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神戸市会 決算特別委員会:建設局へ代表質疑する。

2008年10月03日 11時08分47秒 | おーいブログ
写真上:建設局の決算委員会で、パネルを使って代表質疑する大井としひろ

おはようございます」。
いつも「おーいブログ」にアクセスしていただきましてありがとうございます。

今日の朝の街頭活動は、金曜日でいつものJR須磨駅での街頭活動です
今日は、衆議院選挙に向けて、須磨区の県会・市会議員団が一丸となって街頭活動を行ないました。


昨日の決算委員会、第二分科会:建設局関係について、私 大井としひろが、民主党を代表して、当局と1時間(65分間)あまりの質疑を行ないましたので、ご報告します。
以下、大井としひろ質問要旨。

《県民緑税について》
ではよろしくお願い致します。早速ですが、県民緑税について、お尋ねいたします。
 県民緑税については、兵庫県が平成18年度に5年間限定で、災害に強い森づくりや都市緑化を進めることを目的に創設されました。
県民緑税が導入された経緯は、平成16年に相次いだ台風で倒木などによる被害が大きかったため、森林保全や防災緑化の財源に充てることを狙いとして、個人県民税に年間800円上乗せし、法人も資本金に応じて、2千円から8万円を課税し、5年間で105億円の税収を兵庫県では見込んでおられます。

こうした中、19年度決算では、神戸市域の県民緑税の対象事業費が約1.5億円であるのに対して、神戸市民が納めていると思われる県民緑税の納税額が約5億円となっています。
神戸市に関していうと、納税額に対して、対象事業費が少なく、バランスを欠いていると感じざるを得ないわけであります。

兵庫県が補助対象の事業内容を決めており、補助対象事業となる神戸市域内の事業が少ないということかもしれませんが、美しいまち神戸の実現のためには、当制度をもっと積極的に活用できるようにし、地域の方々と協働でまちの緑化をさらに進めるとともに、市民の貴重な財産である六甲山の森林育成にも努めていく必要があると思います。

このため、県民緑税の対象事業の拡充の必要があると思うが、建設局としてはどのようにお考えかお伺いしたい。

 また、兵庫県の緑税の特色は、山間部だけでなく建物の屋上、駐車場の緑化など市街地の緑の再生も対象にされている。
今回の都賀川の事故では、ヒートアイランド現象などに起因するゲリラ豪雨が一因として挙げられているが、このことからも、神戸市としては、ヒートアイランド現象の緩和を行なうため、さらに緑化に取り組むべきであると考えられます。

神戸空港が出来たことにより、よく飛行機に乗って上空から神戸市街を見ると、緑も多いですが、学校園のグラウンドや公園などの茶色い部分もかなりあります。
学校園や公園などの芝生化や屋上緑化を進めるため、県民緑税を活用できるようにしていくべきと思うが、お考えをお伺いしたい。


(要望)
なお、高知県では全国に先駆けて「森林環境税」を導入して、08年度からさらに5年間継続されていると聞いている。
兵庫県は、新聞報道では白紙ということだが、検証委員会で結論を2010年までに出すことのようですが、現状のまま県民緑税の対象事業の拡充が行なわれないのであれば、2010年以降は、継続されるべきではなく、神戸市民税で半額の400円程度に抑えて、緑税をとって進めてもいいのではないか。
神戸市内の緑化がより一層進むような県民緑税の執行を要望しておきたいと存じます。


《名谷駅周辺の駐輪場の無料化について》
次に、駐輪場の開放についてお尋ねします。

放置自転車の解消に向けて、神戸市では、駐輪場に十分な収容能力があり、無料化による利用者の増加に対応できる駐輪場については、駐輪場を無料化し、放置自転車の解消に努めてこられました。

私の住む須磨区の市営地下鉄名谷駅周辺には、名谷東(765台)、名谷西(1046台)、名谷南(1768台)の3か所に分かれて、21ブロック、約3600台の収容台数を確保されていますが、利用率については、名谷東が45%、名谷西が、37%、名谷南が15%で、全体で27%となっています。

従来から、私ども会派から予算要望の際にこの名谷駅周辺の駐輪場の無料化について、再三、要望してきたところでありますが、昨年の5月から名谷南のL・Mブロックの178台を無料化されたところ、大変好評で、通勤・通学の利用者で超満杯状態になっています。

また、例えば、通勤方法として地下鉄とJRのどちらを使ってもよいと考えている市民の場合、市営地下鉄の駅の駐輪場を無料化することにより、市営地下鉄の利用や駅周辺店舗の利用につなげていくことができるのではないかと考えられる。実際に私のブログには、JRで通勤しようか悩んだが、名谷駅前駐輪場を無料化したことによって、市営地下鉄で通勤することにした。もっと無料化を進めてほしい。との要望が届いています。

このような放置自転車対策および市営地下鉄の利用を誘導するための施策として、たとえば名谷駅駐輪場のような十分なスペースの余裕がある場合には、無料化を進めていくべきと考えるが、当局の考えをお伺いしたい。

(要望)
大阪商人は昔から「損して得とれ」と一時的には損でも長い目で見れば後で大きな利益を得る、ということばを使いますが、神戸商人ももう少し頭を使って、がらがらのスペースを有効に使って、「損して得とれ」を実行された方がいいのではと思います。


《妙法寺川下流域を魚の住める多自然型の河川整備について》
妙法寺川の整備について、お尋ねします。

神戸市においては、東灘区の住吉川、灘区の都賀川、垂水区の福田川などは、護岸から降りて、水と触れ合える親水空間がたくさん存在しています。
これらの親水空間は、子供たちの遊び場であり、大人にとっても憩いの場となっています。 

