写真上:右端のマイクを持って講演されていますのが、後教授。左端でむずかしい顔をして聞いていますのが大井としひろです。
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こんにちわ。
いつも「おーいブログ」にアクセスしていただき、本当にありがとうございます。
昨日は、民主党神戸市会議員団の朝食会(政調会)が、午前8時から中央区のラッセホールで開催されそちらに参加の為、朝の街頭活動をお休みさせていただきました。
朝食会では、名古屋大学大学院法学研究科教授、市民フォーラム21・NPOセンター代表理事の後房雄教授から「政治主導の行政経営と市民参加」と題して講演をお聞きしました。(以下要旨)
地方分権が叫ばれて久しいが、日本では権限が地方に下りてきているが、地方が使いこなせていないのが地方自治体の現状だ。といきなり手厳しいお話から始まった。
小選挙区制をどう使いこなすか・・特に野党が→選挙を4回やって4回とも政権が変わらない。これは、世界でもまれだ。自民・公明対野党すべて野党が勝っている。
イタリア→右も左も10いくつの政党があり、4回やって4回とも政権が交代した。
ここ10年制度が変わっているのに使う方が使いこなせていない。制度が変わっても政党がちゃんと動かないと変わらない。
と、最初に民主党に対する叱咤激励をいただきお話が始まりました。
<行政経営の核心>
これからの地方自治→キーワード「行政経営」→マネージメント→以前は、行政管理→企業のマネージメント=経営
経営の手法を導入→ニューパブリックマネジメント(NPM)→公共部門の経営
・財政危機と地方分権の中で、自治体が自己責任で住民に責任が持てる経営を行なうことが必須となっている。
・「経営」の核心は、目標を明確に設定して、それを達成する為に可能な限り努力を行なうこと。
経営をどう理解するか→儲けること?実は企業の世界では黒字利益を上げるのは当然だが、利益は人間の血液のようなもの。血液の為に生きてているのではない。利益だけではないと言うこと・・。
・ハロルド・ジェニーン<3行の経営論(ユニクロの柳井氏が尊敬している)>
本を読む時は、初めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
そういう経営が、これからは政治・行政にも必要不可欠。
今まで総合計画は、行政にもあった。名前どおりであれば目標達成できるはずだが、→作り方をみればわかる。目標から決めていない。目標がないまま(施策-基本事業-事務事業のツリー)→目標が最後。経営の逆、これが行政の世界であった。→各課のやりたいことが先にある。→目標っぽく見えるが、何にもない。計画として機能していない。要求するもの取り合えず要求→全部やるつもりなし、可能性のあるもの全部入れる。→今までの行政のやり方。経営がなかった。だれがつくるか?5年~10年の計画→4年ごとに市長選挙がるのに5~10年?→実際、各課から上がってくる事業は、国がやれと言われ各省庁が県を通じて、市へ言ってきてるだけ。本人たちが考えているのではない。国がいいってきたことを淡々とやっている。→財政危機でそんなことは、通用しなくなった。
これからは住民の選択。何をするかは、地域住民の意思。
<戦略計画の成果目標をどのように設定するか>
住民が納得できる成果目標の設定方法は、二つ。
・首長選挙において掲げたマニフェスト(政権公約)
・政策マーケティング(住民ニーズ調査)による住民の重要生活課題の絞込み(生活課題マトリックス)
※4年間の政権の責任を住民から信託された首長の権限と責任でマニフェストを状況の変化等に応じてある程度変更したり、重要生活課題に補充したりすることは、正当性を持つ。
イギリスでは次のマニフェスト出す時、4年前のマニフェストをチェックして、次のマニフェストを出す。
マニフェストを配る→当選すると毎年毎年チェックする。これがプランドゥー→経営が始まる。行政に対して首長がこうやれと指示する。マニフェストが根拠となる。政治主導となる。行政、抵抗しようがない。今までは突然言われる。
マニフェストを作ってみると大変。目標設定。何を根拠、目標にするか・・・最初のマニフェストがひどいければひどいことになる。・・・思いつきマニフェストでは、市民たまったものでない。
そのために政策マーケティング(住民ニーズ調査)による住民の重要生活課題の絞込みを行なう。
<政策マーケティングの手順>
・グループインタビューによる生活課題の洗い出し
・キーワードをつける
・キーワードの属するさえ異化地課題を選択
・アンケート結果を元に「生活課題マトリックス」を作成
・実現度合いを数値で確認する為の街づくり指標を2~3個設定する
<成果目標に照らした事務事業の有効性の精査>
従来の事務事業評価は、なぜ空回りし、儀式化するのか
←事務事業の有効性の精査が甘い←有効性を精査する基準である成果目標が不明確←自治体全体としての戦略計画がない
と一気にお話しをされました。
このあと議員との意見交換、質疑を交えて2時間あまりの講演は終了しました。
このあと市役所に戻り、議事運営委員会に出席し、予算市会の日程などについて確認をしました。
その後、民主党神戸市会議員団総会が開催され、各種協議事項について皆で確認協議しました。
↓↓2007.9.27神戸市会本会議大井としひろ代表質問映像
