しました。
(詳細は、おって議事録にて報告します)
当局(建設局)には、4月10日(月)、18日(火)、20日(木)、28日(金)、5月11日(木)、6月9日(金)、7月14日(金)、21日(金)と計8回にわたって、「何のための道路か」と再三再四問いかけたが、答えは返ってこなかった。工事の中止についても申し入れしたが、結局聞き入れはしなかった。
7月12日に撮った写真をここに掲載しています。
土砂を満載してトラックが出入りしていますが、私達の一般の車両は通れない状態の中で、このトラックは我が物顔で、疑惑の道路を使用しています。
道路管理課に問い合わせたところ、このトラックは道路整備の土を運び出しているとの答えが返ってきた。
しかし実際には、線路の向こう側の、トンネルの向こうの造成地のための土を運び出していたのです。
このようなでたらめを許しておいていいのでしょうか。
市民の皆さんに広くお聞きしたいと思います。
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