また、川の管理上も、人が近づくことにより、清掃されるといったいい面もあります。
従来から私ども会派より、妙法寺川下流域を魚の住める多自然型の河川整備を図られたいと要望してきたところですが、平成20年度の予算で、妙法寺川の河川改修費1憶4100万円を計上し、河床を掘り下げることにより、断面を確保し、限られたスペースを可能な限り多自然型の河川に整備を進めていくと回答を頂いていますが、今回の都賀川の事故を受けて、今後どのように妙法寺川の親水整備を進めていこうとしているのか、市の整備方針をお伺いしたい。

(再質問)
昨年東京都を視察する機会があり、同僚の都議会議員から都庁の危機管理センターや神田川の増水対策を見せていただきました。
神田川の増水対策では、川の地下に大きなトンネルを掘って、一気に降った雨が神田川に押し寄せた際に地下のトンネルに閉じ込めて、永年悩まされてきた神田川の氾濫を食い止めることができたのを見てきました。

このような大規模な対策をするほどの予算は、計上できないでしょうが、たとえば、遊歩道の部分を暗渠にし、排水溝として活用して、大雨が降った際には、遊歩道が排水溝に展活用するような仕掛けづくりができないか。

妙法寺川を美しくする会の皆さんからも本年1月に親水整備についての提案も出されていますが、片側遊歩道案や階段の設置を提案されています。

私は、コンクリートで固めるのでなく、もっと自然石を使い、自然環境に近い形にし、魚の住む多自然型の小川にしてほしいと願っています。局長のご見解をお聞きします。


《奥須磨公園の整備について》
奥須磨公園の整備についてですが、奥須磨公園の小松池は、車の駐車も無料で、へらぶな釣りも無料で出来る市内でも貴重な場所となっています。

日本は世界でも類を見ない急速な高齢化の社会になりました。今後も多くの団塊の世代が退職することもあり、高齢者の余暇活動の場として、安価で一日楽しく過ごせるこのような釣り場の重要性はより高まってくるものと思われます。

 また、高齢者が自分で釣りを楽しむだけでなく、子供たちに釣りの仕方を教えるへらぶな釣り教室を開催することも有意義なことだと思う。
和歌山県の橋本市では、つりざおの名産地でもあることから「へらぶな釣り大学」というものを行政も参加して推進されています。

そこでは、全国から生徒を募集して、ヘラブナ釣りの楽しさを伝授されています。
この学校に小松池で釣りを楽しんでいる神戸ヘラブナ釣りクラブのメンバーも参加されたようで、出来れば子供たちに釣りの楽しさを伝えたいと願っておられます。
子供たちにとっては、釣りの楽しさを知る機会となるとともに、高齢者と子供たちのふれあいの場の創出ともなります。

 奥須磨公園では、先般、環境大臣賞をいただいた、「奥須磨公園にトンボを育てる会」や「ほたるの会」など子供たちを対象にした自然観察グループもたくさん活動しており、このような公園内で、授業ができるような場所として、屋根があり、机と椅子を備えた教室のような、普段は東屋として使えるようなスペースの整備を行い、神戸市として、公園内での地域活動の支援を行っていくべきと考えられるが、当局のご見解をお伺いします。

(要望)
小松池で釣りを楽しんでおられますヘラ釣り研究会のみなさんから釣り場の拡張の要望をされています。
現在の桟橋では手狭で、向かいの踊り場の部分の手すりを開放するか、1メートルほどセットバックさせてほしいと要望されています。
私は、現行の手すりの一部を残し、このようにすれば安全対策の面からもクリアされるのでないかと思います。本件、釣り場の増設を要望して置きます。


《王子動物園のジャイアントパンダについて》
5番目は、ジャイアントパンダについて、お伺いします。

2000年、王子動物園にジャイアントパンダ「コウコウ」と「タンタン」を中国から借り受けました。
借り受け契約期間は、2010年の3月末までの10年間で、年間1億円をパンダの研究支援費として、中国に支払っておられます。

パンダがやってきた2000年の入園者数は、前年比2倍の198万人が、王子動物園に訪れ、地元の灘区はパンダブームに沸いたと、しかし最近は、パンダストリートと言われた灘駅前通も空き店舗が、目立ちさみしくなってきているとお聞きします。

地域を盛り上げる起爆剤として、毎年人工授精を試みているパンダの第一子誕生が待ち遠しいわけでありますが、王子動物園のジャイアントパンダについては、今年の8月に出産したものの、死亡してしまうという結果に終わってしまいました。
昨年は死産だったことから考えると、一歩前進ではあったが、誕生を喜んでいた市民にとっては、非常に残念なことでした。

ついては、今回の原因及びそれを教訓に、来年に向けてどのような点に留意して取り組んでいくのか伺いたい。


(再質問)
和歌山県の白浜アドベンチャーワールドでは、2006年12月に双子のパンダ「アイヒン」と「メイヒン」が生まれ、また今年の9月13日にもまたもや双子の赤ちゃんを出産しています。神戸と和歌山、明暗くっきりと分かれました。

王子動物園では、中国からの借り受け期限も、2010年ということで、あまり時間も残されていない。というか、あと一年しかありません。チャンスは、あと一回です。あまりプレッシャーをかけてもせん無いことではありますが、もう一度、当局の意気込みをお聞きしておきたい。


《下水道事業の経営について》
最後は、下水道事業の経営について、お聞きします

 下水道事業の19年度決算では、31億を越える黒字を計上しており、経営状況としては一定の評価ができるわけですが、一方で20年度予算では収支均衡となっており、必ずしも安心していられる状況ではないと思われます。

18年度から経営計画をたてて運営されていますが、現状についてどのような評価をしているのか、また今後の経営見通しについて伺いたい。


当局の答弁等については、正確を期す必要から詳細については、後日議事録が配布されますので、おって詳しくご報告いたします。

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