大井としひろが矢田市長に代表質問しています映像です。(100分間)
インターネット映像が市会事務局から配信されましたのでご覧ください。
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朝食会では、名古屋大学大学院法学研究科教授、市民フォーラム21・NPOセンター代表理事の後房雄教授から「政治主導の行政経営と市民参加」と題して講演をお聞きしました。(以下要旨)
地方分権が叫ばれて久しいが、日本では権限が地方に下りてきているが、地方が使いこなせていないのが地方自治体の現状だ。といきなり手厳しいお話から始まった。
小選挙区制をどう使いこなすか・・特に野党が→選挙を4回やって4回とも政権が変わらない。これは、世界でもまれだ。自民・公明対野党すべて野党が勝っている。
イタリア→右も左も10いくつの政党があり、4回やって4回とも政権が交代した。
ここ10年制度が変わっているのに使う方が使いこなせていない。制度が変わっても政党がちゃんと動かないと変わらない。
と、最初に民主党に対する叱咤激励をいただきお話が始まりました。
<行政経営の核心>
これからの地方自治→キーワード「行政経営」→マネージメント→以前は、行政管理→企業のマネージメント=経営
経営の手法を導入→ニューパブリックマネジメント(NPM)→公共部門の経営
・財政危機と地方分権の中で、自治体が自己責任で住民に責任が持てる経営を行なうことが必須となっている。
・「経営」の核心は、目標を明確に設定して、それを達成する為に可能な限り努力を行なうこと。
経営をどう理解するか→儲けること?実は企業の世界では黒字利益を上げるのは当然だが、利益は人間の血液のようなもの。血液の為に生きてているのではない。利益だけではないと言うこと・・。
・ハロルド・ジェニーン<3行の経営論(ユニクロの柳井氏が尊敬している)>
本を読む時は、初めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
そういう経営が、これからは政治・行政にも必要不可欠。
今まで総合計画は、行政にもあった。名前どおりであれば目標達成できるはずだが、→作り方をみればわかる。目標から決めていない。目標がないまま(施策-基本事業-事務事業のツリー)→目標が最後。経営の逆、これが行政の世界であった。→各課のやりたいことが先にある。→目標っぽく見えるが、何にもない。計画として機能していない。要求するもの取り合えず要求→全部やるつもりなし、可能性のあるもの全部入れる。→今までの行政のやり方。経営がなかった。だれがつくるか?5年~10年の計画→4年ごとに市長選挙がるのに5~10年?→実際、各課から上がってくる事業は、国がやれと言われ各省庁が県を通じて、市へ言ってきてるだけ。本人たちが考えているのではない。国がいいってきたことを淡々とやっている。→財政危機でそんなことは、通用しなくなった。
これからは住民の選択。何をするかは、地域住民の意思。
<戦略計画の成果目標をどのように設定するか>
住民が納得できる成果目標の設定方法は、二つ。
・首長選挙において掲げたマニフェスト(政権公約)
・政策マーケティング(住民ニーズ調査)による住民の重要生活課題の絞込み(生活課題マトリックス)
※4年間の政権の責任を住民から信託された首長の権限と責任でマニフェストを状況の変化等に応じてある程度変更したり、重要生活課題に補充したりすることは、正当性を持つ。
イギリスでは次のマニフェスト出す時、4年前のマニフェストをチェックして、次のマニフェストを出す。
マニフェストを配る→当選すると毎年毎年チェックする。これがプランドゥー→経営が始まる。行政に対して首長がこうやれと指示する。マニフェストが根拠となる。政治主導となる。行政、抵抗しようがない。今までは突然言われる。
マニフェストを作ってみると大変。目標設定。何を根拠、目標にするか・・・最初のマニフェストがひどいければひどいことになる。・・・思いつきマニフェストでは、市民たまったものでない。
そのために政策マーケティング(住民ニーズ調査)による住民の重要生活課題の絞込みを行なう。
<政策マーケティングの手順>
・グループインタビューによる生活課題の洗い出し
・キーワードをつける
・キーワードの属するさえ異化地課題を選択
・アンケート結果を元に「生活課題マトリックス」を作成
・実現度合いを数値で確認する為の街づくり指標を2~3個設定する
<成果目標に照らした事務事業の有効性の精査>
従来の事務事業評価は、なぜ空回りし、儀式化するのか
←事務事業の有効性の精査が甘い←有効性を精査する基準である成果目標が不明確←自治体全体としての戦略計画がない
と一気にお話しをされました。
このあと議員との意見交換、質疑を交えて2時間あまりの講演は終了しました。
このあと市役所に戻り、議事運営委員会に出席し、予算市会の日程などについて確認をしました。
その後、民主党神戸市会議員団総会が開催され、各種協議事項について皆で確認協議しました。
↓↓2007.9.27神戸市会本会議大井としひろ代表質問映像
大井としひろが矢田市長に代表質問しています映像です。(100分間)
インターネット映像が市会事務局から配信されましたのでご覧ください。
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